ソニーネットワークコミュニケーションズの組織知経営クラウド「Shpica」が「HRテクノロジー大賞 イノベーション賞」を受賞

組織知経営クラウド『Shpica』の概要

『Shpica』は、企業内に分散している文書、ファイル、業務マニュアル、そして従業員の知見を一元的に管理するAIナレッジプラットフォームです。このシステムは、組織内の知見を「誰に関連する知見か」と紐付けて蓄積し、AIに質問するだけで最適な情報や社内の有識者を瞬時に見つけ出すことを可能にします。

リリースから1年で多くの企業に導入され、組織知の活用を促進し、企業の競争優位性構築に貢献しています。

Shpicaのダッシュボードイメージ
Shpicaのコンセプトイメージ

サービス詳細については、以下のページをご覧ください。
Shpicaサービスページ

「point 0 marunouchi」での実証実験と具体的な成果

ソニーネットワークコミュニケーションズとpoint0は、2024年12月から4ヶ月間にわたり、「point 0 marunouchi」にて『Shpica』のβ版を用いた実証実験を実施しました。この実験では、施設を利用する約100名のワーカーを対象に、「AIが面識のない人同士を繋ぎ合わせることで、課題解決に貢献できるか」を検証しました。

AIが利用者の持つ知見や課題を解析し、最適な人同士をマッチングする仕組みを導入した結果、10件以上の新たな人脈がAIを起点に生まれました。これにより、「他社のワーカーへの相談による課題解決」や「共同プロジェクトの発足」といった具体的な協働事例が確認されています。また、「point 0 committee」の参画企業からのフィードバックを基に、プロダクトの機能やUI/UXの改善も行われました。

この実証実験によって、コミュニティ内での高いマッチング精度とサービスの有効性が確認され、後の『Shpica』の商用ローンチ、そして今回の「HRテクノロジー大賞 イノベーション賞」受賞へと繋がりました。

「HRテクノロジー大賞」と『Shpica』の受賞理由

「HRテクノロジー大賞」は、日本のHRテクノロジーおよび人事ビッグデータ(アナリティクス)分野の優れた取り組みを表彰し、その進化発展に寄与することを目的としています。

詳細はこちらから確認できます。
HRテクノロジー大賞

組織知経営クラウド『Shpica』がイノベーション賞を受賞した主な理由は以下の3点です。

  1. 既存のストレージを活用しつつ、AIが知識と人を結びつける独自のレイヤーを構築した点。
  2. 大企業を中心に導入が進み、部門を越えたナレッジの流通を促進し、組織のサイロ化を解消した点。
  3. 言葉や文章で表現しにくい経験や勘、コツといった暗黙知(※1)を形式知化することで、ノウハウ流出リスクの低減と経営の意思決定高度化に貢献する優れたサービスである点。
    (※1)暗黙知:言葉や文章で表現するのが難しく、経験や勘、コツとして個人の中に体得されている知識のこと。

株式会社point0 代表取締役社長 石原隆広氏のコメント

株式会社point0の代表取締役社長である石原隆広氏は、今回の受賞について次のように述べています。
「ソニーネットワークコミュニケーションズ様の『Shpica』が『HRテクノロジー大賞 イノベーション賞』を受賞されたことを、心より嬉しく誇らしく思います。『point 0 marunouchi』での実証実験段階から、AIが面識のない人同士を繋ぎ、新たな価値を生み出していくプロセスを間近で目の当たりにしてまいりました。point 0という『共創の場』から生まれたイノベーションが社会的に高く評価されたことは、私たちの目指すオープンイノベーションの価値を証明するものです。今後も参画企業とともに、未来の働き方を形づくる挑戦を続けてまいります。」

株式会社point0について

株式会社point0は、「働く」を再定義する協創/共創のためのコンソーシアムです。2019年2月に設立され、「未来のオフィス空間」を実現するためのコワーキングスペースであり、実証実験の空間として「point 0 marunouchi」を運営しています。

2026年8月現在、20を超える企業・行政機関・教育機関がプロジェクトに参画しており、協創/共創の輪を広げています。また、理想的なソロワーク環境を提供する「point 0 satellite」も運営しています。

  • 所在地:東京都千代田区丸の内二丁目5-1丸の内二丁目ビル4階

  • 代表者:代表取締役 石原 隆広

  • 資本金:11億2,350万円(資本準備金含む)※2026年4月現在

  • 設立:2019年2月

point0 ウェブサイト

point 0 marunouchi

『point 0 committee』参画組織一覧:

  • ダイキン工業(株)

  • (株)オカムラ

  • パナソニック エレクトリックワークス(株)

  • TOA(株)

  • アサヒビール(株)

  • (株)丹青社

  • DAIKEN(株)

  • YKK AP(株)

  • 鹿島建設(株)

  • 東京海上日動火災保険(株)

  • 野村不動産ホールディングス(株)

  • セイコーエプソン(株)

  • ソニーネットワークコミュニケーションズ(株)

  • SCSK(株)

  • 空研工業(株)

  • (株)電通総研

  • 三井化学(株)

  • 長野県

  • 大阪大学

  • 早稲田大学

  • 横浜市立大学

  • 立命館大学

  • 青山学院大学

  • 横浜国立大学

  • 芝浦工業大学