しまなみ海道レンタサイクル、2025年度の貸出実績が過去最高の17.3万台を記録

しまなみ海道レンタサイクル、2025年度貸出実績が過去最多17.3万台を達成

一般社団法人しまなみジャパンと株式会社ナビタイムジャパンは、しまなみ海道における2025年度のレンタサイクル貸出実績が、事業開始以来9年間で過去最多となる173,279台を記録したことを発表しました。この実績は、しまなみ海道がサイクリングを軸とした観光地として、地域振興に大きく貢献していることを示しています。

しまなみ海道レンタサイクル、貸出実績が過去最多17万台を突破

デジタル化が牽引した記録的成長

2023年10月より、しまなみジャパンとナビタイムジャパンは「レンタサイクルを基軸としたしまなみ海道活性化事業」において、レンタサイクル予約・貸出業務のデジタル化を進めてきました。2025年度(2025年4月~2026年3月)の貸出実績は、79,502件/173,279台に上ります。特に海外からの利用者が対前年比70%増と急増し、国内利用者も対前年比8%増と堅調に推移しました。このような市場の追い風に対し、両者が推進してきたデジタル化による利便性の向上とオペレーションの効率化が、過去最多の実績を支える重要な要因となりました。

しまなみ海道レンタサイクル利用実績グラフ
レンタサイクル貸出実績(国内・国外対比)グラフ

新たな「分析用ダッシュボード」で観光施策を推進

今後も拡大が見込まれるインバウンド需要や多様化する観光ニーズに対応するため、サイクリング利用者の動態データを詳細に把握できる「分析用ダッシュボード」が新たに導入されます。このダッシュボードは、レンタサイクル予約ツールから得られる貸出実績と、『自転車NAVITIME』アプリのGPSデータなどを統合し、専門的な分析スキルがなくても直感的に利用状況を把握できるWebサービスです。これにより、データに基づいた観光施策の検討と推進が期待されます。

主な分析項目は以下の通りです。

  • レンタサイクル予約実績分析:貸出件数、利用者属性、利用日数など

  • 『自転車NAVITIME』アプリデータ分析:アプリ利用者の検索・周遊傾向など(立ち寄りスポットや周遊ルートの可視化)

「分析用ダッシュボード」サービスイメージ

『自転車NAVITIME』にしまなみ海道特設コンテンツを設置

これまでレンタサイクル利用者向けの専用アプリで提供されていたしまなみ海道のサイクリング情報(モデルコース、おすすめスポット、体験情報、宿泊施設など)は、『自転車NAVITIME』内の特設コンテンツへ全面的に移行されます。これにより、レンタサイクル利用者だけでなく、自身の自転車で訪れるサイクリストの方々にも広く情報が提供されるようになります。

『自転車NAVITIME』内の「しまなみ海道」特設コンテンツイメージ

今後の展望

しまなみジャパンは、インバウンド利用の増加を見込み、高身長用クロスバイクやE-Bikeの導入、国内利用者向けには小学校高学年でも利用可能な電動アシスト自転車の導入を進め、多様なニーズに対応できる体制を構築する予定です。これにより、より多くの人々が安全で快適にレンタサイクルを利用できる環境が整うことでしょう。

ナビタイムジャパンは、しまなみジャパンのDX化を技術面から支援しつつ、今回開発された分析プラットフォームを全国の地域や自治体へ展開することも視野に入れています。日本全国の自転車観光の発展に貢献していく方針です。

関連情報については、以下のリンクからご確認いただけます。

『自転車NAVITIME』アプリは以下からダウンロードできます。

自治体・法人向けのサイクルツーリズム支援に関する情報はこちらです。