夫婦の約4割が「この1年ハグ0回」という実態
調査結果によると、既婚者の38.3%が「この1年、配偶者と一度もハグをしていない」と回答しました。これは、およそ10組に4組の夫婦が、1年間を通じて抱きしめ合う機会がなかったことを示しています。
一方で、「ほぼ毎日」ハグをしていると答えた夫婦も18.7%存在し、ハグが日常的にある家庭も少なくないことが分かりました。

「もっとハグしたい」と願う約3割の夫婦
ハグへの本音を探る質問では、「もっとしたい」が13.0%、「今より少し増やしたい」が16.3%となり、これらを合わせると約3割(29.3%)の夫婦が現状よりもハグを増やしたいと考えていることが明らかになりました。
「ハグをしていない」という実態と「もっとしたい」という本音の間にはギャップがあり、多くの夫婦がハグを望みながらも、それが実現できていない現状がうかがえます。

ハグが減る最大のきっかけは「出産・育児」
ハグの回数が減ったきっかけについて尋ねたところ、最も多かった回答は「出産や育児が始まってから」で17.3%でした。子どもを抱きしめる機会が増える時期に、夫婦間のハグが静かに減少していくという背景が示唆されています。

ハグへの本音には男女差も
ハグへの本音には男女差も見られました。「増やしたい」と回答した男性は36.0%であるのに対し、女性は22.7%でした。また、「減らしたい・もうしたくない」と回答した男性は24.7%でしたが、女性は38.7%と、女性の方がハグに対して消極的な傾向があることが分かりました。
ただし、独身層では女性の方がハグを好む傾向があるという別の調査結果もあることから、結婚や育児を経て夫婦関係が変化した可能性が考えられます。
ハグがもたらす多様な効能
日本ロマンチスト協会の調査とは別に、国内外の研究ではハグが心身にもたらす様々な効能が報告されています。
ハグは、幸せな時のおまけとしてだけでなく、精神的な負担を感じる時にこそ、心の「クッション」として機能することが研究から見えてきています。
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日常的にハグを受ける人は、ストレス下でも風邪の感染リスクが低く、症状も軽いという報告があります(米カーネギーメロン大学、2014年)。
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頻繁にハグをする人はオキシトシン濃度が高く、安静時の血圧や心拍数が有意に低いことが示されています(米ノースカロライナ大学、2005年)。
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嫌なことがあった日でも、その日にハグを受けた人はネガティブな気分の増加が抑えられるという研究結果もあります(米ピッツバーグ大学、2018年)。
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乳児は、見知らぬ人からではなく親からハグされたときにだけ明確にリラックスするという研究結果も出ています(東邦大学、2020年)。
日本ロマンチスト協会からのメッセージ

日本ロマンチスト協会は、設立当初から「ぎゅっと抱きしめよう」というアクションを推進しています。今回の調査で明らかになったのは、「ハグはきっかけを失うことで、静かに減っていく」という現実です。家族への愛情が増すはずの出産・育児の時期に、夫婦のハグが減少しているのは、ニーズが消えたのではなく、そのきっかけが失われたためかもしれません。
8月9日の「ハグの日」は、大切な人とハグをするきっかけを堂々と作れる、絶好の機会となるでしょう。ぜひ20秒だけでも、大切な人とぎゅっと抱きしめ合ってみてはいかがでしょうか。
調査概要
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調査名: 令和のハグ文化に関する調査
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調査対象: 全国20〜49歳の既婚男女300人(男性150人/女性150人)
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調査方法: インターネット調査(Freeasy)
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調査時期: 2026年7月30日
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調査主体: 日本ロマンチスト協会
この調査をもとにした読み物記事「令和のハグ文化について、調べてみた。——8月9日「ハグの日」に、既婚300人の本音を聞きました」は、日本ロマンチスト協会公式サイトで公開されています。
日本ロマンチスト協会とは

日本ロマンチスト協会は、恋愛、冒険、官能、追憶、祝福、創造、幻想という7つの視点を軸に、「ロマンティック」な視座から社会を問い直し、未来を構想するシンクタンクです。株式会社ワールドエッグスが企画・運営を手掛けています。
- 公式サイト: https://japan-romance.com/
「ロマンティック総合研究所」は、日本ロマンチスト協会(運営:株式会社ワールドエッグス)による調査研究機関です。人が合理を超えて何かに強く魅せられる「ときめき」の理由を調査・研究し、生活者の隠れたインサイトを明らかにすることで、商品やサービスの新たな価値創造に貢献しています。
