ドキュメンタリー映画『ミスター・ナチュラルと呼ばれた男』を制作。ロケ地である島根県奥出雲町、奈良県吉野町、東京都練馬区で試写会・上映会開催。

文明と人間性の問いかけ

本作は、少年期に広島で原爆を経験し、成人後に鉱山での大規模な森林破壊を目の当たりにした谷口正次さんの視点から、「文明はなぜ人間性を失ったのか」という根源的な問いを投げかけます。86歳を迎えた谷口さんは、現役時代にマイニング・エンジニアとして世界各地で鉱山開発に携わりましたが、その中で目の当たりにしたのは、経済優先による容赦ない自然破壊でした。この危機感から、谷口さんは講演や執筆活動を通じて、持続可能な社会の重要性を訴え続けています。

屋外で集まった子供たちが、空や遠くの何かを見上げている様子を捉えた写真です。好奇心に満ちた表情が印象的で、周囲には大人たちも見守っています。和やかな雰囲気のイベントの一場面のようです。

稲刈り体験中の若者二人が写っています。一人は収穫した稲束を持ち笑顔で、もう一人はスマホと記録機器でその様子を撮影。自然豊かな屋外での楽しげな瞬間を捉えています。

豊かな緑に囲まれた自然の中で、帽子をかぶった高齢の男性がデバイスを手に持ち、上空を見上げている様子。落ち着いた雰囲気で自然を満喫しているようだ。

ハイパーソニック・サウンドが示す可能性

谷口さんが新たな希望を見出したのは、脳科学者・大橋力さんによって発見された「ハイパーソニック・エフェクト」でした。人間の耳には聞こえない20kHz以上の高周波を含む「ハイパーソニック・サウンド」は、熱帯雨林などの自然環境や、農作業・林業といった自然と触れ合う環境に豊富に存在します。この音は、基幹脳の血流を増大させ、人間性を豊かにし、内分泌系・自律神経系・免疫系の中枢をなす脳領域を活性化させる効果があることが証明されています。谷口さんは、この「聞こえない音」に人間本来の生き方への気づきを与える力があるのではないかと考え、その音を探す旅に出ます。

手に持ったスマートフォンに外部デバイスが取り付けられ、カラフルなグラフが表示されている様子です。データ分析や測定を行っている場面を捉えた画像です。

主演・谷口正次さんについて

眼鏡をかけた高齢のアジア人男性が、グレーのタートルネックと黒いジャケットを着用し、真剣な表情で座っています。胸元にはラペルマイクが見え、何らかの会話やインタビューの最中である様子が伺えます。

谷口正次さんは1938年東京都生まれの資源・環境・文明ジャーナリストです。九州工業大学鉱山工学科を卒業後、鉱山技術者として小野田セメント(現・太平洋セメント)に入社。その後、国連大学ゼロエミッション・フォーラム産業界代表理事などを歴任し、資源・環境・文明の問題について執筆・講演活動を続けていらっしゃいます。

観客からの声

映画を鑑賞した方々からは、以下のような感想が寄せられています。

  • 「人間には感じきれないことがたくさんある。全能の神のような気になって、自然破壊を進める残念な事実に改めて考えさせられた。ハイパーソニックサウンドのように、心や体に良いものを、子どもたちの成長の環境に加えたい」(八王子学園なかよし幼稚園 園長/清水弘美さん)

  • 「ハイパーソニックの力の実証は、自然や農林業の重要性を証明する」(高崎健康福祉大学農学部教授/勝野美江さん)

  • 「『過去は過ぎ去るのではなく、前方に貯蓄されていく』谷口さんの言葉に肺腑をえぐられた。そして、語られる言葉の重さとまるで正反対の心地よい映像。時に絶望しかける観客の心を『きっと大丈夫』、とやさしく包み込む音楽。ナレーションの松林さんの温かみと説得力のある声音。警鐘と希望に満ちたマスターピースである」(作家・政治史研究科/瀧澤中さん)

監督・プロデューサー紹介

赤いジャケットを着たアジア系の男性が屋外で笑顔を見せているポートレート写真。明るい日差しの中で、親しみやすい表情が印象的です。

太田 龍馬(おおた りゅうま)監督
1978年函館生まれの映画監督・脚本家。『僕たちのプレイボール』(2010年)で脚本家デビュー後、映画監督・脚本家として活動しています。2017年には自主制作映画『わたしのまち』で「48HourFilmProject」東京大会グランプリ、最優秀監督賞、観客賞を受賞し、パリの世界大会でも好評を博しました。

