父の日調査で浮き彫りになった令和の理想像:経済力だけでなく「頼りがいと支え合い」を求める婚活世代

女性の約6割が「父親のような人とは結婚したくない」

女性を対象に自身の父親について尋ねたところ、過半数の51.0%が「尊敬している」と回答しました。しかし、「父親のような人と結婚したいと思うか」という質問に対しては、「あまり思わない」(25.1%)、「まったく思わない」(33.3%)を合わせ、約6割が否定的な回答をしています。

女性の父親への尊敬と結婚願望に関するアンケート結果

この結果は、家族を経済的に支える大黒柱としての父親に感謝や尊敬を抱きつつも、結婚相手に求める価値観や夫婦の関係性は別であると考える女性が多いことを示唆しています。回答者からは、「(父としては)尊敬していますが、パートナーとしてみると嫌。尊敬しあえる関係が理想です」(40代/女性)や、「尊敬もありますが、仕事人間で家庭を顧みてくれなかった」(40代/女性)といった声が寄せられました。

「亭主関白」「感情的になる」は男女共通のNG行動

男性に「父親のような夫・父親になりたいと思うか」を尋ねたところ、「強く思う」「まあ思う」と回答した肯定派が46.3%、「あまり思わない」「まったく思わない」と回答した否定派が48.3%となり、意見がほぼ二分される結果となりました。

男性の父親のような夫・父親になりたいかというアンケート結果

父親のような夫・父親になりたくない理由として、男性で最も多かったのは「亭主関白な振る舞い」(120名)でした。次いで、「コミュニケーションが少ない」(105名)、「すぐに感情的になる」(92名)が続きます。女性が父親のような人と結婚したくない理由でも、「すぐに感情的になる」(63名)、「亭主関白な振る舞い」(53名)が上位に挙げられています。

父親のような夫・父親になりたくない理由の男女別アンケート結果

これらの結果からは、感情や威圧的な態度で家族をコントロールするのではなく、対話や協力を重視した関係性を築きたいと考える現代の価値観の変化がうかがえます。「父親の気分や感情次第で、食事の時間が楽しくも恐ろしくもなっていました」(50代/男性)や、「子どもが親に逆らえない、意見を言えない環境にはしたくないです」(30代/男性)といった具体的な声も寄せられました。

それでも尊重される「家族を支える責任感」

親世代への厳しい意見も見られる一方で、「父親のようになりたい、または父親のような人と結婚したい」と回答した理由として、男女ともに最も多かったのは「家族のために一生懸命働き、経済的に支えてくれている」ことでした。

父親のような夫・父親になりたい理由の男女別アンケート結果

家族を守り抜こうとする責任感や、日々の暮らしを支え続ける誠実な姿勢は、今も父から子へ受け継がれるべき価値として、深い尊敬を集めていることがうかがえます。「困ったときに父に言えば、必ず助けてくれる安心感があります」(20代/女性)や、「多忙でも仕事のグチやストレスを家族に見せず、週末や夏休みは率先してドライブに連れて行ってくれました」(40代/女性)、「家族のために責任を持って働き続けてくれたこと。特別に派手ではなくても、毎日の生活を支え続ける姿勢がすごいと思っています」(40代/男性)といった声が寄せられています。

令和の理想は「頼りがい」と「家事・育児への参加」

「理想の夫・父親像」に最も近い要素を尋ねたところ、女性では1位が「いざというときの頼りがい」(14.5%)、2位が「家事・育児への積極的な参加」(12.8%)となりました。一方、男性では1位が「優しさ」(15.8%)、2位が「いざというときの頼りがい」(14.6%)という結果です。

理想の夫・父親像に関する男女別アンケート結果

また、「経済的安定」は男女ともに3位に入ったものの、最も重視される要素ではありませんでした。かつての「男は仕事」という大黒柱像だけではなく、共働きが一般化した現代では、家事や育児を共に担う“協働する姿勢”や、精神的に支え合える“包容力”が、理想のパートナー像として重視されている傾向が見られます。

対等で温かいコミュニケーションを重視する夫婦像

自身が育った家庭の夫婦像・パートナー像について「理想に近い」と回答した男女に理由を尋ねたところ、最も多かったのは「よく会話をしている・コミュニケーションが活発」(男性222人、女性75人)でした。

育った家庭の夫婦像で理想に近い点に関する男女別アンケート結果

次いで、「経済的に安定し、協力し合っている」(男性114人、女性33人)、「休日は一緒に出かけたり、共通の趣味を楽しんだりしている」(男性109人、女性40人)が上位にランクインしています。この結果から、経済力以上に「一緒に過ごす時間の質」が重視されていることがうかがえます。「お互いのそれぞれの時間を楽しみつつ、たわいもない会話で笑ったり、週末は一緒に買い物がてら散歩したりと楽しそうな姿が理想です」(30代/女性)など、何気ない日常を共有できる温かな関係性に憧れる声が多く寄せられました。

まとめ:心理的安全性と多様なパートナーシップ

今回の調査から、婚活世代は親世代への感謝を抱きつつも、そのままを踏襲するのではなく、自分たちらしいパートナーシップを主体的に選択しようとしていることが明らかになりました。価値観が多様化する現代において、単なる条件を合わせるだけでなく、日々の感謝や感情の安定といった「心理的安全性」を築けるパートナーシップが強く求められています。IBJマッチングアプリ研究室では、こうした婚活世代のリアルな価値観の変化に寄り添い、お互いを尊重し合える誠実な出会いやこれからのライフデザインに役立つ情報発信を続けてまいります。

婚活を始めるあなたへ

IBJが運営する『マッチングアプリ研究室』では、理想の家庭像を考えるきっかけとして、お相手探しを始める方におすすめのマッチングアプリを紹介しています。

真剣な出会いを求めるなら「ブライダルネット」

結婚に真剣な会員が集まる婚活アプリ『ブライダルネット』は、専任の婚シェルが会員一人ひとりの魅力を引き出すサポートを行い、年間約43万名がマッチングしています。無料のトライアル会員からスタートできますので、ぜひ新しい出会いを体験してみてください。

ブライダルネットで結婚したカップルの報告

調査概要

  • 調査方法:オンライン調査

  • 調査対象:ブライダルネット会員1,237人(男性886人、女性351人)

  • 調査期間:2026年5月15日(金)~2026年5月19日(火)

本データの著作権はIBJが保有します。調査データを引用・転載する際には、必ずクレジット「IBJマッチングアプリ研究室」を明示し、Webサイト(https://www.ibjapan.jp/match-lab/)へのリンクを貼ることが推奨されています。