結婚後に「もっと話し合っておけばよかった」1位は「お金の使い方・貯金」、2位は「子ども」。ナコード総研が婚活と幸せな結婚生活に関する実態調査の最終回を発表

調査結果の概要

本調査の主な知見は以下の通りです。

  • 結婚後に「もっと話し合っておけばよかった」と後悔するテーマの第1位は「お金の使い方・貯金」(29.6%)、第2位は「子どもについての考え」(28.1%)でした。

  • 現在の結婚生活に幸せを感じている人は、調査で設定された9つのテーマすべてにおいて、交際中に6割以上が話し合いをしていたことが明らかになりました。一方、幸せを感じていない人では、いずれのテーマも話し合い率が5割を下回っています。

  • 交際中に話し合いができた人の方が、現在の価値観合致率が高いことが9テーマすべてで確認されました。特に「お金の使い方・貯金」では、話し合いの有無による価値観合致率の差が最も大きく、+37.3ポイントでした。

  • 交際中に意見の相違や違和感を言葉にして伝えていた人の幸福実感率は9割を超えましたが、「見ないようにしていた」人の幸福実感率は56.6%でした。

幸せな結婚生活と「話しにくいテーマ」

現在の結婚生活に幸せを感じている人々は、一般的に「話しにくい」とされるテーマについても、交際中に積極的に話し合いを行っていたことが分かりました。幸せを感じている人では、9つのテーマすべてで6割以上が交際中に話し合えていたのに対し、幸せを感じていない人では、すべてのテーマで5割を下回る結果となりました。

幸せな結婚生活を送る人は、「話しにくいテーマ」も話せていた

特に話し合い率の差が顕著だったのは、「お金の使い方・貯金」(+40.9ポイント)と「お互いの気持ちや愛情の伝え方」(+39.4ポイント)です。

結婚後に振り返って「もっと話し合っておけばよかった」と後悔するテーマでは、「お金の使い方・貯金」が29.6%で1位、「子どもについての考え」が28.1%で2位となりました。これらのテーマは、交際中の話し合い率が比較的低い傾向にあり、結婚後の後悔につながりやすい可能性が示唆されます。

交際中に「もっと話し合っておけばよかった」と思うテーマ

交際中の対話が価値観の一致と幸福感を育む

調査によると、9つのすり合わせテーマすべてにおいて、交際中に話し合いができた人の方が、現在の価値観合致率が高いことが確認されました。話し合いの有無による価値観合致率の差は、+22.4ポイントから+37.3ポイントに及びます。

最も大きな差が見られたのは、後悔ランキングでも1位だった「お金の使い方・貯金」で、話し合えた人の価値観合致率は87.5%に対し、話し合えなかった人では50.2%でした。

テーマ別: 交際中に「話し合えた」人ほど、現在の価値観も合っていた

また、交際中に意見の相違や違和感があった際、それを「自分の中で整理したうえで相手に伝えていた」人(92.6%)や「言葉にして相手と話し合っていた」人(92.2%)は、現在の幸福実感率が9割を超えていました。一方で、「相手にはあまり伝えなかった」人の幸福実感率は68.9%、「見ないようにしていた」人では56.6%と低い傾向にありました。このことから、伝え方の形式にかかわらず、違和感に言葉で向き合うことが、現在の幸福感と関連している可能性がうかがえます。

交際中の「違和感への対処」別に見た現在の幸福実感率

結婚後の後悔の上位テーマと、話し合いによる価値観合致率の差が大きいテーマは、「お金の使い方・貯金」「子どもについての考え」「困ったときの支え合い方、意見が違ったときの向き合い方」に集中しており、これらが交際中に優先して話し合うべき重要なテーマであることの示唆が得られました。

総括と今後の婚活支援

本調査の第3部では、結婚後の後悔と交際中の話し合いの深い関連性が明らかになりました。幸せな結婚生活を送るためには、「お金」や「子ども」といった「話しにくいテーマ」であっても、交際中にしっかりと向き合い、話し合うことが重要であると考えられます。

「婚活と幸せな結婚生活に関する実態調査 2026」のVol.2シリーズ全体を通して、結婚生活の幸福実感は個人の属性に左右されにくいこと、結婚前の自己理解が幸福と密接に関わること、そして交際中の対話の量と質が現在の幸福や価値観の合致に影響することが確認されました。現在の配偶者との結婚を「選んでよかった」と感じる人が81.8%に上るという結果は、多くの人々が幸せな結婚生活を送っていることを示しています。

ナコード総研は、これからの婚活において、単にお相手を探す仕組みだけでなく、個人の価値観を明確にし、それを相手とすり合わせていくプロセスへの支援が不可欠であると考えています。

本調査結果の詳細は、ナコード総研noteレポート(Vol.2 第3部)にて公開されています。
調査詳細レポート

調査概要

  • 調査名: 婚活と幸せな結婚生活に関する実態調査 2026

  • 調査主体: ナコード総研(運営:株式会社いろもの/代表取締役:山田陵)

  • 調査方法: インターネットによるアンケート調査

  • 調査期間: 2026年6月10日

  • 調査対象: 全国の婚活経験のある既婚者800名/20~49歳男女(男性:362名/女性:438名)

出典

本調査結果を引用する際は、以下の出典を明記してください。
「婚活と幸せな結婚生活に関する実態調査 2026(ナコード総研調べ)」
調査レポートURL:https://note.com/nacodo_souken/n/n05488fded3d2?app_launch=false

ナコード総研について

ナコード総研は、株式会社いろもの(代表取締役:山田陵)が運営する調査研究機関です。
ナコード総研URL:https://note.com/nacodo_souken

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