「自治体広報AWARD 2025」銀賞受賞
四街道市立図書館は、「自治体広報AWARD 2025」のシティプロモーション部門において、銀賞を受賞しました。この賞は、自治体広報に携わる職員の工夫や思いに光を当て、互いに学び合う機会を創出することを目的に設立されたものです。

今回の受賞は、四街道市立図書館が長年取り組んできた、市民との関係構築を軸としたプロモーション活動が高く評価された結果です。全国から多数の応募があった中で、住民との信頼関係を育む実践として選出されました。
関係性を育む図書館の取り組み
従来のシティプロモーションでは、情報発信やイベント実施に重点が置かれがちであり、住民との関係が表層的になるという課題がありました。四街道市立図書館は、「プロモーションとは、伝えることそのものではなく、関係を育んでいく営みではないか」という問いを起点に、独自の活動を展開してきました。
評価された主な視点は以下の通りです。
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市民が安心して関われる「余白」を確保すること。
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年齢や立場を超えた自然な対話が生まれる場を育てること。
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関係性が継続していくための仕組みを丁寧に設計すること。
これらの取り組みを通じて、図書館は「利用する場所」から「関わってよい場所」、そして「自分ごととして考えられる場所」へと、その役割を広げています。これは単なる情報発信に留まらず、日常的な関わりの中で培われる信頼や関係性そのものを価値と捉える実践であり、他の自治体職員にとっても学びや示唆を与えるものとして高く評価されました。



受賞者と審査員からの声
今回の受賞者である四街道市立図書館の齋藤久光館長は、平成13年の入庁以来、様々な業務を経験し、令和5年4月から図書館長を務めています。市民を巻き込む施策を多数展開し、ちばコラボ大賞や日本広報協会会長賞など、数々の賞を受賞してきました。
審査員からは、以下のような温かいコメントが寄せられています。
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「図書館が単に本を貸し出す場ではなく、職員やメディアがハブとなることで、人々が集い、交流し、新しい価値を生み出せる場になれることを証明した取組と感じました。地域に眠っていた市民活動や場が持つ可能性を呼び起こすことで地域の総活力を高めた好事例。『自分のまちにもこんな図書館があったら、最高』と心に響いた企画でした。」(村田充氏)
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「図書館という公共施設の役割を『サービス提供の場』から『関係性が編まれる場』へと更新した点に大きな価値があります。職員自身が地域に溶け込み、既存の人・活動・場を丁寧につなぎ直していく姿勢が、結果として自然な賑わいと新たな価値創出につながっています。」(村田大氏)



表彰式のご案内
表彰式は、2026年3月14日(土)に奈良県王寺町地域交流センターにて開催されます。当日は、自治体広報LABオフ会(研修会)も同時開催され、第一部で表彰式、第二部で研修会、第三部で懇親会が予定されています。また、参加希望者を対象に、翌15日(日)には「王寺町まち歩き」も開催されるとのことです。
詳細については、自治体広報AWARDホームページをご覧ください。
四街道市立図書館の取り組みは、これからの自治体広報のあり方を示唆する、希望に満ちた事例として注目を集めています。



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