定年後のキャリアを語り合う「スナックヤノケイ」イベントレポート:シニアプロフェッショナルの本音と地方事業承継の可能性

なぜ今、シニアプロフェッショナルが「スナック」に集うのか

現在、地方企業では事業承継が深刻な社会課題となっており、一方で、豊かな知見やネットワークを持つシニア世代が、定年後のキャリア形成に悩む中でその能力を十分に発揮しきれていないという現状があります。既存のビジネスセミナーのような形式張った場ではなく、スナックというリラックスした空間で対話を行うことで、シニア層が抱えるプライドや不安、そして挑戦への野心をさらけ出すことを目指し、このイベントは企画されました。

綺麗事ではない、シニアの「本音」の叫び

当日は、定年後に「プロフェッショナル」として活躍している方々から、起業家、現役の執行役員、次のキャリアを模索中の方まで、多様なバックグラウンドを持つシニア層が集結しました。

イベントでは、参加者から次のような「本音」が交わされました。

  • 「年齢だけで“シニア”というカテゴリーに括られたくない」という、年齢によるステレオタイプへの反発。

  • 「若手との1on1は、自分たちよりもAIの方が優秀なのではないか」という、若手とのコミュニケーションにおける限界感。

  • 「自分は本当に“プロ人材”と胸を張って言えるのか」「起業したが、明日の保証がない不安がある」といったキャリアへの不安。

参加者同士の会話風景

これらの戸惑いや葛藤に対し、ヘッドハンターとして25年のキャリアを持ち、シニア特化の人材紹介事業を立ち上げた株式会社プロ人材機構の代表である高橋氏が登壇しました。高橋氏は、起業当初に企業人事から突きつけられた「年齢による差別」や「市場の冷徹な評価」を包み隠さず披露しました。会場からは、日本企業の構造に対する意見や、高橋氏を「日本企業代表」に見立てた活発な議論が交わされ、これまで日本経済を支えてきた層の熱量が感じられました。

「地方×経営者」という選択肢。経験を次世代へ

高橋氏は、株式会社プロ人材機構が2期目に収益10倍を達成し、3期目には収益115%増を見込むまでに至った経緯を明かしつつ、シニアプロフェッショナルへの一つのキャリア提案を行いました。

高橋代表のスピーチ

高橋氏は、「今の日本、特に地方には、技術や志がありながら後継者不在に悩む企業が数多く存在します。そこでは、大企業の看板に頼らず、泥臭く人間関係を築く覚悟があるシニアが切望されています。シニアが持つ『経験資産』は、地方の未来を担うCXO人材、あるいは経営者として、確実に次世代に繋げることができる。25年の目利きを活かし、皆さんのその挑戦を全力で支援します」と語りました。

イベントの終盤には、スナックという場の雰囲気も相まって、参加者同士が深く共鳴し、閉会前には互いの健闘を祈ってハグを交わす姿も見られました。シニア世代の連帯感に満ちた一夜となりました。

イベント終盤の参加者

株式会社プロ人材機構について

株式会社プロ人材機構は、「個人の経験知を、社会資産へ。一人の物語を、次代の力に変える。」を掲げ、地方企業の経営課題を解決する後継者候補、CXO人材、プロ人材の紹介・伴走支援を行っています。経験資産の流動化を通じて、誰もが一生輝き続けられる社会の実現を目指しています。

プロ人材機構ロゴ

  • 所在地:東京都港区赤坂2丁目5-8 ヒューリックJP赤坂ビル5階

  • 代表者:代表取締役 高橋 啓

  • 事業内容:経営支援事業、プロ人材紹介事業、DX推進支援事業

  • URL:https://pro-j.co.jp/

  • お問い合わせ先:https://pro-j.co.jp/contact/