北ノ俣岳登山道の「ドロドロ区間」解消へ、ボランティア募集
岐阜県飛騨市と、同市神岡町の登山環境保全に取り組む「やまのむらトレイルネット」は、北ノ俣岳(標高2,662メートル)へのメインルートである飛越新道の泥濘(どろどろ)区間を修繕するため、一般ボランティアと協働で簡易木道を設置する「北ノ俣岳登山道修繕プロジェクト」の第二弾を9月に開催します。

全国からの応援が泥濘化した登山道の整備へ
北ノ俣岳から飛騨市最高点となる黒部五郎岳(標高2,840メートル)へと続く美しい稜線。そのメインルートである「飛越新道」の寺地山周辺には、長年にわたり登山者の歩行を困難にしてきた「ドロドロ区間」が存在します。
この泥濘区間は複数箇所にわたり、合計136メートルにも及びます。歩行の阻害や危険性だけでなく、登山者が泥濘を避けるために道脇を踏み荒らしてしまうことによる周辺の貴重な植生への悪影響も課題となっていました。
この状況を改善しようと「やまのむらトレイルネット」が立ち上がり、今年実施したクラウドファンディングでは目標額300万円を達成し、全国のトレイル愛好家から350万円を超える多大な支援が集まりました。
クラウドファンディングの詳細はこちらをご覧ください。
作業は二段階で実施、今回が集大成
8月29日に実施される第一弾プロジェクトでは、ボランティアの協力により、簡易木道用の資材(角材・固定金具)が作業箇所まで運び上げられました。
今回の第二弾は、運び上げた資材(幅9cm×高さ6cm×長さ1mの角材)を枕木の上に固定し、参加者の手で実際に簡易木道を組み立て、配置していく整備の集大成となる作業です。
誰もが避けて通っていた泥濘区間を、快適なトレイルへと再生させる瞬間に立ち会うことができるでしょう。

ボランティア募集概要

開催日時(1泊2日・全2回):北ノ俣避難小屋(泊)
-
第1回: 9月2日(水)~ 3日(木)
-
第2回: 9月5日(土)~ 6日(日)
場所
北ノ俣岳登山道(飛越新道)
-
北ノ俣登山口(飛越トンネル)~寺地山区間
-
北ノ俣避難小屋周辺
集合
登山口駐車場
定員
各回5名(事前申込制・先着順)
参加費
3,000円(1日目の昼食・夕食費、保険料含む)
持ち物
一般的な夏山登山装備、作業用手袋(軍手)、2日目の食料・水分
申込方法
専用フォームよりお申し込みください。
申込期限: 8月29日(土)12:00
備考
2日目は終日自由解散となります。そのまま北ノ俣岳の稜線や黒部五郎岳を目指すなど、ご自身のペースで登山を楽しむことができます。
スケジュール
| 時間 | 内容 | 場所・備考 |
|---|---|---|
| 5:50~6:00 | 受付・参加費集金 | 登山口駐車場 |
| 6:00~13:00 | 作業をしながら避難小屋へ | |
| 13:00~14:00 | ランチ | 北ノ俣避難小屋 |
| 14:00~15:00 | 北ノ俣避難小屋付近の木道点検・修繕作業 | |
| 15:00~17:00 | 自由時間 | |
| 17:00~ | 夕食・就寝 | |
| 2日目 | 自由解散 |
詳細については、飛騨市公式サイトもご確認ください。

飛騨市について
飛騨市は、人口約21,000人の小さな市で、北アルプスなどの山々に囲まれ、総面積の約94%を森林が占める豊かな自然に恵まれた地域です。ユネスコ無形文化遺産である古川祭・起し太鼓や、ノーベル物理学賞の受賞に寄与した「スーパーカミオカンデ」をはじめとする宇宙物理学研究施設など、多彩で個性豊かな地域資源が豊富です。


お問い合わせ
やまのむらトレイルネット事務局(神岡振興事務所 地域振興課内)
電話:0578-82-2253
やまのむらトレイルネット広報担当
電話:090-3584-7687
主催: やまのむらトレイルネット
共催・事務局: 飛騨市
