AI生成コンテンツ、6割超が「表示」を希望 – 不明瞭な利用に強い抵抗感

AI生成コンテンツ、66.0%が「分からないまま使われること」に抵抗

調査の結果、AI生成画像・動画の使われ方について尋ねたところ、回答者の66.0%が「AI生成だと分からないまま使われること」に抵抗を感じると答えました。これは、AI技術そのものに対する否定ではなく、情報が不明瞭な状態で利用されることへの懸念を示していると考えられます。また、「ニュース・情報発信に使われること」(29.0%)や「実在しない人物をモデルとして使うこと」(27.7%)にも、比較的高い抵抗感が示されました。情報の信頼性や実在性が求められる場面では、特にAI利用に慎重な見方がうかがえます。

AI画像・動画について、抵抗を感じる使われ方はどれかを示す棒グラフ

62.7%が「AI生成であることの表示」を希望

AI生成画像・動画に対する考え方では、62.7%もの人が「AI生成であることを表示してほしい」と回答しました。これは、AI生成コンテンツを一律に拒否するのではなく、利用者がその情報源や性質を理解した上で判断したいという強い要望の表れと言えるでしょう。一方で、「利用場所によっては問題ない」が15.7%、「AI生成でも違和感がなければ問題ない」が8.3%となり、利用シーンや品質によっては受け入れられるという柔軟な見方も見られます。

AI画像・動画について、どの考えに近いかを示す棒グラフ

AI生成コンテンツそのものへの印象は「どちらともいえない」が最多

AI生成画像・動画そのものに対する印象を尋ねたところ、「どちらともいえない」が50.3%と半数以上を占めました。これは、AI技術に対する評価がまだ定まっておらず、多くの人がその可能性と課題を慎重に見極めている状況がうかがえます。「やや悪い印象がある」が23.0%、「やや良い印象がある」が11.3%と続く結果となりました。

AIで作成された画像や動画について、どのような印象があるかを示す棒グラフ

社会への浸透と慎重な見方

今後、AI生成画像・動画が社会に受け入れられていくかという問いに対しては、「規制が必要になると思う」が28.7%、「一部用途のみ受け入れられると思う」が25.7%、「広く受け入れられていくと思う」が23.3%と、意見が分かれました。AIコンテンツの普及を期待する声がある一方で、その利用方法やルール整備の重要性を指摘する人も少なくないことが分かります。

今後、AI画像・動画は社会に受け入れられていくかを示す棒グラフ

求められているのは「AI禁止」ではなく「分かること」

今回の調査結果からは、AI生成画像・動画そのものに強い拒否感を示す人は多くないものの、「AI生成であることが分からない状態」での利用には強い抵抗があることが明らかになりました。消費者が求めているのは、AIの利用を排除することではなく、「AIであることを適切に伝え、利用者が判断できる状態」にすることと言えるでしょう。

この調査結果の詳細については、以下のリンクからご確認いただけます。
https://alulu.com/media/tips_aimedia_accept/

調査概要

  • 調査対象: AI生成画像・動画を見たことがある20歳以上60歳以下の男女300名

  • 調査期間: 2026年6月14日

  • 調査機関: インターネットアンケート調査

  • 調査方法: 各質問項目の回答割合を算出

  • 有効回答数: 300名

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