長野県佐久地域に新映画館「なかごみ座」が2027年春開業
長野県佐久市中込地区に、新しい映画館「なかごみ座」が2027年春に開業予定であることが発表されました。この映画館は、新海誠監督作品で知られるアニメーション制作会社コミックス・ウェーブ・フィルムを母体とする株式会社CWF CINEMASが準備を進めています。
地域に根差した映画館「なかごみ座」
2023年に佐久地域唯一の映画館が閉館したことを受け、CWF CINEMASは「もう一度この街に映画館をつくろう」という想いから、新たな映画館の設立を決定しました。新海監督が高校時代に通学で利用していたJR中込駅の目の前という、監督にとっても原風景につながる場所での開業となります。
劇場名「なかごみ座」は、約半世紀前にこの地にあった映画館「中込座」と同じ名前が選ばれました。これは、過去の思い出と未来の期待を繋ぐ願いが込められています。地域住民の日常に寄り添い、映画鑑賞だけでなく、人々が交流できるコミュニティの場を目指すとされています。
大橋実氏描き下ろしによる劇場イメージビジュアルを初公開
新海作品を長年にわたり支えてきたコミックス・ウェーブ・フィルム所属のアニメーター、大橋実氏がこの映画館のためだけに劇場イメージビジュアルを描き下ろしました。

大橋氏は、『君の名は。』『天気の子』『すずめの戸締まり』などの作品制作に携わり、キャラクターの躍動や緻密な芝居を描き出す職人技で知られています。近年はイラストレーターとしても活躍し、2025年には初のイラスト作品展「スケッチ日和」を開催する予定です。このイメージビジュアルには、映画館と街の人々が紡ぐ新たな日々への期待が込められています。
公式SNS(X)開設と地域貢献活動
開業までの進捗やイベント情報、地域との取り組みなどを発信する目的で、公式SNS(X)が開設されました。
- なかごみ座(佐久のまちの映画館)公式X:https://x.com/nakagomiza
また、地域とのつながりを深める第一歩として、8月15日(土)に開催される「第64回佐久千曲川大花火大会」への協賛も行われます。当日は、中込のサングリモ前広場「グラスルーフ」に特設ブースが出店され、新海作品のオリジナルグッズ販売や、大橋実氏描き下ろしイメージビジュアルを使用したオリジナルステッカーの数量限定配布が実施されます。
株式会社CWF CINEMASについて
株式会社CWF CINEMASは、2024年8月に設立され、資本金は4億2,000万円(資本準備金含む)です。長野県佐久市中込1-20-1に所在地を置き、映画館の設立と運営、飲食・物販・展示事業、映画作品への出資・買付、地域・文化事業の企画などを手掛けています。
