欧州初!『NARUTO-ナルト-』の世界観を体験できるテーマパーク「NARUTO – 木ノ葉ランド」が南仏に誕生

「NARUTO – 木ノ葉ランド」で作品の世界へ没入

「NARUTO – 木ノ葉ランド」は、年間31万人以上が訪れる南仏最大のテーマパーク「Parc Spirou Provence」内に開設されました。エリア内には、『NARUTO-ナルト-』に登場する「木ノ葉隠れの里」が忠実に再現されています。

ここでは、作品の世界観を体感できる多彩なアトラクションが用意されています。

  • 九尾アンチェインド
    主人公うずまきナルトの中に封印された強大な尾獣「九尾」をテーマにした、スリル満点のコースターです。全長1km以上を最高時速75kmで疾走し、30メートルの高さに急上昇、フィナーレには250メートルの逆走も体験できます。

    九尾アンチェインド

  • 螺旋丸(らせんがん)チャクラ・ローテーション
    ナルトの代表的な術である「螺旋丸」をテーマにした旋回アトラクションです。乗客はダイナミックな動きを通じて、術を体感できます。

    螺旋丸チャクラ・ローテーション

  • 火影(ほかげ)屋敷
    里の長である火影が政務を執る屋敷をモチーフにしたショップで、ここでしか手に入らない限定グッズが並びます。

    火影屋敷

  • 火影岩
    「木ノ葉隠れの里」を見守る歴代火影たちの顔岩が、エリアの象徴として存在感を放ち、物語への没入感を高めます。

    火影岩

さらに、ナルト、サスケ、サクラをはじめとする人気キャラクター10体の等身大立像がエリア内に設置され、ファンを作品の世界へと誘います。

ナルトと自来也の等身大立像

日本IPの欧州展開を支えるMédia-Participations社

MP社は1986年創業のフランス・パリに本社を置く企業で、欧州・米州・アフリカ・アジアの4大陸・14カ国で活動し、2,300人を超える従業員を擁する欧州最大級のメディア・エンターテインメント企業です。

特に、コミック・グラフィックノベル出版では欧州第1位のシェアを誇り、年間2,000万部を売り上げています。1990年代から日本の漫画出版に参入し、傘下の漫画専門出版社「KANA」を通じて「NARUTO-ナルト-」をはじめとする400シリーズ以上の作品を欧州に展開してきました。30年以上にわたり日本のIPの欧州展開を支え、フランスおよび欧州における日本のポップカルチャー普及に貢献しています。

2024年には株式会社KADOKAWAとの合弁会社VEGAをフランスで設立し、日本の出版社と連携しながら世界のフランス語圏市場向けに日本の漫画、ライトノベル作品を翻訳出版する体制も構築しました。

日本政府がIP(知的財産)産業を新たな基幹産業と位置づけ、IP輸出を国策として推進する中、MP社はこれまで培ってきた知見と経験を活かし、日本にとって最も頼れる欧州パートナーを目指しています。出版・映像・ゲーム・ライセンシング・テーマパークといった一貫した制作・流通体制を持つMP社の「360°メディアミックス戦略」は、日本のクリエイターや権利者にとって、新たな海外展開の選択肢となるでしょう。

※出典:内閣府 「新たなクールジャパン戦略」(令和6年6月4日)
http://cao.go.jp/cool_japan/aratana/aratana.html

日本でのPR活動を本格始動

MP社は日本との協業開始30周年を機に、日本在住チームを増やし、日本公式サイトを開設するなど、日本国内でのPR活動を本格的に始動します。今後は、日本での情報発信や広告展開も予定されています。活動に先駆け、2026年6月には公式サイトの日本語版が公開されました。

Média-Participations社 公式サイト:
https://www.media-participations.com/jp/

開業記念式典レポート

2026年6月4日には、日本関係各社をはじめとする日本の出版・放送・商社関係者を交えた開業記念式典が開催されました。約900名の関係者が参加し、MP社のCEO Julien Papelier氏とParc Spirou Provence代表取締役のHervé Lux氏によるスピーチが行われ、MP社と日本のパートナーとの長年の信頼関係が改めて示されました。

NARUTO – 木ノ葉ランドの開業記念式典

Julien Papelier氏はこの日、「Média-Participationsと日本のパートナーは、過去30年にわたり文化の架け橋を築いてきました。『NARUTO-ナルト-』エリアは、日本の漫画とフランスのコミックという2つの創造的な世界を結びつけ、欧州のファンにこれまでにない没入型の体験を提供する、唯一無二の日仏パートナーシップの具現化です」とコメントしています。

また、Hervé Lux氏は「『NARUTO – 木ノ葉ランド』は、日本の文化コンテンツが、明確な戦略的ビジョンと高い運営水準に支えられれば、欧州において強力な成長の原動力となり得ることを実証しています。本エリアのオープン以降、来場者数とパーク・スピルーのブランドイメージの両面で具体的な成果を上げており、日本のIPが国際市場で継続的に収益を生む力を持つことを実証しています」と語りました。

『NARUTO-ナルト-』について

『NARUTO-ナルト-』は、岸本斉史氏による少年漫画で、「週刊少年ジャンプ」にて1999年から連載され、2014年に完結しました。主人公うずまきナルトが火影を目指す姿は世界中で人気を博し、単行本の累計発行部数は60以上の国と地域で2億5000万部を突破しています。

2002年からはテレビアニメが放送され、現在では世界145以上の国と地域で展開される国民的作品です。劇場版アニメやアプリ、ゲーム、グッズのほか、展覧会、2.5次元ミュージカル、音楽フェス、歌舞伎など、多岐にわたる展開を見せています。

Parc Spirou Provence(パルク・スピルー・プロヴァンス)概要

「パルク・スピルー・プロヴァンス」は、プロヴァンスの中心部に位置する7ヘクタールの広大なテーマパークです。2018年の開園以来、家族向けのレジャー施設として地位を確立し、直近の2025年シーズンには年間31万5,000人の来場者を迎えました。現在は29のアトラクションを運営しており、ウォーターパーク「ウェーブ・アイランド」の買収により、年間60万人の来場者を目指しています。

公式サイト:
https://www.parc-spirou.com/

パルク・スピルー・プロヴァンスの入り口

「NARUTO – 木ノ葉ランド」の開業は、日本のポップカルチャーが欧州でさらなる発展を遂げるための重要な一歩となるでしょう。MP社と日本のパートナーシップが、今後も多くの人々に感動とエンターテインメントを届けてくれることに期待が寄せられています。