「ASTERIA Warp」新版、AIデータ活用を高度化へ 自然言語でデータ連携フローを自動生成

新バージョン提供の背景とAI機能強化のねらい

近年、企業におけるAIの役割は、補助的なツールからビジネスの基盤となるインフラへと変化しています。しかし、社内外に散在するデータをAI向けに連携させる基盤の構築は急務である一方、データ連携の設計・開発を担う人材の不足が大きな課題となっていました。この課題に対応するため、新バージョンでは「AIでデータ連携を簡単に」「社内システムと連携したAI活用を簡単に」という二つの視点からAI機能が強化されています。

これまで「ASTERIA Warp」は、アイコンのドラッグ&ドロップ操作によるノーコードで、1万社以上の企業の業務自動化・効率化に貢献してきました。新バージョンでは、AI機能の追加により、データ連携フローの自動生成などを実現し、生成AIアダプターの機能拡張によって、多様な業務でのAI活用がさらに容易になります。

主要な新機能:AIによるデータ連携の進化

新バージョンでは、AIを活用した以下の機能が追加・拡張されます。

1. AIフロー作成(ベータ版)

自然言語で指示するだけで、AIが最適なデータ連携フローを自動生成します。フロー生成に必要な要件はAIが対話形式でヒアリングし、生成されたフローは即座に実行可能で、ノーコードでの微調整も行えます。

AIチャット形式でのフロー作成画面

AIがデータフロー内容を提案し、ユーザーが承認するチャット画面

2. AIチャットボット(ベータ版)

開発や運用中に発生した疑問に対し、チャット形式でAIが回答します。これにより、利用者の疑問を迅速に解決し、開発スピードの向上が期待されます。

3. 生成AIアダプター機能拡張

ファイルを生成AIに直接受け渡しできるようになり、帳票のAI-OCR処理や写真の認識・分類といった非構造化データの活用がより簡単になります。

データフロー図

多様なニーズに対応するその他の新機能

JPYC Gatewayアダプター

今後の普及が見込まれるステーブルコインに対応するため、「JPYC Gatewayアダプター」を搭載します。これにより、企業向けJPYC入出金管理サービス「JPYC Gateway」と各種会計・財務システムが接続され、決済や財務処理の自動化・効率化が推進され、AIエージェント時代の財務DXを将来にわたって支えます。

ブラウザ版フローデザイナー(ベータ版)

ブラウザ上でデータ連携フローの設計・編集ができる「ブラウザ版フローデザイナー」が新たに提供されます。ソフトウェアのインストールが不要となり、ブラウザを開けばすぐにフロー構築を始められるため、端末ごとのインストールやアップデートの手間がなくなり、情報システム部門だけでなく業務部門での「ASTERIA Warp」活用も促進されます。

ASTERIA Warpが描く未来:DX推進とIT人材不足解消への貢献

「ASTERIA Warp」は、プログラミング知識がなくても100種類以上のツールやシステムとノーコードで連携できるため、幅広い業界で業務効率化を支援してきました。今回のAI機能強化により、非エンジニアでも高度なデータ連携基盤を容易に構築・運用できる環境が提供され、深刻化するIT人材不足の解消に貢献することが期待されます。

今後も、AIやステーブルコインといった先端技術に対応し、これからの時代に必須となるデータ連携基盤として、ユーザーのビジネス変革を強力に支援していくとのことです。

※出典:テクノ・システム・リサーチ社「2025年ソフトウェアマーケティング総覧 EAI/ESB 市場編」

アステリア株式会社について

アステリア株式会社は、「ソフトウェアで世界をつなぐ」をコンセプトに、ヒト、モノ、オモイを「つなぐ」製品やサービスを提供するソフトウェア開発企業です。

ASTERIA Warpについて

EAI/ESB製品の国内市場において19年連続シェアNo.1の「ASTERIA Warp」は、異なるコンピューターシステムのデータをノーコードで連携できるミドルウェアです。メインフレームやクラウド上のサーバーから表計算ソフトまで、様々なシステム間の接続とデータの変換を複雑なプログラミングなしで行える点が評価されています。

※ASTERIA、ASTERIA Warp、Handbook、Platio、Gravioはアステリア株式会社の登録商標です。本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。

注:今回のバージョンアップに伴う製品ラインアップや価格の変更はありません。