【ナレソメ総研調査】承認欲求は未婚・既婚間で3.4倍違う。結婚は“評価の戦場”からの解放か?男女471名のライフステージ別データ公開

承認欲求は未婚・既婚間で3.4倍の違い、結婚がもたらす心の変化とは?

ナレソメ総研が実施した「あなた自身に関する調査2026」により、成人男女471名の承認欲求と自己呈示欲求について、興味深いデータが公開されました。この調査では、個人の内面的な欲求と「周囲からどう見られたいか」という意識が、結婚の有無によって大きく異なることが明らかになっています。

結婚の有無が承認欲求に与える影響

調査結果によると、「周囲から注目を集めたい」という注目獲得欲求において、未婚者と既婚者の間に顕著な差が見られました。未婚女性が最も高い「3.01」を示し、次いで未婚男性が「2.94」でした。一方で、既婚男性は最も低い「2.70」という結果になっています。

注目すべきは、未婚男性と未婚女性の差が0.07であったのに対し、未婚男性と既婚男性の差は0.24と、婚姻状況による差が性差の約3.4倍に達した点です。このことから、個人の承認欲求は性別よりも、特定のパートナーがいるかどうかというライフステージの変化に強く影響される可能性が示唆されます。

注目獲得欲求の男女差

独身期は「評価の戦場」、結婚後は「自然体でいられる居場所」へ

独身期には、「見つけてもらいたい」「選ばれたい」といった外向きのエネルギーが働きやすくなる傾向が見られます。しかし、結婚後は不特定多数からの評価よりも、家庭やパートナーとの関係の中で得られる安心感へと、心理的な重心が移っていくと考えられます。

自己呈示欲求に見る男女の違い

男性の場合、未婚期には「おしゃれ」「頭が良い」といった“スペック型”の自己呈示が強い傾向にあります。これに対し、既婚男性では「楽しい」「頼りがいがある」「思いやりがある」といった、周囲を安心させる内面性を重視する傾向が見られました。

男性の自己呈示比較

女性では、年齢とともに未婚者と既婚者の差が顕著に広がる傾向が見られます。特に30代後半の未婚女性では自己呈示欲求が高まり、「楽しい」(4.25)、「おもしろい」(4.19)、「頭が良い」(3.94)など、多くの項目で既婚女性を上回る高い数値を記録しました。これは、外見だけでなく、知性や自立、ライフスタイルを含めて「理想の自分」を表現したい欲求が強まっている様子を示唆しています。

女性25-29歳自己呈示

女性30-34歳自己呈示

女性35-39歳自己呈示

恋愛心理学者が語る結婚の意義

恋愛心理学者であり、ナレソメ予備校でカウンセリングや成婚支援に携わる山崎敬太氏は、今回の調査結果について次のようにコメントしています。

「未婚期は、選ばれるために不特定の他者に対して自分を演出する傾向があります。一方で結婚後は、不特定多数に対して自分を演出するという意識を緩和でき、特定の相手、つまり配偶者とある程度自然体でいられる安心感が増していくと考えられます。今回のデータからは、結婚が単なる制度ではなく、“評価され続ける緊張”から解放される居場所として機能している可能性が示唆されました。」

調査の詳細と関連情報

この調査記事では、さらに以下の内容が詳しく解説されています。

  • なぜ未婚30代女性で“自己演出欲求”が急上昇するのか

  • 既婚男性が「おしゃれ」への関心を失う背景

  • 「ハイスペック女性」と「頼られたい男性」のミスマッチ

  • 「評価市場」から「関係市場」へ移る心理メカニズム

  • “ありのままの自分でいられる関係”がもたらす心理的安定

恋愛・婚活における「選ばれたい」気持ちや、結婚後の心理的な変化について、データをもとに詳しく知りたい方は、ぜひ以下の記事をご一読ください。

調査概要

  • 調査方法: あなた自身についてのアンケート調査

  • 調査期間: 2026年3月5日(木)〜2026年3月15日(日)

  • 調査対象: 成人男女

  • 回収サンプル数: 471名

ナレソメ予備校について

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