高岡の秋を彩る「市場街2026」が15周年記念開催!手仕事の魅力を巡る3日間

開催概要

「市場街2026」は、2012年に4つの有志イベントから始まり、15年を経て「工芸で街と人を繋ぐ場」へと成長しました。2022年には「グッドデザイン賞」を、2023年には全国各地の地域の活力を生み出すイベントを表彰する「ふるさとイベント大賞」で最高賞となる内閣総理大臣賞を受賞するなど、その取り組みは高く評価されています。

  • 開催期間: 2026年9月18日(金)〜9月20日(日)

  • 開催場所: 高岡市中心市街地(山町筋、御旅屋通り、金屋町、市内ものづくり工房を中心とする)

  • 実施内容: 15周年記念シンポジウム、クラフト&アート作品の展示・販売、オープンファクトリー、地元グルメの販売、伝統産業職人や作家によるものづくりワークショップ など

  • 公式サイト: https://ichibamachi.jp/

  • 公式インスタグラム: @ichibamachi

  • お問い合わせ窓口: 高岡クラフト市場街実行委員会(メール:ichibamachi@gmail.com)

15周年ならではの注目コンテンツ

旭川・台東・高岡・鯖江・安芸のオープンファクトリーが集結「市場街シンポジウム2026」

15周年を記念して、全国各地で魅力的なオープンファクトリーを展開するゲストスピーカーを招き、産地間の交流と対話を深めるシンポジウムが開催されます。北海道旭川の「Meet up Furniture Asahikawa」や東京都台東区の「モノマチ」、福井県鯖江のクリエイティブユニット「閃」、広島県安芸の「瀬戸内ファクトリービュー」など、多様な事例が紹介される予定です。

  • 日時: 9月18日(金)18:00〜

  • 会場: 御旅屋座(富山県高岡市御旅屋町89 1F)

市場街シンポジウムの様子

市場街の玄関口 マルシェ「ものの市」

歴史的な町並みが残る山町筋を舞台に、クラフト作品、ワークショップ、飲食など、様々な作家や店舗が集う総合マルシェ「ものの市」が開催されます。「千客万来〜各地の面白いが、高岡へ〜」をテーマに、全国各地から面白い取り組みをしているエリアやお店、作り手たちが高岡に集結します。

  • 日時: 9月19日(土)、20日(日) 10:30〜17:00

  • 会場: 山町筋歩行者天国ほか

ものの市で展示される陶器

山町筋の飲食店が3日間限定メニューを販売「味趣の乱(みしゅのらん)」

土蔵造りの美しい町並みが残る山町筋では、食のイベント「味趣の乱」が開催されます。今年は7店舗の飲食店が、市場街限定の特別なメニューを提供します。3店舗以上のメニューを購入・食事し、指定ハッシュタグを付けてSNSへ投稿すると、市場街限定特典がプレゼントされます。

  • 日時: 9月18日(金)〜20日(日)※営業日・営業時間は店舗により異なります。

  • 会場: 山町筋 各参加店舗

  • 詳細: https://ichibamachi.jp/2026/mishu26

味趣の乱で提供されるパフェ

高岡の工場を職人がご案内「オープンファクトリー」

高岡市内の工場や工房を巡り、銅器や漆器などの伝統産業が息づくものづくりの技術や魅力を体感できる「オープンファクトリー」が開催されます。個性豊かな職人のガイドとともに、普段は見ることのできない現場を見学し、ものづくりの技術を「見て、聞いて、学んで」楽しむことができます。特に9月18日(金)は、実際に稼働している現場を見学できる貴重な機会です。

  • 日時: 9月18日(金)〜20日(日)※工場・工房によって開催日が異なります

  • 会場: 高岡市内の各参加工場・工房

  • 詳細: https://ichibamachi.jp/2026/opf26

オープンファクトリーのツアーの様子

高岡ゆかりの若手作家たちによるグループ展「高岡で澄む」

高岡にゆかりのある若手作家たちのグループ展「高岡で澄む」が、土蔵造りのまち資料館など3つの個性的な会場で開催されます。作家それぞれの目線や感性から生まれた作品が、まちの空気や景色と調和し、訪れる人々を新たな発見へと誘います。

