1990年代のすべてを網羅した豪華図説『The 1990s 90年代ビジュアル・アーカイブ』新発売
2026年7月15日、東京書籍株式会社は、1990年代を象徴する数々のシーンをまるごと一冊に収めた豪華図説『The 1990s 90年代ビジュアル・アーカイブ』を発売しました。本書は、混沌と変革の時代であった90年代を多角的に捉え、その空気感を現代に伝える貴重な一冊です。

90年代とはなんだったのか? 視覚イメージで辿る時代の軌跡
湾岸戦争、ヒップホップ東西抗争、カート・コバーンの登場、スーパーモデルの時代、O・J・シンプソン事件、阪神大震災、Windows95の登場、X-ファイル、映画『トレインスポッティング』、ダイアナ妃の死、クリントン不倫スキャンダル、たまごっちブーム、コロンバイン高校銃乱射事件、そしてY2K問題──。90年代は、これら数多くの出来事や現象が世界を駆け巡った激動の時代でした。
本書では、政治、社会、報道、広告、アート、デザイン、建築、ポップカルチャー、セレブリティといった幅広い分野にわたり、その時代を決定づけた315カットもの視覚イメージを厳選して収録しています。著者のヘンリー・キャロル氏は、「高尚なファインアートと低俗な大衆メディアを並列させる」という意欲的な手法で、当時の多様な文化や社会の様相を鮮やかに描き出しています。

ページをめくるごとに、記憶に残る出来事や流行、人物の写真が次々と現れ、まるでタイムカプセルを開けたかのように、90年代の空気感そのものを体感できるでしょう。共通するモチーフやイメージの反復は、当時の記憶を呼び覚ますだけでなく、現代におけるクリエイティブの源泉ともなるはずです。


近年、日本でもファッションや音楽といった文化面で「90年代」が見直される動きが見られます。世界中で共有された世紀末の感覚を、本書を通じて再考する良い機会となるのではないでしょうか。



日本語版解説と著者・訳者情報
日本語版の解説は、『WIRED』日本版元編集長であり、コンテンツレーベル「黒鳥社」を設立した作家・編集者の若林恵氏が執筆しています。若林氏は「いまわたしたちが直面している困難が、リアルなものとして立ち上がってきたのが、いまから思えば90年代」と述べ、90年代が持つ二面性に深く切り込む必読の内容となっています。
著者:ヘンリー・キャロル (Henry Carroll)
ロンドン出身の作家、写真家。ロイヤル・カレッジ・オブ・アートで写真の修士号を取得。『写真を撮りたくなったら読む本』シリーズなど、世界中で100万部を超えるベストセラーを多数執筆しています。
訳者:行武 温 (ゆくたけ あつし)
翻訳者/ライター。大学卒業後、制作会社での翻訳業務を経てオランダへ移住し、フリーランスとして活動。コーヒーカルチャー誌『Standart Japan』では制作統括を務めました。訳書に『ヒストリー・オブ・インフォメーション』(東京書籍)があります。
書籍概要
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タイトル: 『The 1990s 90年代ビジュアル・アーカイブ』
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著者: ヘンリー・キャロル
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訳者: 行武 温
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定価: 5,940円(本体5,400円+税10%)
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判型・頁数: B5変型・336頁
本書の詳細は、以下の東京書籍ウェブサイトにてご確認いただけます。
https://www.tokyo-shoseki.co.jp/product/books/81876/
東京書籍株式会社について
東京書籍は1909年(明治42年)に創業。「教育と文化を通じて人づくり」を企業理念とし、新しい時代に挑戦する個性的、創造的な人材の育成を目指しています。小・中・高等学校の教科書発行部数が最多の教科書業界最大手の出版社として知られています。近年は、デジタル教科書などの教育用デジタルコンテンツの開発・販売にも注力しており、教育総合ポータルサイト運営、学力・体力テストなどの各種評価事業、一般書籍の発行など、教育と文化に関わる幅広い事業活動を展開しています。
