エイジズム調査の背景
日本は世界有数の長寿社会ですが、「もう歳だから」「年相応に」といった言葉や価値観が、無意識のうちに人々の挑戦や選択肢を狭めている可能性があります。AgeWellJapanは、この見えにくい制約である「エイジズム」の実態を可視化し、年齢にとらわれず自分らしく生きる人々の姿を伝えるため、今回の調査とドキュメンタリー動画の公開に至りました。
調査概要
今回の調査は、関東在住の60歳以上の男女554名を対象とした一般層調査と、AgeWellJapanのサービス利用者55名を対象とした参考調査の2種類で行われました。
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一般層調査
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調査期間:2026年6月2日〜6月7日
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調査対象:関東在住(埼玉・千葉・東京・神奈川)の60歳以上の男女
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有効回答数:554名
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自社サービス利用者調査
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調査期間:2026年6月5日〜6月30日
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調査対象:AgeWellJapanのサービス利用者(60歳以上)
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有効回答数:55名
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※本調査は統計的な代表性を示すものではありません。
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調査結果の主なポイント
約7割が年齢を理由に挑戦をためらう・諦めた経験あり
一般層の67.0%が、年齢を理由にやりたいことへの挑戦をためらったり諦めたりした経験があると回答しました。このうち、「明確に諦めた経験」は一般層で20.6%でしたが、自社サービス利用者では9.1%と約半数にとどまる結果となりました。

ためらいが生じた場面としては、「学び・趣味」が最も多く、次いで「仕事・社会参加」「人付き合い」と続きます。

「無理しないで」という言葉への複雑な思い
周囲からの「無理しないで」「ゆっくりして」という言葉に対し、一般層の39.9%、自社サービス利用者の32.7%が複雑な気持ちになった経験があると回答しました。善意の言葉であっても、本人の意欲との間にギャップが生じることがうかがえます。
年齢を重ねることへの意識と自己肯定感
年齢を重ねることをポジティブに捉えている人は、一般層で36.3%にとどまりましたが、自社サービス利用者では63.6%と、一般層を大きく上回る結果となりました。

また、「年齢を重ねた今のほうが、若い頃より自分らしく生きていると感じる」という言葉に「共感する」と回答した割合は、一般層で15.2%だったのに対し、自社サービス利用者では52.7%と、約3.5倍の水準となりました。

一歩踏み出す支えとなるものと世代を超えた関係性
年齢を気にせず一歩踏み出すために役立つものとして、一般層では「自分の経験や知恵が誰かの役に立っているという実感」が最多でした。一方、自社サービス利用者では「年齢に関わらず対等に接してくれる若い世代の存在」が54.5%と最も多く、世代を超えた関係性が重要な支えとなっていることが示唆されました。

家族以外に10歳以上年の離れた友人・知人が「複数人いる」と回答した割合は、一般層で30.0%だったのに対し、自社サービス利用者では63.6%と、2倍以上の差が見られました。

サービス利用者の年齢への意識変化
「もっとメイト/モットバ!」のサービス利用者への参考調査では、81.8%が年齢への意識に前向きな変化を実感していると回答しました。年齢によるためらいは誰もが抱える一方で、サービス利用者の多くが年齢を前向きに捉えられていることがうかがえます。

詳細な調査結果は以下のリンクからご覧いただけます。
https://agewelljapan.co.jp/%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%82%B8%E3%82%BA%E3%83%A0%E5%AE%9F%E6%85%8B%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E3%80%80%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E7%B5%93%E6%9E%9C%E8%A9%B3%E7%B4%B0/
ドキュメンタリー動画「Age-Well Stories『私を生きる』」公開
調査結果で見えた年齢による見えない制約を、数字だけでなく一人の生き方を通して伝えるため、ドキュメンタリー動画「Age-Well Stories『私を生きる』」が公開されました。
主人公は、コミュニティスペース「モットバ!」に通う70代のまりこさん。年齢の枠にとらわれず、日々の暮らしの中で新たな挑戦や発見を重ね、自分らしく生きる姿が描かれています。この作品は、一人の人生を通して「年齢とは何か」「Age-Wellとは何か」を問いかける内容です。

Age-Wellとは
Age-Wellは、年齢を重ねることを前向きに捉え、心の豊かさを大切にしながら挑戦し続ける生き方を指します。これは外的な状態ではなく、内面的な感情や思考、そこから生まれる行動に焦点を当てたものです。「自己認識・挑戦・発見」の3つがAge-Wellな行動を生み出す要素とされ、これらを循環させていく「Age-Well Map」で示されています。
AgeWellJapanの取り組み
AgeWellJapanは、「周囲の目」や「挑戦への諦め」といったエイジズムに対し、「多世代共創」がその壁を突破する鍵になると考えています。これまで、孫世代のパートナーとともに外出や新しい体験を楽しむ世代間交流サービス「もっとメイト」や、多世代が日常的に集い、関係性を育むコミュニティスペース「モットバ!」を展開し、年齢に縛られない新しいつながりを生み出してきました。

株式会社AgeWellJapan 代表取締役社長の赤木円香氏は、「年齢を理由にためらう経験は誰にでも起こりうる一方で、その先で挑戦し続けられるかどうかを分けているのは、年齢に関係なく対等に接してくれる存在があるかどうかだ」と述べています。そして、こうした関係性は多世代が共に関わり合う場があってこそ育まれるものだと考えているとのことです。

Age-Well Conference 2026開催決定
多世代共創の実践や知見をより多くの方と共有する場として、2026年10月5日(月)に「Age-Well Conference 2026」が開催されます。テーマは「貢献寿命を延ばす」です。

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日時:2026年10月5日(月) 13:00〜19:00(予定)
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会場:東京ミッドタウン八重洲カンファレンス(4階)
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参加費:無料(事前登録制・人数上限に達し次第締め切り)
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対象:シニア市場に関心のある企業、新規事業担当者、経営企画、人事、自治体関係者、メディア関係者
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主催:Age-Well Design Lab(株式会社AgeWellJapan)
詳細およびお申し込みはこちらから。
コミュニティスペース「モットバ!」について
横浜・二俣川駅直結のコミュニティスペース「モットバ!」は、10代から90代までの幅広い世代が集い、交流する拠点です。Age-Wellをテーマに、世代を超えたコミュニケーションの場を提供し、全世代の「もっと」を創出しています。店内は交流スペース・作業スペース・集中スペースの3区間に分かれ、リモートワーク、勉強、スマホ教室、カフェ、ワークショップなど、様々な目的に利用できます。

株式会社AgeWellJapanについて
AgeWellJapanは、「ポジティブに歳を重ねる生き方(Age-Well)」を軸に、誰もが100歳まで生きたいと思える社会を目指しています。若者・地域・企業・大学など多様な立場が関わる「多世代共創」を通じて、Age-Wellが育まれる社会の実現を進めています。「もっとメイト」「モットバ!」のほか、「Age-Well Festival」や「Age-Well Design Lab」などを展開しています。
