アートのまち大阪・北加賀屋で8つのアートイベントが同時開催!「ART OSAKA 2026 Expanded」と多彩な企画

ART OSAKA 2026 Expandedセクション

現代美術のアートフェア「ART OSAKA 2026」は、コングレススクエア グラングリーン大阪(うめきた)で開催されるGalleriesセクションと、クリエイティブセンター大阪(名村造船所大阪工場跡地/北加賀屋)で開催されるExpandedセクションの二拠点で展開されます。

Expandedセクションでは、国内外で活躍する13組の作家が集結し、造船所跡地というユニークな空間を活かした大型作品やインスタレーションが展示されます。作品と空間、そして鑑賞者の関係性に深く踏み込んだ体験が提供されることでしょう。

「ART OSAKA 2026」という現代アートフェアの開催を告知するポスターです。Galleries Sectionはコングレススクエア グラングリーン大阪で5月29日から31日、Expanded Sectionはクリエイティブセンター大阪で5月28日から6月1日に開催されます。梅田と北加賀屋でのアート体験を促す内容です。

  • 日程: 2026年5月28日(木)~6月1日(月)

  • 会場: クリエイティブセンター大阪(名村造船所大阪工場跡地)

  • チケット: 2セクション入場 オンライン3,000円、当日券3,500円/Expandedのみ 1,500円

    • 小学生以下無料(保護者同伴が必要)。

    • 大学生以下無料(要学生証提示)。

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北加賀屋で同時開催される多彩なイベント

「ART OSAKA 2026 Expanded」の開催に合わせて、北加賀屋エリアでは5月29日(金)から31日(日)を中心に、様々なアートイベントが楽しめます。

SSK「Open Studio 2026 Summer」

大阪最大のアーティストシェアスタジオ「Super Studio Kitakagaya(SSK)」が特別公開されます。スタジオの公開に加え、入居アーティストやレジデンスアーティストによる展示・企画が行われます。Labo&Galleryでは三好彼流氏とフィメル・レベッカ・茜氏によるパフォーマンス・インスタレーション『胃の中の埃』が、L字壁ではNAZE氏とMatt Gondek氏のコラボレーション壁画が発表されます。また、山村憲市氏によるストリートアートの写真作品も展示されます。

木箱や彫刻が並ぶ広大なアートスタジオで、SSKオープンスタジオのイベントが開催されている様子。来場者が作品を見学しており、活気ある制作現場や展示準備の雰囲気が伝わる。

  • 会期: 2026年5月29日(金)~31(日)

  • 時間: 11:00~19:00

  • 会場: Super Studio Kitakagaya(SSK)

  • 入場: 無料(『胃の中の埃』は有料 500円)

  • WEBサイト

MASK(MEGA ART STORAGE KITAKAGAYA)特別開館

現代美術家7名の大型美術作品を保管・展示する「MASK」が特別開館します。大阪中之島美術館で開催中の展覧会「驚異の部屋の私たち、消滅せよ。― 森村泰昌・ヤノベケンジ・やなぎみわ ―」に参加する、やなぎみわ氏、ヤノベケンジ氏の大型作品を鑑賞できます。

  • 会期: 2026年5月29日(金)~31(日)

  • 時間: 11:00~19:00

  • 会場: MASK(MEGA ART STORAGE KITAKAGAYA)

  • 入場: 無料

  • WEBサイト

森村泰昌 BEKKAN 別館 ― もうひとつの「驚異の部屋の私たち」

美術家・森村泰昌氏の個人美術館「M@M(モリムラ@ミュージアム)」では、大阪中之島美術館での展覧会に関連する企画展を開催。「M式・大阪八景」や新作セルフポートレイトの制作背景に迫る貴重なピースが展示されます。森村氏の新たな挑戦を解き明かす鍵を見つけに、ぜひお越しください。

森村泰昌氏の展覧会「別館 ―もうひとつの「驚異の部屋の私たち」」の告知ポスター。金色のシルクハットと羽根のボアを身につけた森村氏が中央に配され、演劇的で幻想的な雰囲気を醸し出している。会期や会場などの詳細が記載されている。

ミヤザキ個展「わたしはなにを見ている?」

北加賀屋を拠点に活動するアーティスト、ミヤザキ氏の個展が千鳥文化ホールで開催されます。花や動物、人物、風景といったシンプルなモチーフを独自の視点で描いてきたミヤザキ氏が、「なにを見てどう描こうとしているか」という創作の根源的な問いを自身に投げかけ、鑑賞者と共に視点を再考する油絵やスケッチの新作が展示予定です。

