話題の新人監督によるロマンティック・コメディ
『ラブ・ライズ』は、第43回香港電影金像奨で6部門、第61回台湾・金馬奨で2部門にノミネートされた注目作です。脚本家として15年のキャリアを持つホー・ミウケイ(何妙祺)監督の待望の長編デビュー作であり、監督は香港電影金像奨、台湾金馬奨の両方で新人監督賞にノミネートされるという快挙を成し遂げています。国際ロマンス詐欺を題材に、52歳の医師と26歳の青年が年齢や境遇の壁を軽やかに乗り越えていくこの物語は、かつての香港映画が誇ったロマンティック・コメディの魅力を現代に鮮やかに蘇らせていると言えるでしょう。
ロマンス詐欺の被害者となってしまったアラフィフの産婦人科医ベロニカ(演:サンドラ・ン)と、彼女を騙す詐欺団の「打ち子」であるZ世代のジョー(演:MCチョン・ティンフー)。本来は接点のないはずの二人が、互いに別人になりすましたままマッチングアプリで出会い、誰も予測できない恋へと発展していく様子が描かれます。
本作は、香港だけでなく、新緑の季節の札幌でも撮影が行われました。令和5年度札幌市映像制作補助金の採択作品であり、札幌フィルムコミッションがロケ誘致と支援を行った作品です。大通公園、創成川公園、札幌市電、狸小路商店街など、札幌市内の様々な場所でロケが行われ、約50名の市民エキストラも参加しています。
ポスタービジュアルと予告編が解禁
本日解禁されたポスタービジュアルは、ベロニカとジョーがそれぞれの“嘘”を生きる横顔を縦に並べた印象的な構成です。

離婚寸前で夫を急逝で失い、心の整理がつかないまま車にもたれかかるベロニカ。一方、55歳のフランス人石油エンジニア「アラン」になりすまし、さっぽろテレビ塔を背にスーツ姿で前を見据えるジョー。マッチングアプリで結ばれた二人、そして香港と札幌という二つの舞台が、筆記体のロゴ「Love Lies ラブ・ライズ」によって繋がれています。ベロニカの「最後まで、あれは恋だった」とジョーの「始まりは、ただの“嘘”だった」という対比のキャッチコピーが、物語の核心を伝えているようです。
また、本日公開された予告編は、マッチングアプリでの甘い言葉や久しぶりの恋に浮かれるベロニカの姿、そしてコミカルに描かれる詐欺グループの内幕から始まり、香港と札幌を舞台に二人の心の距離が縮まるにつれて、次第に静かで切ない情感へと移り変わる緩急のある構成となっています。笑いとときめきの先に滲み出る「誰もが心に抱える深い孤独」と痛みは、本作が単なるラブコメディではないことを予感させます。主役二人の繊細な演技に加え、札幌の街並みや札幌市電の風景も印象的に映し出されており、日本の観客にとっても親しみやすい作品であることが伝わってきます。
ムビチケ前売券(オンライン)販売開始と特典
本作のムビチケ前売券(オンライン)が本日11時より販売開始されています。購入者特典として、デジタル特典となるオリジナルスマホ壁紙2種がプレゼントされます。前売券・鑑賞券いずれの購入者も対象となり、販売開始と同時に配布されます。

オリジナルスマホ壁紙の1種は、札幌市電内の風景をとらえた本国版ポスタービジュアルに日本版タイトルロゴを組み合わせた「本国版ポスター柄」。もう1種は、登場人物を日本版ポスタービジュアルのテーマカラーで描き起こした日本人デザイナーによるオリジナルイラストに本国版タイトルロゴを重ねた「キャラクターデザイン柄」です。
札幌にて「日本語字幕版・完成披露試写イベント」開催決定
本作のロケ地である北海道・札幌市にて、2026年7月7日(火)に「日本語字幕版・完成披露試写イベント」が開催されます。香港からホー・ミウケイ(何妙祺)監督を特別ゲストに迎えるこのイベントは、一般財団法人さっぽろ産業振興財団 クリエイティブ産業振興課とサロンジャパンの共同主催により実現します。