  • 日時: 9月18日(金)〜20日(日)10:30-17:00 ※最終日のみ16:00まで

  • 会場: 3会場(土蔵造りのまち資料館、紡〜tsumugu〜(1970西繊ビル1F)、Piilo)

高岡で澄む展示作品の一例

ぬいと巡れば、職人・町人に出逢える「ぬいあわせ」

市場街に関わる職人や町人たちが可愛い「ぬい(ぬいぐるみ)」になって登場する参加型企画「ぬいあわせ」。期間中、職人や町人をモデルにした「ぬい」を手に、市場街を巡る“ぬい旅”を楽しめます。スタンプラリーや“ぬいフォト”を通じて、ものづくりや地域を支える人たちとの新しい出会いを体験できます。

  • 日時: 9月18日(金)〜20日(日)

  • 会場: 山町ヴァレー(受付)

ぬいあわせのブースの様子

職人とディープなものづくり談義を楽しむ「職人BAR」

市場街の開催期間中だけ現れる特別な夜の社交場「職人BAR」。昼はものづくりに向き合う職人や町人が、夜には一日限定のバーテンダーとして登場し、こだわりのドリンクとともにものづくりの裏話や仕事への想いを語ります。来場者は職人たちとの会話を通じて、新しい発見や繋がりを見つけることができるでしょう。

  • 日時: 9月18日(金)、20日(日)※開催日は公式サイトで要確認

  • 会場: 御旅屋座、サカサカ

職人BARの賑わう様子

15年間の軌跡と未来

「市場街」は2012年の初開催以来、クラフト展への入場者数や売上を大きく伸ばし、毎年恒例のイベントへと成長しました。これまでに延べ25万人以上の関係人口を創出し、県外から高岡へ移住する作家も増加しています。空き家だった町家が工房やギャラリーとして再生されるなど、まちの活性化に貢献しています。

当初の展示販売中心の形態から、現在では企業向け工場ツアーなど、職人とクリエイターが直接対話して新製品が生まれる「ビジネスマッチングの場」としても機能しています。民間と若手を中心とした実行委員会運営により、15年間にわたり街に密着したユニークな仕組みづくりが続けられています。

実行委員長 國本耕太郎氏からのメッセージ

実行委員長の國本耕太郎氏は、15周年を迎えてすべてのコンテンツがパワーアップしていることに言及し、日本のものづくりの産地が集う記念シンポジウムや、過去最高の出店者数となる「ものの市」を特に見どころとして挙げています。平日開催の初日には、実際に稼働している工場を見学できる貴重な機会があることも強調されています。

市場街実行委員長 國本耕太郎氏

國本氏は、「市場街は、町と工場を舞台にした、単なる展示会や販売会ではない、ここでしかできないイベント。まちの空気や人、食、町並みなど、日常にあたり前にあるものすべてを感じてほしいです。特に職人やこのまちに住む人と、できるだけ会話をしてもらえると嬉しいです!」と来場者へのメッセージを寄せています。

「市場街」について

加賀藩主前田利長が築いた高岡城の城下町として、400年以上にわたり鋳物や漆器の技術を受け継いできた高岡市。この「市場街」は、地場産業や街の文化、人の魅力を伝え続け、関係人口を創出する総合イベントとして、2012年から産学官連携事業として運営されています。職人、商人、住民、学生が肩書きを越えてフラットに混ざり合う共創プラットフォームを目指し、高岡の技術を現代の課題を解決するための「クリエイティブな資源」として再定義し、街の人々が挑戦し続けられる土壌を耕し続けています。

ぜひこの秋は、高岡の「市場街2026」で、手仕事の温かさと人々の情熱に触れる特別な体験をしてみてはいかがでしょうか。