白い背景に青い線で描かれた花と葉のシンプルなイラストです。「ミヤザキ個展」と「わたしはなにを見ている?」という文字が添えられており、抽象的な植物の美しさを表現しています。

  • 会期: 2026年5月28日(木)~6月28日(日)※火・水休廊

  • 時間: 11:30~18:00

  • 会場: 千鳥文化 ホール

  • 入場: 無料

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AIRΔ vol.19 ファニ・フッタークネヒト 「The Toyness of Reality ー おもちゃのような現実 ー」

ウィーン出身のアーティスト、ファニ・フッタークネヒト氏による展覧会が千鳥文化2階旧居室で開催されます。フッタークネヒト氏は、日本でのリサーチを通じて資本主義社会における「おもちゃ」を批評的に探求。本展では、おもちゃや遊びの文化の文化的・政治的側面、そして加速する資本主義における「想像力の商品化」について考察する立体作品、映像作品、ドローイングなどが展示されます。

千鳥文化で開催される「The Toyness of Reality」展覧会のポスター。コスプレ風衣装の2人が屋外に立つ様子が描かれ、鮮やかな色使いと独特のフォントでイベント情報が掲載されている。ファニ・フッタークネヒトによる展示で、オーストリア文化フォーラムが支援。

  • 会期: 2026年5月23日(土)〜6月1日(月)

  • 時間: 11:30〜18:00

  • 場所: 千鳥文化 2階旧居室

  • 入場: 無料

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ISOKON ‘Forms Across Time (Products of Modernism)’

日本各地でホテルの企画・運営を行うStapleによるギャラリー・ショップ「B.O.H.」にて、1930年代ロンドンのモダニズムデザインを体現したブランド「Isokon」の展示が開催されます。Isokonを代表する19点の家具が一堂に会し、マルセル・ブロイヤーのアイデアを再構成した「Cut-Out Chair」や、Foster + Partnersによる新作「Join Chair」を中心に、異なる時代のプロダクトが並置されます。バウハウスに連なる思想を背景に、デザインの変遷を体感できる展示です。

昭和レトロな雰囲気の日本の街角にある店舗の白黒写真です。角地の建物には「家具」と「INTERIOR LI」の看板が見え、通りには車が停まっています。上空には旗飾りがあり、日常の風景が写し出されています。

  • 会期: 2026年4月29日(水)〜 5月31日(日)※金土日のみ開館

  • 時間: 13:00~18:00

  • 会場: B.O.H.(kagoo)

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北加賀屋×リアル謎解きゲーム「北加賀屋 謎解きミュージアム」

北加賀屋のまちを歩きながら謎を解く体験型ゲーム「北加賀屋 謎解きミュージアム」も開催中です。まち全体を美術館に見立て、アート作品などに仕掛けられた謎を解き明かしていきます。北加賀屋の様々な魅力に触れながら、謎解きを楽しめる内容です。

アートの街・北加賀屋を舞台にした体験型リアル謎解きゲーム「謎解きミュージアム」の告知ポスター。アヒル館長と街を巡り、謎を解くイベントで、開催期間や価格、販売場所が詳細に示されている。

  • 開催期間: ~2026年5月31日(日)

  • 料金: 2,200円(税込)/1キット

  • 販売場所: ファミリーマート北加賀屋店

  • 所要時間: 約4~5時間程度(個人差があります)

  • WEBサイト

アートのまち北加賀屋

大阪市住之江区の木津川河口に位置する北加賀屋は、かつて造船業で栄えた地域です。産業構造の変化に伴い、空き工場や空き家が増加しましたが、2004年の「NAMURA ART MEETING ’04-‘34」をきっかけに、2009年には「北加賀屋クリエイティブ・ビレッジ構想」が提唱されました。これにより、遊休不動産をアートによって活用する取り組みが進み、現在では約50か所のアート拠点が独自に活動を展開しています。エリア内には国内外のアーティストが描いた多数の壁画や屋外アート作品も点在し、アートを求める来訪者が増加しています。

晴れた日の港の風景です。青い空と白い雲の下、運河の両側には建物が立ち並び、遠くには工場群が見えます。手前にはヤシの木や、船の整備に使われるような施設が広がっています。

北加賀屋のアートへの取り組みに関する詳細は、千島土地株式会社の地域への取り組みでご確認いただけます。また、千島財団のウェブサイトもご覧ください。

この期間、北加賀屋は現代アートの魅力で溢れることでしょう。ぜひこの機会に、北加賀屋を訪れて、アートを巡る特別な体験をお楽しみください。