BUG Art Awardとは
BUG Art Awardは、制作活動年数10年以下のアーティストを対象としたアワードです。審査員からのフィードバック提供や、展示・設営に関する相談会の開催など、審査過程を通じてアーティストの成長を支援することを目指しています。新しい表現に挑戦し、アーティストとしてのキャリアを築きたいという意欲を持つ方々を応援しています。
本展では、ファイナリスト6名が話し合いを通じて展示位置を決定し、BUGの空間を活用した展示・設営シミュレーションを経て、最終的な展示プランが練り上げられます。
展覧会の見どころ
1. 応募総数441件から選出された6名のファイナリストによる展覧会
今回選出されたファイナリストたちの表現は、彫刻、映像、インスタレーション、ドローイング、パフォーマンスなど多岐にわたります。
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大塚珠生

彫刻家、パフォーマー。2001年生まれ、東京都在住。彫刻とダンスを軸に、「境界」をテーマとした作品を制作しています。幼少期からのクラシックバレエや民族舞踊の経験から、踊ることを身体の境界を拡張する行為と捉え、彫刻を人ではないモノと関わる媒体として認識しています。

タイトル:「Connected Bodies」
彫刻/映像/パフォーマンス
二人の人間が貝をモチーフにしたオブジェを身に纏い「彫刻になる」パフォーマンス作品です。彫刻家カミーユ・クローデルの作品に基づくポーズの引用・再演を通じて、生きた身体と死んだ彫刻を重ね、「作る/作られる」の境界を曖昧にすることを試みています。 -
齊藤美帆

2001年神奈川生まれ、東京都在住。2026年武蔵野美術大学彫刻学科修士課程修了。日常の中にあるようで思い出せないような立体物をユーモアを交えながら展開し、日々見てきたものの正体を再考することを試みています。

タイトル:「通気孔より」
彫刻
遺跡のように静かに置かれた、特定のメッセージを持たない彫刻作品です。明確な意味を持たせないことで、背景にある営みの気配に思いを馳せる余白を生み出し、立場や種別を超えて人々が共にいるための共有地を作り出すことを目指しています。 -
さとうくみ子

岐阜県生まれ、東京都在住。愛知県立芸術大学大学院美術研究科修士課程油画・版画領域修了。日常のささやかな引っかかりや高鳴りを制作の出発点とし、段ボールなど身の回りにある素材を使い、手で考え、遊びながら作品を制作しています。

タイトル:「『耳ほり』のおはなし」
ドローイング/映像/インスタレーション
自身が大好きな「耳ほり(耳かき)」の心地よさや妄想のワクワク感を起点としたインスタレーション。ドローイング、立体物、映像と複数のメディアを用いることで生じる小さなズレから、新たな物語が自由に動き出すことを表現しています。 -
鈴木一生

2004年富山県生まれ。武蔵野美術大学造形学部油絵学科油絵専攻在籍。「私たちはどこから来て、どこへ向かうのか」をテーマに、土地や風土のフィールドワークを通して表現活動を行います。民俗学的視点から、移り変わる民俗文化との関わり方を探求し、現代における民俗のあり方と私たちの存在を問い直す行為でもあります。

タイトル:「道具と使い方2026-抜里編-」
インスタレーション/映像/プロジェクト
用途を定めずに作った道具を地域住民に手渡し、使い方を考えてもらう参加型プロジェクトを展開。本展では静岡県島田市抜里を舞台に、風土や人々の記憶・語りと道具が結びつくことで、それが新たな意味を持ち始める瞬間を展示します。 -
竹内佐実

2001年東京生まれ。幼少期をトルコ・イスタンブールで過ごし、現在東京藝術大学美術学部彫刻科に在学中。「人」や「場」に関心を持ち、立体や写真、またその両方を用いて制作を行っています。

タイトル:「立つ人」
彫刻/写真/インスタレーション
幼い頃から見てきたムスリムの礼拝の立ち姿をもとに制作した彫刻と写真作品。一度海岸に置かれ風雨により表情を変えた鉄の彫刻たちが、会場内で聖地メッカの方角を向いて横一列に並びます。 -
Moche Le Cendrillon

愛知県生まれ。2026年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。セクシュアリティや身体、性愛の規範に関するメディアアート作品の制作と並行して、ドラァグ・パフォーマーとしても活動。アーティストコレクティブ「ケルベロス・セオリー」のメンバーでもあります。

