創業167年の老舗酒店「山城屋」が挑む「地方の逸品」グローバル展開と新店舗オープン

「良いものを正しく届ける」ECサイトで販路拡大

山城屋は「地元の逸品で世界を豊かに」という理念のもと、自社でECサイトを構築しました。これにより、かつては年間200本程度だった特定商品の取り扱いが、約100倍の規模へと大きく拡大しました。地域の生産者や協力企業との連携を深め、「良いものを正しく届ける」仕組みを磨き続けてきたことが、同社の成長の原動力となっています。

世界への第一歩と「地域商社」としての挑戦

同社は国内にとどまらず、大分の逸品を世界へ発信する取り組みも開始しており、すでにイギリス・ロンドンでの販売が決定しています。酒類だけでなく、韃靼そば茶や食品など、地域に埋もれた資源を発掘し、グローバル市場へとつなぐ「地域商社」としての役割を強化しています。これは、地域の価値を国内外に届けるための新たな試みと言えるでしょう。

ロンドンの建物前に立つビジネスマン

2026年6月、創業の地へ「大分県の隠れた逸品専門店」がオープン予定

2026年6月には、創業の地である豊後高田市にコンセプト店舗「大分県の隠れた逸品専門店」がオープンする予定です。この店舗は、日本の地方の豊かさを世界に発信する「逆輸入型リテールモデル」を目指しています。

店主の廣田良介氏は、全国利き酒選手権・大分大会で全問正解の実績を持つ確かな味覚を基準に、酒類のみならず「大分の本当に良いもの」を厳選しています。この新店舗は、地域の人々と世界をつなぐ、新たな発信拠点となることでしょう。

山城屋酒類販売有限会社について

山城屋酒類販売有限会社は、1859年創業の歴史ある企業です。七代目代表の廣田良介氏が率い、酒類・飲料・食品の販売、ECサイト運営を手掛けています。