視聴者を魅了した2026年6月のテレビCMランキングを発表!ゼスプリ、コナミ、ソフトバンクが上位に

テレビCM「アテンション」ランキングとは

このランキングは、地上波関東キー局で放送されたテレビCMを対象に、REVISIO独自のクリエイティブ評価指標「Cスコア(クリエイティブスコア)」を基に作成されています。Cスコアが高いほど、CMが視聴者の目線を画面にくぎづけにしていた、つまりアテンションを獲得していたことが示されます。

Cスコアと毎秒Cスコアの説明

6月トップはゼスプリ「キウイブラザーズ」シリーズの60秒CM!

2026年6月のランキングで1位に輝いたのは、ゼスプリインターナショナルジャパンのゼスプリ「うまい話」篇でした。お馴染みの「キウイブラザーズ」が登場するこのCMは、単にキウイの美味しさを伝えるだけでなく、現代人の共感を呼ぶ心に刺さるストーリーが展開されます。

2026年6月 テレビCMアテンションランキング TOP5

このCMでは、離れて暮らす子どもの栄養不良を心配する猫のお母さんが登場します。自分自身も栄養不良であることに気づきながらも、キウイで手軽に栄養が摂れる「うまい話」を見つけるというストーリーが、ミュージカル調の60秒CMで表現されています。

2位には、コナミデジタルエンタテインメントのeFootball「JUST WATCHING? リオネル&メッシ」篇がランクインしました。リアルなサッカー中継の実況を強力なEye Catchとして活用し、リオネル・メッシ選手が視聴者に直接語りかけるシーンは、観戦者を当事者へと引き込むような印象的な演出がされています。

3位はソフトバンクのペイトク2「白戸家 ケンティー参上」篇でした。人気タレント中島健人さんのサプライズ登場が強力なEye Catchとなり、高いCスコアでスタート。白戸家のお馴染みのキャラクターたちとのコミカルな掛け合いを通じて、新料金プラン「ペイトク2」の「アプリでもカードでもポイントが貯まる」というメリットを分かりやすく伝えています。中島さんの決め台詞「セクシーがっぽり」で毎秒Cスコアがピークを迎え、サービス内容の理解促進と記憶定着に貢献したクリエイティブと言えるでしょう。

視聴質ブログでは、6位以下のランキングも公開されています。サッカーW杯期間中だったこともあり、Uber Eats「その試合、見逃せないなら Uber Eats で、いーんじゃない?」篇や三井不動産「三井のすずちゃん スーパープレイ」篇など、サッカーを想起させるCMが複数ランクインしました。

6位以下のランキングはこちらからご覧いただけます: https://revisio.co.jp/blog/biz/qlCWWVgn

今月のピックアップCM:ゼスプリインターナショナルジャパン『ゼスプリ「うまい話」篇』60秒

1位を獲得したゼスプリのCMについて、さらに詳しく見ていきましょう。

ゼスプリ「うまい話」篇60秒のCスコア分析

CMが視聴者の視線を惹きつける要因は、「EyeCatch(音や無音などの聴覚的な刺激で一気に注意を喚起する)」と「EyeHold(ストーリー展開や映像・メッセージによって獲得した注意を維持する)」の要素に分けられます。このCMでは、特徴的な音楽やストーリー性が特に注目されました。

総合評価レポートよりまとめ:視聴者を惹きつけた二つの理由

  1. 「共感を呼ぶ日常ドラマ」と「非日常的なミュージカル展開」の組み合わせ
    CMの前半では、擬人化された猫のキャラクターが抱える食生活への悩みが丁寧に描かれ、視聴者が「自分ゴト」として捉えやすくなっています。Cスコアが最高潮に達する33秒のサビ部分では、キャラクターの感情の爆発が壮大な歌と映像で表現され、視聴者の心を強く掴んだと言えるでしょう。

  2. 伝えたい言葉をキャラクターに語らせる演出
    43秒から47秒付近で、一度離脱しかけた注視が再び上昇するシーンがあります。ここでは、キウイブラザーズをはじめとする多数の擬人化されたキャラクターが登場し、それまでの猫のソロ歌唱からカラフルなキャラクターによる合唱が始まることで、視聴者の視線を引きつけています。彼らが歌う「そんなうまい話、ここにある」という歌詞は、その後の「キウイでラクに10種の栄養素」というCMの訴求ポイントに自然と繋がっていました。

テレビCMの効果を最大化する「しっかり視られるCM」とは

CM中の視聴維持率を示すグラフ

テレビCMの制作において、直感や経験に頼ることも多いかもしれません。しかし、これだけではパフォーマンスの再現性や確実性に不安が残ることもあります。REVISIOは、約14万本のCMを分析したデータを蓄積しており、「CMの視られる要素」と「視聴者に視られるためのCMづくり」のノウハウを持っています。

CM制作にお役立ていただける資料がREVISIOのウェブサイトで公開されていますので、ぜひご確認ください。

REVISIOは、人体認識技術によってテレビ番組・CMの視聴態勢データを取得し、BtoB向け視聴分析サービスを提供しています。家庭のテレビに独自開発の人体認識技術を搭載した調査機器を設置し、調査参加者の視聴態勢を毎秒で自動的に取得。「誰がテレビの前にいて、ちゃんと見ているか」という独自の注視データを、広告主・広告会社・放送局など国内累計200社以上のクライアントに活用されています。

現在、関東エリア2,000世帯・関西エリア600世帯の地上波全番組の視聴データ、ならびにコネクテッドTVの注視データが提供されています。