本プロジェクトの主な特徴
このプロジェクトは、地域に新たな産業を根付かせるための具体的な戦略を持っています。
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デジタルクリエイターの育成と企業の集積を通じて、新たな産業そのものを地域に実装する戦略が掲げられています。
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熊本県立天草工業高校でのCG教育をはじめ、実効性の高い「産官学連携」による人材育成が進められています。
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8社のコンテンツ関連企業が市内へ進出しており、テクノロジーを活用して若者が地方にいながらにして経済的に自立できる「持続可能な経済圏の構築」が推進されています。
背景とこれまでの取り組み
ORENDA WORLDは2023年2月の天草市への企業進出を契機に、同年7月には天草市と共同で「デジタルアート天草」を設立しました。代表取締役の澁谷陽史氏が代表理事を務める同法人は、若者の流出という地域課題に対し、ゲーム、アニメ、映像などのデジタルコンテンツ産業を「地場産業化」することを目指しています。
これまでに、天草工業高校で現役クリエイターによる技術指導が行われたり、島全体を「制作に集中できるスタジオ」としてブランド化するクリエイター誘致施策が展開されたりしています。これらの活動は、文部科学省による専門高校の産学連携事例を紹介する動画教材にも取り上げられ、全国的な注目を集めています。
ORENDA WORLD 代表取締役 澁谷 陽史氏のコメント
株式会社ORENDA WORLDの代表取締役であり、デジタルアート天草の代表理事でもある澁谷陽史氏は、今回の選定について次のように述べています。
「この度の内閣府による選定は、天草市と共に進めてきた『地方をコンテンツの産地にする』という挑戦が、国策の重要拠点として認められた結果だと確信しています。特定の作品に頼るのではなく、技術を学び、作品を生み出し、雇用が生まれる『自律した産業構造』を実装すること。それがORENDA WORLDが掲げるAI×地方創生の真髄です。天草の豊かな自然環境と最新テクノロジーを融合させ、クリエイターが活躍できる新たな地方の形を世界へ発信してまいります。」
今後の展望
今回の選定を機に、内閣府や関係省庁との連携を一層強化し、2033年に向けた「デジタルアートの島」のブランド確立を加速させる予定です。地域資産のデジタル化や制作環境のさらなる整備を通じ、国内外のクリエイターが集い、天草から世界へ向けたデジタルコンテンツが継続的に生まれるエコシステムが構築されるでしょう。
関連情報
一般社団法人デジタルアート天草
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設立:2023年7月10日
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所在地:〒863-0023 天草市中央新町3番17号
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社員:株式会社ORENDA WORLD、天草市
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役員:
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代表理事 澁谷陽史(株式会社ORENDA WORLD 代表取締役)
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理事 馬場昭治(天草市長)
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監事 大田弘典(天草信用金庫 理事本店長)
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業務内容:デジタルアート人材育成、企業誘致、クリエイター誘致、CG・デザイン制作受託など
株式会社ORENDA WORLD
「デザインとテクノロジーを用いて、人々に感動と心揺さぶる体験を届ける」をビジョンに掲げ、ゲーム開発における技術を活かして社会課題を解決するソリューションを提供しています。コンピューターグラフィックス・映像分野とコラボレーションさせた、デジタルヒューマン・メタバースコンテンツへの音声合成技術の活用にも積極的に取り組んでいます。
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会社名:株式会社ORENDA WORLD(ORENDA WORLD Inc.)
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設立:2015年7月15日
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所在地:〒107-0061 東京都港区北青山一丁目3番6号 SIビル青山
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代表者:代表取締役 澁谷 陽史
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事業内容:AIソリューション事業、デザイン開発事業、地方創生事業
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天草スタジオ:熊本県天草市本渡町広瀬956-13
