MIT Technology Review [日本版] 特別編集『ポスト都市時代の社会デザイン 社会実装都市 ひろしま』が発売

広島を「社会実装都市」として再定義

少子高齢化や労働人口の減少といった喫緊の社会課題に直面する日本において、テクノロジーを活用したイノベーションによる課題解決が求められています。しかし、AIやロボティクスなどの先進技術を実社会で試し、運用モデルを構築するための実証フィールドが不足している点が課題とされていました。

本誌では、都市機能、製造業の集積、海や山といった多様な地形と産業が半径5キロメートル圏内に凝縮された広島市の中心部を、日本の縮図ともいえる「コンパクトシティ」として選定。ここをイノベーションの社会実装に適したテストベッド(実験都市)と捉え、地域全体で挑戦を後押しするエコシステムや、独自の現場を持つ変革者たちの取り組みに焦点を当てています。広島県および叡啓大学の協力のもと制作・発行され、首都圏をはじめとする全国の新規事業・R&D担当者、経営・管理職層に向けて、地方における共創と社会実装の可能性を提示します。

本誌は全国主要都市の大型書店や、Amazonなどのネット書店で購入可能です。

本誌の主な内容

なぜ今、地方なのか?:冨山和彦氏インタビュー

冨山和彦氏インタビュー
株式会社日本共創プラットフォーム代表取締役会長である冨山和彦氏への単独インタビューを掲載しています。AIの普及によるホワイトカラーの業務代替が進む中で、余剰となる高度人材を地方という新たなフロンティアへ還流させるための成長戦略と、転換期におけるローカルの可能性を深く掘り下げています。

社会実装都市・ひろしまの勝算:毛籠勝弘氏と早田吉伸氏の対談

毛籠勝弘氏と早田吉伸氏の対談
マツダ株式会社 代表取締役社長 兼 CEOの毛籠勝弘氏と、叡啓大学 教授の早田吉伸氏による特別対談を収録。グローバル企業の視点とアカデミア・地域エコシステムの視点から、広島が持つ地政学的・文化的な優位性、生産体制の革新事例、そしてイノベーションを社会実装するためのマインドセットが紹介されています。

ひろしま発・日本を動かす変革者11人

広島を舞台に先進的な取り組みに挑戦するキーパーソン11人の課題意識と、その解決策としての挑戦が紹介されています。株式会社ひろぎんホールディングス 代表取締役社長の部谷俊雄氏、常石グループ株式会社 代表取締役会長兼グループCEOの河野仁至氏、株式会社サンフレッチェ広島 代表取締役社長の久保雅義氏をはじめ、地域のビジネスやカルチャーを牽引する方々の新しい取り組みと思いが語られています。

ローカル×イノベーション:社会課題解決のリアル

ローカル×イノベーション事例
農業、介護、観光、製造業といった実体経済領域における先駆的な16の事例をレポートしています。牡蠣養殖のデジタル化、日本酒の再定義、自律走行ロボットによる過疎地域の物流支援など、社会実装の現場で生まれる課題と展望が取り上げられ、一次産業から先端技術、教育まで、広島発の多様な挑戦が紹介されています。

世界が注目する広島発の先端技術(ディープテック)

広島発の先端技術
『MIT Technology Review』ならではの科学技術の視点から、広島発のディープテック企業が紹介されています。ゲノム解析・編集技術で「第2の種苗会社」を目指すプラチナバイオ株式会社や、AI時代の電力課題に挑む次世代メモリ技術を開発する株式会社マテリアルゲートの技術的優位性と、産業にもたらすインパクトに迫ります。

広島県知事・横田美香氏「イノベーション立県への挑戦」

広島県知事 横田美香氏インタビュー
行政のトップである広島県知事の横田美香氏が登場し、独自のアクセラレーションプログラム展開や、規制緩和を伴う実証実験の誘致など、県を挙げて推進する「イノベーション立県」としての先進的な社会実装の取り組みと、未来へのビジョンが語られています。

社会実装のハブ&プラットフォーム:叡啓大学の「実践」

叡啓大学
本誌の制作に協力した叡啓大学(Eikei University of Hiroshima)が、地域資源と首都圏企業、多様なキープレイヤーをつなぐ「新規事業のプラットフォーム」として紹介されています。産学官連携を主導する「ソーシャルデザインセンター」の具体的な取り組みや、社会課題解決型ビジネスの創出を目指す教育内容など、叡啓大学の実践的な活動に迫ります。

特設サイトと出版記念イベント

本誌の刊行とあわせて、『MIT Technology Review [日本版]』公式サイト内に特設サイトが公開されました。本誌特集記事に関連した動画コンテンツなども掲載されており、ビジネス・行政・アカデミアの各視点から、広島発のイノベーションが生まれる背景をより深く理解できる内容となっています。
特設サイト: http://www.technologyreview.jp/sp/eikei/

また、本誌の出版を記念してイベントが開催されます。「社会実装都市ひろしま」をテーマに、地域における新たな価値創造や共創の可能性について発信される予定です。
日時:2026年6月26日(金)13:30~15:00(予定)
※会場や登壇者などの詳細については、叡啓大学より後日発表されます。

書籍概要

  • タイトル: 『MITテクノロジーレビュー[日本版]特別編集 ポスト都市時代の社会デザイン 社会実装都市 ひろしま』アスキームック

  • 定価: 1,650円(本体1,500円+税)

  • 発売日: 2026年5月29日(金)

  • ISBN: 9784049113075

  • 雑誌コード: 63693-70

  • 判型: A4判、100ページ

  • 発売: 株式会社KADOKAWA

  • 発行: 株式会社角川アスキー総合研究所

  • 公式サイトURL: https://store.kadokawa.co.jp/shop/g/g322602000475/

MITテクノロジーレビューについて

『MIT Technology Review(MITテクノロジーレビュー)』は、1899年に米国マサチューセッツ工科大学によって創設された、世界で最も歴史と権威があるテクノロジー誌です。米国版の読者層はその8割超がテクノロジー部門の責任者であり、6割が経営層を占めています。
日本版は、米Technology Review Inc.とのライセンス契約のもと、株式会社角川アスキー総合研究所が2016年から会員制Webメディアとして運営しています。日本版の会員も、従業員数1000人超の大企業の経営・管理職など意思決定層が多く、新規事業やサービス開発のヒント、未来予測の情報源として活用されています。
[日本版] 公式サイト: https://www.technologyreview.jp/

株式会社角川アスキー総合研究所について

株式会社角川アスキー総合研究所は、メディア運営やコンテンツ制作で培った知見を生かし、調査、コンサルティング、マーケティング、ビジネスソリューション、出版、教育支援など幅広く事業を展開しています。コンテンツ力、メディア力、リサーチ力を総合的に活用し、企業・自治体・官公庁など、顧客の課題解決に取り組んでいます。
公式サイト: https://www.lab-kadokawa.com/