50本以上のバルト・アニメーションを7つのテーマで上映
WPÜ SHINJUKUでは、6月3日(水)に50本以上のバルト三国のアニメーション作品が7つのテーマ別プログラムとして上映されます。

このプログラムでは、作品を国ごとに分類するのではなく、ムードやトーン、想像力を軸に構成されています。シュールなユーモアや社会風刺、子どもの世界、孤独、記憶、神話、愛、そしてレジリエンスまで、バルトのアニメーションが持つ多面的な魅力を深く感じることができるでしょう。
上映作品には、バルトのアニメーションを代表する高い評価を受けた作品から、現代の新たな創作までが含まれます。第96回アカデミー賞短編アニメーション部門のショートリストに選出された『Dog Apartment』と『Eeva』に加え、アカデミー賞受賞長編アニメーション映画『Flow』を手がけたラトビア出身の監督ギンツ・ジルバロディス氏による初期短編作品『Priorities』も上映されます。
バルト三国のアニメーションは、明快な説明や大きな演出に頼らず、余白、沈黙、空気感、そして見る者の想像力に働きかける表現を特徴としています。視覚的な創意にあふれ、繊細な感情を捉えながら、ときにユーモラスで、ときにシュールな世界へと移行するその表現は、日本のアニメーションや物語文化に親しむ観客にとっても、新たな視点をもたらす機会となることでしょう。
上映スケジュールの詳細については、公式ウェブサイトをご確認ください。
アニメーション上映プログラム詳細
ウクライナ支援のためのアートオークションを開催
「Baltic Island」の関連プログラムとして、2026年6月4日(木)18時30分より、スパイラルガーデンにてウクライナ支援のためのアートオークションが開催されます。

本オークションでは、バルト三国のイラストレーターやアニメーション作家による作品、原画、アニメーション関連作品など約20点が出品・販売されます。収益はウクライナ支援のために活用される予定です。この企画は、アーティスト、来場者、文化的パートナーをつなぎ、ビジュアルカルチャーを通じた連帯と支援のあり方を示す取り組みであり、アートを通して現実の支援へとつなげる貴重な機会となります。
アーティストや関係者によるパネルイベントも実施
会期中には、バルトのビジュアルカルチャーをより深く知るためのトークやパネルイベントも開催されます。
-
アニメーション・パネルディスカッション
-
日時:2026年6月3日(水)18:30〜
-
会場:WPÜ SHINJUKU
-
内容:アニメーションをテーマにしたパネルイベントおよび「Baltic Gems」プログラムの上映。アニメーションプログラムディレクターが、バルトにおける過去から現在までの創作について語ります。
-
-
イラストレーション・パネルディスカッション
-
日時:2026年6月5日(金)19:00〜
-
会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F)
-
内容:日本の関係者も交え、バルト芸術の日本における受容と実像について考察し、バルトと日本の視覚文化をつなぐ対話の場を創出します。
-
各イベントの詳細は公式ウェブサイトをご確認ください。
スパイラルガーデンでは入場無料の展示も
2026年6月1日(月)から6月14日(日)まで、スパイラルガーデンではエストニア、ラトビア、リトアニアの現代イラストレーションとビジュアルストーリーテリングを紹介する展示が開催されます(一般向けの展示は6月2日(火)11:00〜)。入場は無料で、会期中は毎日11時から19時まで楽しめます。

会場では、バルト三国の視覚文化に触れられる展示に加え、「Baltic Island」のオリジナルグッズや展覧会カタログも販売される予定です。展示で紹介される作品世界をより深く知り、その魅力を会場の外でも楽しめる内容となっています。
「Baltic Island」展 開催概要
-
展覧会名:「Baltic Island」
-
会期:2026年6月1日(月)〜6月14日(日)
- 一般向けは6月2日(火)11:00〜開催
-
時間:11:00〜19:00
-
会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F)
-
住所:〒107-0062 東京都港区南青山5-6-23
-
公式ウェブサイト:https://baltic-island.com/
-
企画・制作:KOI NIPPON
-
内容:イラストレーション展示、アニメーション上映プログラム、関連イベント、チャリティー・アートオークションほか
本展を企画・制作するKOI NIPPONは、日本とリトアニアをつなぐクロスカルチュラル・ディプロマシーを専門とするクリエイティブスタジオです。過去には「Human Baltic」展や「SEEEU European Photography Month」を手がけており、「Baltic Island」は、これまでの活動をさらに発展させ、バルト三国の視覚文化を日本に紹介する新たな取り組みとなっています。
