クリストファー・ノーラン監督最新作『オデュッセイア』原案コミカライズが『ダ・ヴィンチ』に2号連続掲載

クリストファー・ノーラン監督最新作『オデュッセイア』の原案コミカライズが『ダ・ヴィンチ』に登場

2026年9月11日(金)に日本公開を控えるクリストファー・ノーラン監督の最新作『オデュッセイア』。この映画の基となる古代ギリシャの英雄叙事詩「オデュッセイア」のコミカライズ版が、雑誌『ダ・ヴィンチ』2026年8月号より2号連続で掲載されることが決定しました。映画公開前に、その壮大な物語の「入門編」を漫画で楽しむことができます。

コミカライズ版『オデュッセイア』

映画『オデュッセイア』とは

『オデュッセイア』は、古代ギリシャの詩人ホメロスによる英雄叙事詩を原作としたファンタジーアクション映画です。主人公のオデュッセウスをマット・デイモンが演じ、トム・ホランド、アン・ハサウェイ、ゼンデイヤ、ロバート・パティンソンといった世界的な俳優陣が出演します。

マット・デイモン演じるオデュッセウス

物語の舞台は、「トロイの木馬」で知られるトロイア戦争の終結後。イタケの王である英雄オデュッセウスは、約10年にも及ぶ戦いを終え、家族が待つ故郷への帰還を目指します。しかし、その旅路は決して穏やかなものではありませんでした。

コミカライズ版『オデュッセイア』第1話「神の怒りをかった英雄」

神々の怒りを買ってしまったオデュッセウスの前には、荒れ狂う海、単眼の巨人キュクロプス、魔女キルケーとの遭遇など、数々の厳しい試練が立ちはだかります。故郷への帰還までに、さらに10年の歳月を要することになるその壮大な旅が、ノーラン監督の手によってダイナミックに描かれます。

トロイの木馬作戦

トロイの木馬からの侵入

海上の苦難

カリュプソとの別れ

映画鑑賞前の「予習」に最適なコミカライズ版

古代ギリシャの最高傑作とも称される『オデュッセイア』は、現代の多くの創作物にも影響を与えています。しかし、そのルーツとなる神話に直接触れた経験がある方は少ないかもしれません。

また、クリストファー・ノーラン監督の作品は、時間軸の逆行や多重構造など、複雑で密度の高いストーリー構成で知られています。その魅力に一度引き込まれると深い感動がありますが、一部の作品では「難解」と感じる方もいるでしょう。

そこで、映画の入門編として描き下ろされたのが、今回の原案コミカライズ版です。『ダ・ヴィンチ』2026年8月号では、物語の出発点となるトロイア戦争の終結から、オデュッセウスが直面する現在の状況までが描かれています。なぜ彼がこれほどの苦難を背負うことになったのか、映画公開前に押さえておきたいポイントが分かりやすく整理された内容となっています。

コミカライズ版を手掛けるのは、漫画家の中原たか穂氏です。同氏は、雑誌『ダ・ヴィンチ』で「近代美術の先駆者」テオドール・ジェリコーの半生を描いた本格美術ロマン『ジェリコー』を連載し、第25回文化庁メディア芸術祭でマンガ部門審査委員会推薦作品に選出されるなどの実績を持っています。歴史や芸術、人物描写を得意とする中原氏の作風は、本作との相性も良く、『オデュッセイア』の物語を読み解く手がかりとしても最適です。

映画鑑賞前の予習として、ぜひこのコミカライズ版をチェックしてみてはいかがでしょうか。

ダ・ヴィンチ誌面イメージ