松竹のアートスペース「SHUTL」が2026年7月に空間リニューアル、若手建築家・板坂留五氏が設計・デザインを担当

気鋭の建築家、板坂留五氏が手掛けるデザイン

デザイン・設計を担当する板坂留五氏は、1993年生まれの若手建築家として注目を集めています。建築設計のみならず、展覧会の会場構成やプロダクトデザインなど、幅広い分野で活躍されています。これまでの実績には、住宅作品「半麦ハット」(西澤徹夫氏との共同設計)や、カフェ&ショップ「ミヤチ商店」、「DESIGNTIDE TOKYO 2024」会場構成、WHAT MUSEUM「波板と珊瑚礁 - 建築を遠くに投げる八の実践」出展などが挙げられます。

板坂留五氏

板坂氏の設計は、多くの情報や要素、時間、空間、人々の営み、そして風景を丁寧に読み解くような、やわらかなアプローチが特徴です。これにより、これまでのSHUTLのフラットな空間に、より豊かな文脈が与えられます。多種多様なジャンルの展示や表現が行われてきたSHUTLは、表現者の感性や想像力を一層引き出す「持続可能でアクティブなギャラリー空間」へと進化していくことでしょう。

リニューアルのコンセプトは「いつも」ってなんだっけ?

今回の空間リニューアルのコンセプトは「いつも」ってなんだっけ?です。板坂氏は、この問いかけについて、以下のようにメッセージを寄せています。

「もしも、『いつも違う』ということで、場所やモノの豊かさを測ることができるのだとしたら、その『いつも』って何なのでしょう。『いつも』ってなに?と思った瞬間、今見えていないものを思い出したり、ここにないものに気づいたりすることがあるような気がします。それは、表現を受け取るだけでは得られない、喜びにつながるのではないでしょうか。」

リニューアル後の空間では、展示やイベントに合わせてモジュールを持つ什器を自由にレイアウトできる計画です。ただ自由なだけでなく、時に制限となる仕組みが、作家と空間の対話を生み出すことを目指しています。作家だけでなく、作品自体や鑑賞者、近隣の人々、そして環境も巻き込み、昼夜、季節、一年を通して生き生きとした空間となることが期待されます。

板坂留五氏のプロフィールと過去設計事例

板坂留五氏は、2018年にRUI Architectsを設立されました。建築設計を主軸に、プロダクトや素材開発、建物、作品制作まで、規模にとらわれない設計活動を展開されています。2016年に東京藝術大学を卒業後、2018年に同大学院を修了し、店舗兼住宅「半麦ハット」をきっかけに独立されました。Under 35 Architects exhibition 2021 Gold Medalなど、数々の受賞歴をお持ちです。主な作品には、新築住宅兼クリニック「象」(小黒由実氏、西澤徹夫氏との共同/兵庫県、2025年予定)や、新築住宅「近くと遠く」(西澤徹夫氏との共同/愛知県、2025年予定)などがあります。

板坂留五氏の活動については、RUI Architectsのウェブサイトでさらに詳しくご覧いただけます。

以下に、板坂氏による過去の設計事例をご紹介します。

板坂留五氏による設計事例:鋸歯状屋根の建物

板坂留五氏による設計事例:モダンな室内空間

板坂留五氏による設計事例:ギャラリー展示空間

板坂留五氏による設計事例:都市の建物風景

今後のプロジェクトスケジュール

SHUTLの空間リニューアルは、下記のスケジュールで進行する予定です。

  • 5月下旬:着工

    • SHUTLは一時休館となります。詳細な休館期間はウェブサイトにてお知らせされます。
  • 6月中旬:プレスリリース第二弾として、空間全容およびリニューアルオープン展示内容が発表される予定です。

  • 7月下旬:リニューアルオープン

現在のSHUTLの空間

リニューアル前のSHUTLの空間は、以下のような様子でした。

現在のSHUTLの内装

現在のSHUTLの外観

現在のSHUTLの夜景

現在のSHUTLのコンクリート壁の空間

SHUTLについて

住所:〒104-0045 東京都中央区築地4-1-8(東劇ビル隣)
アクセス

  • 東京メトロ「東銀座駅」6番出口より徒歩3分

  • 東京メトロ「築地駅」2番出口より徒歩4分
    営業時間:13:00-19:00

  • 展示イベント開催期間のみ開廊(詳細はEXHIBITIONSをご覧ください)
    休廊日:火・水 ※年末年始は休み ※施設メンテナンス等で臨時休廊あり

ウェブサイトURLhttps://shutl.shochiku.co.jp

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