サーキュレーションが山形県より「令和8年度 県・市町村DX推進体制整備事業」を受託

サーキュレーションが山形県より「令和8年度 県・市町村DX推進体制整備事業」を受託

株式会社サーキュレーションは、七十七リサーチ&コンサルティング株式会社とともに、山形県より「令和8年度 県・市町村DX推進体制整備事業」を受託しました。この事業では、山形県内の全35市町村を対象に、プロフェッショナル人材の活用を通じた伴走支援、DX相談窓口の運営、そしてDX推進体制構築の実証を一体的に実施し、市町村が抱える課題の解決と、県・市町村が連携した持続可能なDX推進体制の構築を目指します。

山形県・市町村DX推進体制整備事業

標準準拠システム移行後の新たなフェーズへ

2021年9月に施行された「地方公共団体情報システムの標準化に関する法律」により、各自治体は2025年度末を目標に標準準拠システムへの移行を進めてきました。次の段階では、移行後のシステムをいかに効果的に活用し、自治体ごとの規模や体制、成熟度の違いを考慮しながら、住民サービスの向上と業務効率化に繋げていくかが重要な課題となります。

国による「自治体情報システムの標準化」や「ガバメントクラウド」の整備が進む一方で、地方自治体ではDXを推進するための人材、ノウハウ、運用体制の不足が依然として課題として挙げられています。山形県においても、デジタル技術の導入期を経て、社会変革を促す「実践期」へと移行するため、特に小規模自治体への支援が強く求められています。山形県が2026年3月に策定した「やまがた県民幸せDXビジョン」では、この実装・定着・内製化フェーズを支える専門人材と推進体制の構築が重点項目とされています。

本事業の具体的な取り組み

サーキュレーションは、七十七リサーチ&コンサルティングとの共同企業体として、本事業において山形県全35市町村を対象に以下の3つの取り組みを実施します。サーキュレーションが持つ30,000名を超えるプロフェッショナル人材の経験と知見、そして七十七リサーチ&コンサルティングが地域に根ざして培ってきた行政・産業界との連携を組み合わせ、DX支援を実現します。

  1. 県市町村協働の取り組み(プロジェクト)に対する伴走支援
    電子契約システムの共同調達支援や、広域DXの推進・横展開支援を行います。全国の自治体DX支援で培われた知見と、県・市町村との伴走実績に基づき、関係者間のコミュニケーション設計、各市町村の状況に合わせた支援設計、そして内製化を見据えた実装支援を実施します。

  2. 市町村DX相談窓口の運営
    全35市町村の多様な課題に対応するため、完全オーダーメイドの相談支援を提供します。相談内容に応じてプロフェッショナル人材をアサインし、ペーパーレス化、業務BPR(ビジネスプロセス・リエンジニアリング)、生成AI活用、セキュリティ対策、DX人材育成など、現場の具体的な悩みに即した支援を行います。

  3. DX推進体制構築の実証
    複数の市町村が協働する際に不可欠となる「ガバナンスと費用負担ルール」を実証を通じて検証します。また、人材の確保・配置・評価・育成の仕組みである「2階層型・デジタル人材プール」を設計・実証します。これらの結果は、県・市町村の意思決定に活用できるよう整理され、令和9年度以降の本格展開に向けたロードマップが提示されます。

関係者からのコメント

山形県 みらい企画創造部 DX推進課 課長 笠島 信行 氏より、本事業への期待が寄せられています。山形県は「やまがた県民幸せDXビジョン」に基づき、デジタル技術を最大限に活用し、社会変革を促すDXを重点的に推進しています。市町村単独でのDX推進が困難な現状において、「県・市町村の連携体制構築による地域DXの推進」はシンボリックプロジェクトの一つと位置づけられています。専門的かつ高度な知見やノウハウを活用した支援を通じて、県内市町村のDX推進を後押しし、住民サービスの向上と業務効率化を図ることで、県民の「幸せ」を中心としたDX実現に繋げていく意向が示されました。

株式会社サーキュレーション 代表取締役社長 福田 悠は、自治体DXが実装と内製化のフェーズに入っている現状を述べました。市町村ごとに異なる体制や成熟度を考慮し、プロシェアリングのモデルを公共領域に広げることで、地域に根ざしたパートナーである七十七リサーチ&コンサルティングとの協働を通じて、経験・知見の循環を地域に定着させたいとの考えを示しました。この山形県での取り組みが、全国の自治体DXにおいて再現可能なモデルとなるよう努めていくとともに、プロシェアリングを通じて地域産業の活性化に貢献していくと述べました。

株式会社サーキュレーションについて

「世界中の経験・知見が循環する社会の創造」をビジョンに掲げ、外部プロフェッショナル人材の経験・知見を複数の企業で活用するプロシェアリング事業を運営しています。専門性の高いプロ人材の経験・知見を、雇用ではなくプロジェクトベースで活用することで、企業の課題解決やミッション達成を支援しています。

33,999名のプロ人材のリソースから、企業の経営課題、業界、成長フェーズ、社風、経営理念などを考慮し、最適なプロ人材を選出し、課題解決プロジェクトチームを組成します。2014年の設立以来、導入実績は6,069社、24,772プロジェクトに上ります(2026年1月末時点)。

公式ウェブサイト:https://circu.co.jp/

本事業に関するお問い合わせ先

  • 山形県 みらい企画創造部 DX推進課 やまがたDX推進担当

    • メール:dxteam@pref.yamagata.jp

    • 電話:023-630-3115

  • 株式会社サーキュレーション

    • 担当:パブリックチーム 岡田 髙橋

    • メール:alliance@circu.co.jp

    • 住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3丁目21−5 サーキュレーションビルForPro

    • 電話:03-6256-0467

    • ※お問い合わせの際は「令和8年度 県・市町村DX推進体制整備事業業務の件」とお伝えください。