東京藝術大学出身・在籍中の新進気鋭アーティスト3名による「工芸生態系ーA World of Kogeiー」展が開催

工芸生態系とは

「工芸」と聞くと、私たちはしばしば高度な技術の集積を想像します。しかし、日本の多様な風土と文化の中で育まれてきた工芸は、単なる技の極みだけではありません。それは、その土地の気候や素材、人々の暮らし、そして歴史や時間が重なり合い、その中に美を見出す営みそのものです。藝大アートプラザの高木史郎氏の言葉にもあるように、工芸は、人や環境と深く結びつきながら立ち現れる、まさに人をも含んだ「生態系」を表現するものではないでしょうか。

本展に参加する三人の作家は、それぞれの制作を通して、このような現代における工芸のあり方を深く探求しています。彼らの作品からは、人と自然、過去と現在がゆるやかにつながる、一つの豊かな生態系が確かに息づいているように感じられます。

コイと鵜の絵、金属のオブジェ

出展アーティスト紹介

河﨑海斗(かわさき かいと)

2000年広島県呉市生まれ。東京藝術大学美術学部工芸科鋳金専攻を修了し、数々の賞を受賞されています。彼の作品は、日常の中に潜む美しさや、生命の儚さを表現していることが多いです。

金魚とビニール袋

Instagram:@kkchaki

野村俊介(のむら しゅんすけ)

2000年東京生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科工芸専攻陶芸分野を修了予定で、陶芸を基盤に活動されています。国内外のアートフェアや展覧会で作品を発表し、その独特な世界観が注目されています。

カブトムシの模型

Instagram:@nomura_shunsuke_

望月嶺(もちづき れい)

1998年愛知県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程彫金研究室に在籍し、彫金の分野で活躍されています。卒業制作や修了制作は公共施設に収蔵・設置されるなど、高い評価を受けています。

オオカミの頭部の彫刻

Instagram:@mochrei

展示概要

  • 展示名: 工芸生態系ーA World of Kogeiー

  • 会場: 藝大アートプラザ(東京都台東区上野公園12-8 東京藝術大学美術学部構内)

  • 会期: 2026年5月16日(土) 〜 6月14日(日)

    • 5月15日(金) 13時よりプレオープン
  • 入場料: 無料

  • 営業時間: 10:00-18:00

  • 定休日: 月曜(祝日の場合は営業、翌火曜日が休業)

  • 詳細: 展示開催告知ページ

※営業日時が変更になる場合がありますので、最新情報は公式WebサイトやSNSをご確認ください。

藝大アートプラザについて

藝大アートプラザは、小学館と東京藝術大学の協働事業として2018年から運営されているギャラリーです。東京藝術大学の教職員、学生、卒業生の作品を展示・販売しており、年間を通して一般の方々が自由に芸術に触れられる貴重な場所となっています。

藝大アートプラザの入り口

1〜2ヶ月ごとに異なるテーマの企画展が開催され、油画、日本画、彫刻、工芸、デザインなど、藝大ならではの多様な技法とアプローチで表現された作品が一堂に会します。

アクセス

  • 最寄駅:

    • JR上野駅(公園口)、鶯谷駅 下車徒歩約10分

    • 東京メトロ千代田線・根津駅 下車徒歩約10分

    • 東京メトロ日比谷線・上野駅 下車徒歩約15分

    • 京成電鉄 京成上野駅 下車徒歩約15分

  • バス:

    • 都営バス上26系統(亀戸〜上野公園)谷中バス停 下車徒歩約3分

※駐車場はありませんので、お車でのご来場はご遠慮ください。

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