京都新聞デジタル、特集「700年の時空をつなぐ庭園巡り 苔寺からチームラボへ」を公開

京都新聞デジタル、伝統と先端アートが交差する特集を公開

株式会社京都新聞社は、ニュースサイト「京都新聞デジタル」にて、特集「700年の時空をつなぐ庭園巡り 苔寺からチームラボへ 小川勝章(次期十二代小川治兵衞)と烏賀陽百合」を2026年8月11日(火・祝)午前0時に公開いたしました。

この特集では、伝統的な日本庭園の奥深さと、先駆的なデジタルテクノロジーを駆使したアートがどのように響き合うのかを探求します。一見すると異なる分野でありながら、そこには意外な共通点や、秘められた美の世界が広がっていることでしょう。

鼎談の舞台:苔寺とチームラボ

本特集の舞台は、世界文化遺産である西芳寺(苔寺/京都市西京区松尾神ケ谷町56)の荘厳な庭園と、『チームラボ バイオヴォルテックス 京都 – 大成建設』(京都市南区東九条東岩本町21-5)です。庭園デザイナー/プロデューサーの烏賀陽百合さん、江戸時代から続く作庭の技を継承する御庭植治の小川勝章さん(次期十二代小川治兵衞)、そしてチームラボのコミュニケーションディレクターである工藤岳さんの三名が、庭の美しさを起点に、京都の知られざる美の世界に迫る全5回の鼎談連載を繰り広げます。テーマは「新たな視座で紐解く庭園 日本庭園とチームラボ京都」です。

苔寺で「あるがままの自然」に触れる

鼎談の旅はまず、通称「Moss Temple」として世界的に知られる西芳寺から始まりました。一行は写経で心を整えた後、緑豊かな苔むす庭園へと足を踏み入れます。雨の中、約120種もの苔が境内を覆う池泉回遊式庭園(下段の庭)を二巡し、さらに現存最古とされる枯山水庭園が残る上段の庭(通常非公開)を巡りながら、この唯一無二の庭園が持つ圧倒的な美の源について語り合いました。苔寺が体現する「あるがままの自然を受け入れる」という美の本質に、深く迫る時間となりました。

庭園での対談の様子

チームラボで「存在と認識」を問いかける

西芳寺での深い探求の後、一行は700年の時空を超え、最先端のアートの世界へと誘われます。『チームラボ バイオヴォルテックス 京都 – 大成建設』では、「存在の宇宙、認識の宇宙」をコンセプトとするミュージアムで、「質量も形もない彫刻」や「永遠の今の中で連続する生と死」、「太陽と雨の中の永遠の存在」といった作品を体験。庭とアートに深く通底する「自然の現象」「余白」「視座」といったテーマを巡り、活発な議論が交わされました。

青い照明と霧に包まれたアート空間

烏賀陽さんは「今日、出合ったお庭とチームラボ。“遊び”の部分に共通点が見えた気がします」と、そして小川さんは「京都にチームラボがある理由(わけ)を知りました」と語ります。一見、まったく異なる伝統と現代の空間が、この鼎談を通じて見事につながっていく様子が描かれています。

鮮やかな花々が投影されたデジタルアート

連載ラインアップ(全5回)

本特集は、以下の連載で構成されています。

  • 第1回 写経で心を整え、苔むす緑の空間へ

  • 第2回 ついに上段の庭、日本最古の枯山水庭園へ

  • 第3回 あるがままの自然を受け入れる、苔寺の美の本質

  • 第4回 「存在と認識」大切なエントランスから

  • 第5回 「太陽と雨の中の永遠の存在」へ

各回は特集ページよりお読みいただけます。

出演者プロフィール

  • 烏賀陽 百合(うがや ゆり):庭園デザイナー/プロデューサー。京都市出身。カナダのナイアガラ園芸学校で学び、国内外で庭園プロデュースを手掛けるほか、執筆活動も行っています。著書に『京都の庭とお菓子さんぽ』、『京都、美しい苔庭さんぽ』など。

  • 小川 勝章(おがわ かつあき):御庭植治 代表取締役/植治次期十二代。高校入学時より植治十一代小川治兵衞に師事し、作庭に専念。主な作庭は「北野天満宮・風月の庭」「実相院門跡・こころの庭」など多数。著書に『技と美の庭』。

  • 工藤 岳(くどう がく):チームラボ コミュニケーションディレクター。2009年末にチームラボに参画し、ソーシャルブランディングチームを立ち上げました。世界各地のチームラボアート展や大型常設展に携わっています。

鼎談の舞台詳細

洪隠山 西芳寺(苔寺)

世界文化遺産に登録されており、聖徳太子の別荘地であったと伝わります。奈良時代に行基菩薩が開山し、室町時代に夢窓国師が禅寺として再興しました。2031年には開山1300年を迎える歴史ある寺院です。境内には、現存最古とされる枯山水庭園(通常非公開)が上段に、そして「心」の字をかたどったといわれる池泉回遊式庭園が下段に広がります。約120種もの苔が境内全体を緑豊かに覆うことから、「苔寺(Moss Temple)」として親しまれています。

チームラボ バイオヴォルテックス 京都 – 大成建設

アートコレクティブ・チームラボによるミュージアムです。「存在の宇宙、認識の宇宙」をコンセプトに、存在とは何か、認識とは何かを問いかける多様な作品群を体験することができます。

公式サイト:https://www.teamlab.art/jp/e/kyoto/

掲載概要

  • 特集名:「700年の時空をつなぐ庭園巡り 苔寺からチームラボへ 小川勝章(次期十二代小川治兵衞)と烏賀陽百合」【特集PR】

  • 公開日:2026年8月11日(火・祝)

  • 掲載媒体:京都新聞デジタル(特集PR)

  • 特集URLhttps://www.kyoto-np.co.jp/list/feature/teamLabkyoto_oniwa

  • 構成:鼎談連載 全5回

  • 企画・制作:京都新聞COM