日本ベネックスとKUO DUO共同開発のアルミ家具「HIKOU」が、韓国・国立現代美術館の40周年記念展を彩る

MMCA果川館40周年記念展を彩る「HIKOU」

「HIKOU」は、MMCA果川館の開館40周年記念企画『MMCA Gwacheon, 40th Anniversary: Imaginations in Light』の屋外会場家具として導入されました。この企画は、自然、建築、芸術が交差する果川館の特性を再解釈し、「光」を媒介として空間、作品、鑑賞者をつなぐ大規模なプロジェクトです。

国立現代美術館 果川館の建物とHIKOUの椅子

「HIKOU」は、アルミニウム素材が持つ軽さ、耐候性、構造の美しさを最大限に活かした家具シリーズです。屋外環境での使用を想定し、安定した設計がされています。そのミニマルな構造と軽やかなフォルムは、周囲の風景に自然に溶け込み、来館者が自由に腰掛けて休息したり、作品や自然を体験したりするための空間を提供します。

今回の導入にあたり、MMCA果川館の40周年記念のキーカラーに合わせた限定カラー仕様が特別に制作されました。これにより、自然光の移ろいと調和しながら、空間の一部として静かに存在感を放つ仕上がりとなっています。

白樺の木々とHIKOUの椅子

EETALは、板金加工技術とデザインの可能性を広げるプロジェクトとして、国内外のクリエイターとの協働を進めています。今回、「HIKOU」が韓国を代表する美術館の記念企画に採用されたことは、日本ベネックスのものづくりが国際的な文化・芸術の分野で評価される重要な機会となりました。今後も国内外での展示が予定されており、板金加工の新たな可能性を追求するプロジェクトが継続されます。

MMCA果川館40周年記念展のバナー

HIKOU Collectionについて

「HIKOU Collection」は、韓国・ソウルを拠点とするインダストリアルデザインスタジオ「KUO DUO」が、紙飛行機の軽やかな軌跡から着想を得てデザインしました。空気の流れを思わせる造形美と、アルミニウム素材ならではの耐久性・繊細さが融合した、KUO DUOのデザイン哲学を象徴する家具コレクションです。

  • デザイナー:KUO DUO

  • 製造・販売:株式会社日本ベネックス

  • 素材:アルミニウム板・パイプ、溶剤塗装

  • 原産国:日本

  • 製作年:2025年

  • 写真:MH Photography, KUO DUO

スタジオ撮影されたHIKOUの椅子

各プロジェクト・企業について

KUO DUO

KUO DUOは、弘益大学でインダストリアルデザインを学んだイ・ファチャンとメン・ユミンによって設立されたソウル拠点のインダストリアルデザインスタジオです。家具、空間、製品のデザイン開発を手がけ、素材の新しい使い方や製造技術への革新的なアプローチを通じて、機能的で長く愛用される製品の創出を目指しています。

KUO DUOのデザイナー

EETALプロジェクト

EETALは、精密板金加工技術を基盤とする株式会社日本ベネックスが2021年に立ち上げたコラボレーションプロジェクトです。これまでにプロダクトデザイナーやグラフィックデザイナーと協働し、多様な視点からものづくりの可能性を広げてきました。実験的なアプローチを取り入れながら工業製品の枠を超えた表現を模索し、板金とデザインの新たな可能性を探求しています。

株式会社日本ベネックス

株式会社日本ベネックスは、創業以来68年の精密板金加工の実績を持つ企業です。2012年からは再生可能エネルギー事業にも参入し、事業の新たな柱を確立しています。「いい仕事を、しつづける。」をパーパスに掲げ、社会に新たな価値を創造する事業を展開しています。

  • URL: https://www.japan-benex.co.jp/

  • 本社:長崎県諫早市津久葉町99番地48

  • 代表者:代表取締役社長 小林洋平

  • 設立:1957年

  • 従業員数:228名(グループ会社含む)

  • 事業内容:

    • 製造事業(精密板金加工技術をコア技術とした各種産業機器の設計・製造)

    • 環境エネルギー事業(再生可能エネルギー設備の設計・施工及び自社発電所の運営)