タイトル:「輝く鱗の肌でもいい」
映像/パフォーマンス/インスタレーション
Aro/Ace(他者に性的/恋愛的に惹かれないセクシュアリティのスペクトラム)と装いのポリティクスをテーマにした映像インスタレーション。Aro/Aceの象徴とされる「ドラゴン」をモチーフに、ドラァグ・クイーンである作者が、人ならざるものへの共鳴とモンスターが持つ規範への抵抗のイメージをリップシンクで描きます。
2. 6名の個性が光る多彩な企画が盛り沢山
本展は、単なる作品展示や審査に留まらず、会期後のさらなる飛躍を見据えた6名の「挑戦の場」でもあります。会期中には、自身の言葉で作品を解説する展示ツアーのほか、自ら選んだゲストとのトークや作品に関連したワークショップを各々が企画・実施します。これらの実践経験は、アーティストとしての未来へつながる大切なステップとなるでしょう。この機会にしか見られないグループ展に、ぜひご注目ください。
3. 9/15(火)の公開最終審査でグランプリが決定
公開最終審査では、「①本展の展示作品」「②グランプリを受賞した際の個展プラン」「③その2点についてのプレゼンテーション」の3要素をもとに審査が行われ、審査員の議論を経てグランプリが決定します。透明性の高さを確保するため、最終審査はオンラインにて中継されます(視聴には予約が必要です)。
公開最終審査概要
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日時|2026年9月15日(火)15:00〜19:30(予定)
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審査員|内海潤也(石橋財団アーティゾン美術館学芸員)、沢山遼(美術批評家)、能勢陽子(東京オペラシティアートギャラリー シニアキュレーター)、百瀬文(美術家)、やんツー(美術家) ※五十音順・敬称略
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参加方法|オンライン配信のみ
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申込み|Peatixより要事前申込(参加無料)
イベント情報
ファイナリスト6名による展示ツアー+ミニトーク
会期初日の9月9日(水)には、ファイナリスト6名による展示ツアーとトークイベントが開催されます。ファイナリストによる作品説明のほか、BUG Art Awardへの応募きっかけや、普段の制作活動についてなど、様々なテーマから6名を知る機会となります。
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日時|2026年9月9日(水)19:00〜20:30
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参加方法|会場参加のみ
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申込み|Peatixより要事前申込(参加無料)
その他にも様々なイベントが企画されており、詳細はウェブサイトのイベントページやSNSで随時お知らせされます。
BUG Cafeコラボメニュー

会期中、併設のBUG CafeにてBUGの3周年を祝う限定コラボレーションメニュー「ポークプレスサンド」が提供されます。バターでカリカリに焼き上げたバケットに、ジューシーなローストポークとスパイス風味のボロニアソーセージを挟み込み、ディルをアクセントに香りも楽しめるサンドに仕上げられています。単品900円、ランチセット1,150円(税込)です。
最新情報はInstagram @bug__cafeにてお知らせされます。
展覧会概要

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<タイトル>第4回BUG Art Award ファイナリスト展
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<ファイナリスト>(五十音順)大塚珠生、齊藤美帆、さとうくみ子、鈴木一生、竹内佐実、Moche Le Cendrillon
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<会期> 2026年9月9日(水) – 2026年10月4日(日)
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11:00〜19:00
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火曜休館 ※ただし、9月22日(火)は開館します。
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入場無料
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<主催> BUG
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<会場> BUG
交通アクセス
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JR東京駅八重洲南口直結
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東京メトロ京橋駅8番出口から徒歩5分
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東京メトロ銀座一丁目駅1番出口から徒歩7分
施設情報
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BUGはオフィスビル1階にあり、入り口から段差なくアクセスできます。カフェの奥に広がる空間がBUGです。
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授乳室は設置されておりません。
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多目的トイレはビル内の同フロアに1つあります(おむつ交換台、ベビーチェア、オストメイト設置)。
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トイレは地下1階(八重洲地下街)に複数あります。エレベーターまたはエスカレーターが利用できます。
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BUGには専用駐車場はありません。来館の際は公共交通機関をご利用ください。
BUGでは、様々な事情を持つ方々をお迎えできるよう、スタッフが可能な範囲でサポートや情報提供に努めています。
