宮崎県新富町 地域商社こゆ財団、新体制で「芽を出す」フェーズへ―人・企業との連携で100の挑戦を加速

「100チャレ」の本格展開と共創の推進

こゆ財団は、「100の事業チャレンジに100人のプレイヤーが挑めば、地域は強く、豊かになる」という思想に基づくミッション「100チャレ」を掲げています。2026年度は、地域資源を最大限に活用したローカルビジネスの創出を加速させるため、以下の三者による「共創」を強力にバックアップします。

  • こゆ財団: ローカルビジネス支援、プレイヤーの採用・育成、地域おこし協力隊等の募集

  • プレイヤー(人): 地域にとって必要で価値のあるビジネスへの挑戦

  • 企業等: 事業の共創、地域活性化起業人等の外部知見の活用

この連携を深めることで、挑戦者が孤立せず、地域全体で事業を育てるエコシステムの構築に注力していく方針です。これまでの「100チャレ」の事例としては、「稼ぐ劇場『MIRISE』プロジェクト」や「地産地消ダイニング事業」、「企業研修事業(ひなたコンパス)」、「ピッキングセンター事業」、「新富町×Vtuber 推し活プロジェクト」などが挙げられます。

「100チャレ」の詳細については、以下のページをご覧ください。
100チャレ詳細ページ

オフィスで笑顔を見せる5人の男女

新拠点「ルピナスみらい劇場」を舞台にした「MIRISEプロジェクト」始動

今年度より、こゆ財団は新富町文化会館の指定管理者となりました。同文化会館は「ルピナスみらい劇場」として新たに生まれ変わり、この場所を拠点に「MIRISE(ミライズ)プロジェクト」が本格的に始動します。

本プロジェクトでは、演劇や映像制作を通して「創造人口」(※新富町および新富町の人々と関わり、事業や作品、プロジェクトといった新たな価値を生み出す存在)1000人の創出を目指します。単なる施設運営に留まらず、多様な人々が交流し、新たな挑戦が生まれる「100チャレ」の象徴的なプラットフォームとなることが期待されています。

2026年5月16日には、ルピナスみらい劇場のオープニングイベントとして「春のしんとみ芸術祭」が開催される予定です。

春のしんとみ芸術祭のポスター

新たな「挑戦者」の募集・採用

2026年4月1日からは、こゆ財団に5名の新メンバー(こゆ財団採用3名、地域おこし協力隊2名)が加わりました。新体制の構築と事業拡大に伴い、今年度中にさらに計15名の人材採用を目標としています。

  • MIRISEプロジェクト関連:10名(ルピナスみらい劇場を拠点とした活動)

  • 100チャレ/その他事業:5名

採用にあたっては、地域おこし協力隊制度も積極的に活用し、全国から意欲あるプレイヤーを募ります。多様なバックグラウンドを持つメンバーが加わることで、地域経済の自走をより確固たるものにしていくでしょう。

「縦割り」から「円」へ。笑顔とつながりで連携する組織再構築

これらのプロジェクトを支え、成果を最大化させるため、こゆ財団は組織体制を刷新しました。従来の部署ごとの「縦割り」から、各メンバーが専門性を持ち寄りながら円状に繋がる「円(サークル)型組織」へと移行します。「笑顔とつながりで連携した事業の推進」をスローガンに掲げ、部署の垣根を超えたスピーディーな意思決定と、メンバー同士のシナジーを最大化させる環境が構築されます。

オフィスで笑顔でポーズをとる社員の集合写真

一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(こゆ財団)について

こゆ財団は、2017年4月に宮崎県新富町により設立された地域商社です。1粒1,000円の「新富ライチ」のブランディングやふるさと納税事業、起業家育成などに取り組んでいます。人口1万5,000人のまちで、ふるさと納税寄附額は設立以来9年間で累計150億円に達しました。地域おこし協力隊を含む移住者が町に溶け込み、新たな挑戦が次々と生まれる「チャレンジが循環するまちづくり」を推進しています。

ふるさと納税による寄附の一部を地域へ再投資し、町の資源や遊休資産の活用を通じた価値創出にも取り組んでいます。人と地域の可能性を重ねながら、持続的に価値が生まれる仕組みづくりを目指しています。

受賞・選定歴

  • 2018年 内閣官房「地方創生優良事例」に選定

  • 2020年 「新富ライチ」が2020年度グッドデザイン賞に選出

  • 2022年 令和3年度総務省ふるさとづくり大賞で「団体表彰」受賞

こゆ財団の公式サイトはこちらです。
https://koyu.miyazaki.jp/

地域と人が一体となり、未来を創造するこゆ財団の新たな挑戦に、これからも温かいご注目をいただければ幸いです。