恋人が1人できるまでの平均期間は1.2年、半年〜1年利用でも6割超が「交際人数0人」
マッチングアプリで女性と出会い、1人と交際に至るまでにかかる期間の期待値(発生確率の重みをつけてならした加重平均)は、平均で14.3ヶ月(約1.2年)という結果が示されました。

利用期間別に交際人数を見ると、利用期間6ヶ月〜1年未満の層では、実に64.3%もの男性がその期間内に誰とも交際に至っていないことが明らかになっています。3ヶ月未満では38.9%、3〜6ヶ月未満では50%が「交際人数0人」と回答しており、アプリでの出会いが必ずしもすぐに交際へ繋がるとは限らない実態がうかがえます。
「会話スキルへの自信」が交際までの期間に最大1年の差を生む
今回の調査で特に顕著な差が見られたのが、「会話スキルの自己評価」です。会話スキルの自己評価が10段階中「高[7〜10]」の層は、平均7.6ヶ月・デート人数9.5人で交際に至っています。一方で、「低・中[1〜6]」の層では、利用期間が19.6ヶ月(1年半以上)・デート人数が14.1人となっており、両者の間には交際までに約12.0ヶ月もの期間差が生じていました。

会話スキルの自己評価が「低・中」の層ではデート人数が「高」の層よりも多いことから、出会いの機会は得られているものの、初回のデート以降の会話が弾まず、2回目や交際へと進展しないまま異なる相手とのデートを繰り返している可能性が考えられます。関係構築力が婚活の重要な分かれ道となっていることが示唆されます。
結婚を目的とするなら、結婚相談所では約9ヶ月で成婚に至るデータも
異性へのアプローチからデートのセッティングまでを自身で行うマッチングアプリでは、「会話スキルへの自信」の有無が重要であり、これが不足している場合、活動が長期化しやすい傾向が見られます。

これに対し、初めから結婚を目的とした結婚相談所では、タイムパフォーマンスが大きく異なります。IBJ「成婚白書(2025年度版)」によると、結婚相談所を利用して成婚(婚約)退会した人の在籍日数の中央値は276日(約9ヶ月)、交際日数の中央値は125日(約4ヶ月)です。
マッチングアプリでは「恋人」ができるまでに平均14.3ヶ月かかるのに対し、結婚相談所では「婚約者」ができるまで約9ヶ月(交際開始までは約5ヶ月)と、結婚を目指す場合のタイムパフォーマンスには大きな違いがあることが分かりました。
恋愛心理学者・山崎敬太氏のコメント
恋愛心理学者であり、ナレソメ予備校で1,000件以上のカウンセリングを行ってきた山崎敬太氏は、今回の調査結果について次のようにコメントしています。
「マッチングアプリでの婚活は、嘘をつくユーザーもいるため『見極め力』が必要です。また、相手の結婚意欲にもばらつきがあるため、マッチングしても結婚できるかどうかが未知数であり、個人の見極めスキルへの依存度が非常に高い仕組みです。こうしたリスクを事前に排除できる環境での婚活こそが、結婚という目的においては最もタイムパフォーマンスが良いと言えるでしょう。結婚という明確なゴールがある方にとっては、すべてを自力で乗り越えるフィールドを選ぶか、成婚という目的に最適化された仕組みの中で伴走を受けながら進むフィールドを選ぶかによって、かかる時間は大きく変わってきます。自分の強みと課題を客観的に把握し、目標から逆算して活動の場を選ぶことが、婚活を成功に導く鍵になるはずです。」
さらに詳しい情報は、以下の記事でご覧いただけます。
恋愛心理学者・山崎 敬太氏プロフィール
筑波大学心理学類卒。日本パーソナリティ心理学会所属。研究テーマは「遠距離恋愛の関係継続」。延べ1,000名以上のカウンセリング経験を持ち、恋愛と結婚のリアルを科学的かつ温かく伝えています。
調査概要
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調査方法: インターネットによるアンケート調査
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調査期間: 2026年5月18日(月)〜5月31日(日)
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調査対象: 20歳以上の男性
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回収サンプル数: 144名
ナレソメ予備校について
ナレソメ予備校は、「恋愛・結婚を通してQOLを上げる」ことをコンセプトに、感情的価値と合理的判断を両立させる「ロジカル×ラブ」の考え方を軸としています。成婚率82.4%(2025年7月〜2026年6月における全退会者のうち成婚退会者の割合)を達成し、50年続く長期的に幸せな結婚の実現を目指しています。
