横浜市民ギャラリーあざみ野「あざみ野コンテンポラリーvol.17」開催!古墳資料から現代アートまで「場所」と「わたし」の関係を多角的に探る

展覧会の見どころ

本展の見どころは多岐にわたります。

  • あざみ野での上映に合わせてアップデートされた映像作品や、土地のリサーチから生まれた新作の大型インスタレーション、都市を歩きながら描かれた新作絵画など、約100点に及ぶ力作が展示されます。

  • 映像、インスタレーション、絵画、写真といった多彩な表現形式を通じて、様々な土地や都市の息づかいを感じ取ることができるでしょう。

  • 横浜市民ギャラリーあざみ野が立つ場所に、かつて6世紀後半の有力者たちのお墓である赤田古墳群が存在した歴史にも触れます。展覧会の導入部では、その発掘調査資料が紹介され、都市が土地の歴史をどのように重ねてきたのかを知る貴重な機会となります。

スケートボードをする人物

現代アートインスタレーションの展示風景

出品作家紹介

本展には、以下の7組のアーティストが参加し、それぞれの視点から「場所」と「わたし」の関係を探ります。

  • 石﨑朝子(Ishizaki Asako)
    1996年栃木県生まれ。彫刻、映像、写真を用いて、都市に潜む別の見方を立ち上げる作品を発表しています。
    石﨑朝子の作品イメージ

  • 川(Kawa)
    2016年に荒川晋作と関川徳之の2人のフォトグラファーが始めたプロジェクト。スケートボードとカメラを携え、都市の「スポット」を巡る活動を展開しています。
    川の作品イメージ

  • 谷山恭子(Taniyama Kyoco)
    1972年愛知県生まれ、ベルリン在住。土地に根ざした記憶や素材への関心から、人と場所の関係性、そして見えないつながりを探るインスタレーションを制作しています。
    谷山恭子の作品イメージ

  • トランスフィールドスタジオ(Transfield Studio)
    2018年に山川陸と武田侑子により結成されたユニット。「どうすれば集まった我々は共にいられるのか」という問いを軸に、ツアー型作品や写真、映像などを用いて活動しています。
    トランスフィールドスタジオの作品イメージ

  • 中島晴矢(Nakajima Haruya)
    1989年神奈川県生まれ。現代美術、文筆、ラップといった領域横断的な活動を通じて、アクチュアルかつ批評的な表現をミクストメディアで実践しています。
    中島晴矢の作品イメージ

  • 松田修(Matsuda Osamu)
    1979年兵庫県生まれ。映像や立体、ドローイングなど多様なメディアで、社会に潜む問題や普遍的なテーマに取り組んでいます。
    松田修の作品イメージ

  • 山口幸士(Yamaguchi Koji)
    1982年神奈川県川崎市生まれ。スケートボードで街を滑る視点を軸に、日常の風景から自身の感情や時間の流れ、歴史が透けるような絵画表現を試みています。
    山口幸士の作品イメージ

特別紹介

赤田2号墳資料

アートフォーラムあざみ野の近隣で発掘された赤田2号墳の資料が展示されます。都市開発によって遺構は失われたものの、その発掘資料を通して、都市が土地の歴史を上書きしながら形成されてきた過程を紹介します。

とことこ調査団

山内小学校の5年生が、あざみ野のまちを歩いて気づいたことや見つけた風景を写真に収め、タイトルをつけたプロジェクトです。授業の様子や子どもたちが撮影した写真、それをまとめたZINEが紹介され、この地に暮らす子どもたちの視点から、日々更新されるまちの姿が照らされます。

小学校の授業風景

関連イベント

会期中には、展覧会をさらに深く楽しむための関連イベントも開催されます。

  • アーティストによるギャラリートーク
    出品作家が展示室を巡りながら、制作の背景や作品に込めた視点を語ります。リレートーク形式で、作家ごとの異なるまなざしをお楽しみください。

    • 日時:10月10日(土)(1部) 14:45~15:30(石﨑朝子、中島晴矢、山口幸士)、(2部) 15:45~16:45(川、谷山恭子、トランスフィールドスタジオ、松田修)

    • 会場:展示室1・2

    • 料金:無料(事前申込不要、要展覧会入場券)

  • 街を歩く、街を聴く―谷山恭子アーティストトーク
    ベルリン在住のアーティスト谷山恭子氏が、たまプラーザ周辺でのリサーチプロジェクトから都市と人の関係を考察するトークイベントです。

    • 日時:10月11日(日)14:00~15:00

    • 出演:谷山恭子

    • 会場:3階アトリエ

    • 料金:無料(要事前申込、要展覧会入場券)

  • 担当学芸員によるミニギャラリートーク
    本展を企画した学芸員が展示室を案内し、作品をより楽しむための鑑賞のヒントをお話しします。

    • 日時:10月24日(土)13:00~13:30、10月25日(日)11:00~11:30

    • 会場:展示室1・2(集合は展示室1受付前)

    • 料金:参加無料(事前申込不要、当日開館記念日のため入場も無料)

  • ニュータウン路上観察-アーティストとあざみ野をディグる-
    アーティストの中島晴矢氏、石﨑朝子氏とともに、あざみ野周辺を街歩きしながらニュータウンの再発見を試みます。団地や公園、古墳などを巡り、何気ない風景に潜む違和感を掘り起こしましょう。
    ニュータウン路上観察の様子

    • <街歩きコース>予定:横浜市民ギャラリーあざみ野 → 赤田2号墳 → かやのき公園 → あざみ野団地 → あざみ野駅

    • 日時:10月31日(土)13:30~16:30(荒天の場合は11月1日(日)に変更)

    • 出演:中島晴矢、石﨑朝子

    • 会場:3階アトリエ、あざみ野エリア

    • 料金:3,000円

    • 定員:12歳以上、10名(要事前申込、先着順)

企画展「あざみ野コンテンポラリーvol.17 ニュータウン、インターフェアレンス 都市とわたしたちの関係」概要

あざみ野コンテンポラリーvol.17 ポスター

  • 会期:2026年10月10日(土)~11月3日(火・祝)

  • 時間:11:00~18:00

  • 休館日:10月26日(月)

  • 会場:横浜市民ギャラリーあざみ野 展示室1・2

  • 入場料:一般500円(20歳未満および学生・65歳以上無料)

    • 10月24日(土)、25日(日)はアートフォーラムあざみ野21thアニバーサリーのため入場無料。

    • 各種障害者手帳をお持ちの方と介護者1名は無料(ミライロID可)。

    • 教育機関、福祉施設関係者の引率、下見は無料(要事前予約)。

  • 主催:横浜市民ギャラリーあざみ野(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)

  • 助成:一般財団法人地域創造

  • 協力:日本窯業史研究所、街のはなし実行委員会、無人島プロダクション、(公財)横浜市ふるさと歴史財団 埋蔵文化財センター、横浜市立山内小学校、横浜市歴史博物館

  • ウェブサイト:https://artazamino.jp/event/contemporary17