イベント当日は、本作の誘致・支援を行った札幌フィルムコミッション、そして札幌での撮影コーディネートを担当した制作会社がトークイベントに登壇し、札幌での2週間にわたる撮影の様子や、映像制作が地元経済に与えた影響などについて講演する予定です。
<開催概要>
-
日時: 2026年7月7日(火)13:30~17:00 (開場13:00)
-
会場: Sapporo Business HUB (札幌市白石区東札幌5条1丁目1-1 札幌市産業振興センター)
-
登壇者(予定):
-
特別ゲスト: 『ラブ・ライズ』監督・脚本 ホー・ミウケイ(何妙祺)
-
登壇者: 札幌フィルムコミッション リ・カイ(李嘉兒)
-
株式会社ゴールドロケーション 代表取締役 ロケーションマネージャー 佐藤 悠輔
-
司会・進行: サロンジャパン株式会社 取締役副社長 松村 江美子
-
-
プログラム:
-
13:00 受付開始
-
13:30 トークセッション ~作品紹介及び札幌での撮影について~
-
14:00 映画 『ラブ・ライズ』 試写 (上映時間114分)
-
16:00 名刺交換、取材タイム (自由解散、17:00 終了予定)
-
作品情報
ストーリー
26歳のジョーは定職に就けず、携帯料金の支払いにも困る日々を送っていました。そんな中、ネットで見つけた高収入のアルバイトに応募し、詐欺の世界へと足を踏み入れます。口から出まかせの才能を詐欺団のトップであるホワイト氏に買われ、かつてテレビ局で脚本統括を務めていた「脚本家」ジョアンから「55歳・フランス人石油エンジニア・アラン」という役を与えられ、マッチングアプリでベロニカに接触します。
一方、52歳の産婦人科医ベロニカは冷静沈着な人物ですが、アプリには「25歳・香港人看護師」として登録し、外国人との恋愛を夢見ていました。離婚協議中に夫を亡くして以来、空虚な時間を過ごしていた彼女は、「アラン」とのやり取りに次第にのめり込み、送金を重ねていきます。正体を伏せたまま信頼を築きながらも、ジョーはベロニカに罪悪感を抱き始めます。やがてジョーは、ベロニカの過去の札幌旅行のSNS投稿を目にし、彼女を札幌へと誘い出すのですが――。
キャストについて
ベロニカ役を演じるのは、香港映画史上、出演作累積興行収入1位を誇る名コメディエンヌ、サンドラ・ン(吳君如)さんです。本作で台湾・金馬奨主演女優賞にノミネートされています。相手役のジョー役は、香港で若者に絶大な人気を誇る歌手兼俳優のMCチョン・ティンフー(張天賦)さんです。彼は本作の主題歌《筆友》の歌唱も担当し、香港電影金像奨歌曲賞にノミネートされました。ジョアン役は歌手兼女優のステフィー・タン(鄧麗欣)さんが務め、本作で香港電影金像奨助演女優賞にノミネートされています。
基本情報
-
タイトル:『ラブ・ライズ』(原題:我談的那場戀愛/英題:Love Lies)
-
監督:ホー・ミウケイ(何妙祺)
-
プロデューサー:チャン・ヒンガー(陳慶嘉)、ジャネット・チョン(秦小珍)
-
脚本:ホー・ミウケイ(何妙祺)、チャン・ヒンガー(陳慶嘉)
-
出演:サンドラ・ン(吳君如)、MCチョン・ティンフー(張天賦)、ステフィー・タン(鄧麗欣)、チャン・ファイホン(陳輝虹)、エモーション・チョン(許禮信)
-
公開年:2024年
-
製作国:香港
-
言語:広東語・英語・フランス語・日本語
-
上映時間:114分
-
カラー:カラー
-
スクリーン:シネマスコープ
-
サウンド:5.1ch
-
映倫区分:G
-
日本語字幕:最上麻衣子
-
配給・宣伝:サロンジャパン
-
公式X:@loveliesJP
9月4日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開されますので、ぜひ劇場でご覧ください。

