『星野源論』について
ソロデビュー15周年を迎えた星野源さんの多岐にわたる活動、すなわち音楽家、俳優、文筆家としての創造力と文化的影響を深く掘り下げる一冊です。その広大な活動範囲ゆえに全体像を語り切ることは容易ではありませんが、本書では二人の論者がその核心に迫ります。
戸部田誠(てれびのスキマ)さんは、星野源さんのキャリアを「芸能史」という文脈の中に位置付け、その活動を総括します。一方、つやちゃんさんは、最新作『Gen』までの音楽作品を読み解き、その表現の神髄をあぶり出します。
本書の編者は、星野源さんの『YELLOW MAGAZINE』創刊から携わる小田部仁さんが務めており、強力な布陣で星野源さんの全体像に迫ります。
著者からのメッセージ
戸部田誠[てれびのスキマ]さん
星野源さんについて執筆することは、彼の多岐にわたる活動と「ばらばら」なイメージから難しさや緊張を伴うと語られています。しかし、彼が一貫して自らの連なる“系譜”に自覚的であることから、芸能史の中で彼がどこに位置するのかを明らかにすることが、その輪郭を浮かび上がらせる手がかりになると考え、“源流”を辿ったとのことです。
つやちゃんさん
なぜ人々が星野源について語りたがるのかという問いに対し、彼がいくつもの顔を持ち、領域を横断してきたからではないかと述べています。変身を重ねてきた音楽作品を通して、この表現者に固有の本質をあぶり出すことに挑戦したそうです。

書籍内容の紹介
「異端にしてど真ん中」と評される星野源さんの傑作群は、比類なき地平を切り拓いてきました。しかし、その表現が音楽、俳優、文筆と多岐にわたるため、これまで誰もその全体像を語り切れていませんでした。
本書では、「なぜ〈生まれ落ちた日から よそ者〉と歌うのか?」「どんな文化的影響を受けてきたのか?」「生死を彷徨い、絶頂と奈落の先で掴んだものとは?」といった問いに対し、二人の論者が「芸能史」から創造の源泉を探り、〝アナーキーなポップスター〟の神髄に「音楽批評」で迫ります。
著者・編者紹介
-
戸部田誠(てれびのスキマ)
ライター。テレビや芸能ドキュメントを中心に執筆。『タモリ学』『笑福亭鶴瓶論』などの著書があります。 -
つやちゃん
文筆家。音楽やカルチャー批評を中心に執筆。『スピード・バイブス・パンチライン』などの著書があります。 -
小田部仁
編集/文筆。音楽やカルチャーを中心に執筆、編集。星野源さんの『YELLOW MAGAZINE』に創刊から携わっています。
書籍データ
-
タイトル:星野源論
-
著者名:戸部田誠(てれびのスキマ)、つやちゃん:著、小田部仁:編
-
発売日:2026年6月17日
-
造本:新書版
-
定価:1,056円(税込)
-
ISBN:978-4-10-611127-8
-
詳細情報:
