美しく、静かに、面白く社会が変わる——issue+designが新プロジェクト「システミックデザイン」を始動

システミックデザインとは

「システミックデザイン」は、「Wicked Problem(厄介な課題)」と呼ばれる、単純な解決策では対応できない複雑な社会課題に対し、その根底にあるシステムそのものにアプローチするデザイン手法です。

プロジェクトの第一歩:書籍『システミックデザイン』

プロジェクトの第一弾として、書籍『システミックデザイン』(筧裕介著)が2026年6月末に全国の書店で発売される予定です。

書籍『システミックデザイン』表紙

この書籍は、システム思考とデザイン思考を組み合わせた実践書であり、日本が直面する7つの難局や、認知症世界の歩き方、LivEQuality、リビセン、鎌倉のまちづくり、飛騨市学園構想、沿線まるごとホテルなどの6つの実践事例が紹介されています。また、因果関係ループ図の描き方や、仲間づくりから旅をひらくまでの5つのデザインプロセスなど、社会起業家、行政職員、医療・介護・福祉・教育・環境等の専門職、ビジネスパーソンといった幅広い方々が現場で活用できる内容が満載です。

3つのプログラムで実践知を社会へ

書籍を中心として、システミックデザインの手法を広く普及・実装するため、以下の3つのプログラムが順次展開されます。

プログラム1:人材育成「issue+design流システム思考講座『地図を描く』 Powered by A.I.」

複雑な社会課題の全体構造をシステム・マップとして可視化し、どこに働きかければ変化が生まれるかを見極める「地図を描く」プロセスを学ぶ講座です。書籍『システミックデザイン』の内容に基づき、AIのサポートとオリジナルウェブツールを活用することで、誰もが実践できるプログラムとして提供されます。

ISSUE MAPPYの画面イメージ

2026年6月よりオンラインワークショップが提供開始され、自治体・学校・企業向けの研修プログラムも予定されています。

詳細はこちら:
https://issueplusdesign.jp/systemic/system-thinking-workshop/

プログラム2:事業構想「システミックデザイン実践ワークショップ」

システム思考とデザイン思考を組み合わせたシステミックデザインのアプローチを用いて、課題の構造を可視化し、関係者との対話を通じて長期的なシステムチェンジを目指す事業を構想します。

このワークショップは、サステナビリティ、CSV、SX、DXなどの推進担当者、社会課題をテーマにした新規事業の企画・研究開発担当者、多様なステイクホルダーとの連携による事業創出の推進担当者、人口減少や社会的孤立といった複合的課題に向き合う自治体担当者、地域連携や住民参加型の政策形成を進めたい自治体担当者におすすめです。

詳細はこちら:
https://issueplusdesign.jp/systemic/practical-workshop/

プログラム3:ツール&コミュニティ「ISSUE MAPPY」

因果関係ループ図(issue map)を描くことのハードルを下げるためにissue+designが開発した、オリジナルの地図描写ツールです。社会課題や地域課題を「見える化」し、複雑に絡み合う問題の構成要素と因果関係を図として描き出すことで、問題の本質的な構造や、どこに介入すれば変化が起きるのかが見えてくるよう設計されています。

詳細はこちら:
https://issueplusdesign.jp/systemic/issuemappy/

リリース記念イベントを開催

本プロジェクトのリリースと新刊出版を記念したイベントが開催されます。

出版記念イベント告知

  • 日時:2026年6月27日(土)

  • 会場:デザインハブ 東京ミッドタウン・デザインハブ および オンライン(Zoom)

詳細・申込はこちら:
https://systemicdesign0627.peatix.com/view

issue+designについて

issue+designは「デザインの力で、社会課題を解決する」をミッションに掲げ、自治体・企業・NPOと連携しながら、社会的な問いに向き合う実践知の創出・普及に取り組むデザイン組織です。

issue+designのロゴ

ウェブサイト:
https://issueplusdesign.jp/