緑豊かな背景を背に、黒いジャケットを着用した中年アジア人男性のポートレート。男性は笑顔で、顎鬚を蓄えています。明るい屋外で撮影された親しみやすい表情が印象的です。

榎田 竜路(えのきだ りゅうじ)プロデューサー
1964年神奈川県生まれのメディアプロデューサー、音楽家。日本古来の「型」という視点から映画を研究し、その知見をメディア表現や人材育成に応用し、地域や組織の活性化に貢献してきました。音楽分野では、インプロヴィゼーションを軸に演劇・映画・現代アートなど、領域を横断したコラボレーションを展開しています。

今後の上映予定

ロケ地である島根県奥出雲町、奈良県吉野町、そして東京都練馬区にて試写会・上映会が開催されます。ぜひこの機会に足をお運びください。

  • 島根県 奥出雲

  • 東京 練馬

  • 奈良 吉野

    • 日時場所: 2026年9月14日(月) 18:00開場/18:30上映/19:45トークショー @ 吉野町中央公民館 大ホール※お車でお越しの方は河川敷の吉野町役場職員駐車場をご利用ください。

    • 詳細: ロケ地試写会、入場料無料・事前予約不要

  • 東京 狛江

    • 日時場所: 2026年10月24日(土)

    • 詳細: 全生新舎さま主催イベントにて上映

その他、映画祭、映画館等での上映も予定されています。各上映会の取材をご希望のメディア関係者様は、事前にお問い合わせください。

上映会開催のお誘い

この映画をより多くの方にご覧いただき、環境や資源、そして私たち自身の生活について語り合うきっかけとなることを願い、上映素材の貸し出しも行っています。あなたのまちで、この映画を上映してみませんか?

  • 1回の上映につき5万円(税抜)

  • 出演者や関係者による講演や対談の併催も可能です(出演者の謝礼+交通費実費)。

  • 学校教育機関でのご使用や出演についてはご相談に応じます。

  • 上映素材はDCPまたはMOVデータ(SSDなどに格納して貸し出し)で提供されます。

作品概要

  • 作品名: ミスター・ナチュラルと呼ばれた男

  • ジャンル: ドキュメンタリー

  • 仕様: DCP/5.1chサラウンド/70分/2026年制作

  • 映倫番号: 125462

  • 出演: 谷口正次(資源・環境・文明ジャーナリスト、好古家、アーティスト、NPO 法人ものづくり生命文明機構副理事長)、本田学(脳科学者)、トーマス・蘭杖(薩摩琵琶奏者)、上野美知子(一般社団法人 Coもれび)、福西正行(福西和紙本舗)、久見宗資(奈良県立奈良南高等学校)、金城笑子(笑味の店)、奥出雲町鳥上出身の小学生とりっ子の皆さん、山本真理子(作業療法士)、岡山県立津山東高等学校の皆さん 、奈良県吉野町の皆さん、沖縄県大宜味村の皆さん

  • ナレーション: 松林うらら(俳優 / プロデューサー / 映画監督/ 『飢えたライオン』主演、『ブルーイマジン』監督)

  • 監督・撮影・構成・ナレーション台本: 太田龍馬

  • 撮影: 新島克則、古屋則巻

  • 編集: 青木紀親

  • MAスタジオ: コサエル・クリエイティブスタジオ(浦本和宏)

  • プロデューサー・音楽・撮影: 榎田竜路

  • 企画・制作: 合同会社アースボイスプロジェクト

文明が失った人間性を問い、資源・環境ジャーナリスト谷口正次が自然との共生やハイパーソニックサウンドの力を探るドキュメンタリー映画。自然の重要性と子供の成長への影響を訴える。

環境破壊に警鐘を鳴らし、ハイパーソニック・エフェクトで生き方を見直す谷口正次氏の活動を紹介。映画監督やプロデューサーも参加し、地球の未来を考えるプロジェクトを伝える。

お問い合わせ

この映画に関するお問い合わせは、合同会社アースボイスプロジェクトまでご連絡ください。

【TEL】0467-24-1740 / 080-8048-1932(担当:えのきだ)
【Email】info@ev-pj.com