プロジェクトの背景:未来の事業の種を見つける
地域には、明確な事業計画として整理されていない、人々の思いや日々の営み、見過ごされがちな小さな困りごとなど、多種多様な声が存在します。本プロジェクトでは、そうした地域の現場にある声の中に、次の時代につながる事業の種があると捉えています。
外から完成した答えを持ち込むのではなく、地域事業者や地域人材との対話、そして現地での体験を通じて、地域に本当に必要なテーマを見つけ、共に事業の形を探っていくことが重視されます。
神石高原町から届いた、現場起点の共創テーマ
神石高原町からは、以下のような具体的な共創テーマが寄せられています。
-
新聞配達ネットワーク
約600件の暮らしを支える「命のインフラ」である新聞配達を、見守りや暮らしを支える次世代の地域インフラへと発展させる方策を共に考えます。 -
空き家活用
空き家を単なる再生対象としてだけでなく、人・仕事・暮らしをつなぎ直す入口と捉え、片付け、DIY、地域との交流から、短時間就労や移住、継続的な関係人口へとつなげることを目指します。 -
味噌蔵の現場改善
少人数で営む味噌蔵において、FAXで届く手書き注文の処理や在庫発注といった課題に対し、現場の関係性を損なわずにデジタル活用を進める方法を都市部人材と共に検討します。 -
食・文化・地域産品
在来種こんにゃく芋や酒蔵文化など、土地に根付く産業を、教育旅行、映像、SNS、リーフレット、商品・体験づくりなどを通じて次世代へ継承していきます。
共創の仕組みと多様な参加の形
本プロジェクトは、都市部の企画、AI・IT、デザイン、広報、映像、マーケティング、事業開発といった専門性と、神石高原町が持つ現場知、地域資源、産業、人とのつながりを掛け合わせることで、地域に本当に必要な事業を共に形にしていきます。

参加者は、移住を前提とせず、都市部で働きながら地域に関わりたい人、フリーランスとして新たな実践フィールドを探している人、企業内で新規事業や地域連携に取り組む人、将来的に二拠点生活や地域での仕事づくりに関心を持つ人など、多様な背景を持つ人々が自身のスキルを活かして参画できます。現地訪問が必要なテーマでは、対話やフィールドワークを通じて、現場の背景を深く理解しながらプロジェクトを進めます。
活動の可視化と未来へのつながり
参加者の対話、提案、現地での実践、事業づくりのプロセスは、共創実績として記録・可視化されます。これにより、「誰が、どのテーマに、どのような行動や専門性で関わったか」が人的資本として積み上げられ、次の共創ユニット、プロジェクト、事業機会へとつながることが期待されます。活動実績はSBT(Soulbound Token)による貢献証明とも連動していく計画です。
2026年7月28日にキックオフイベント開催
プロジェクトの第一歩として、2026年7月28日(火)に港区立産業振興センターにてキックオフイベントが開催されます。
このイベントでは、神石高原町から届いた共創テーマが紹介され、参加後の流れや現地フィールドワーク、テーマ別ユニット形成の進め方などが案内されます。
-
イベント名: 港区×神石高原町 共創DAO キックオフ2026
-
日時: 2026年7月28日(火) 12:30受付/13:00〜16:00開催/16:00〜17:00交流会
-
会場: 港区立産業振興センター(東京都港区)
-
参加費: 無料
-
参加方法: 会場参加
-
申込・詳細:
株式会社spoonの代表取締役 河本大悟氏は、このプロジェクトについて「地域課題は、外から見える課題だけでなく、地域で暮らし、働く人たちの言葉にならない想いや日々の営みの中にもあります。完成した答えを持ち込むのではなく、神石高原町の皆様と対話しながら、都市部人材の専門性や視点を掛け合わせ、本当に地域に必要な事業を共につくることを目指します」とコメントしています。
