幻想的な世界への誘い
本書には、1990年代から2000年代初頭に刊行され、特に人気を博しながらも長らく手に入りにくかった以下の4作品が収められています。
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『月の船でゆく』:月から来た少年と夜空に浮かぶ船が織りなす、幻想と冒険の物語です。
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『海猫宿舎』:岬の寄宿舎で暮らす少年たちの、海と鳥に囲まれた静かな日々が少しずつ変化していく様子を描きます。
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『東京少年』:東京タワーの麓で暮らす少年が、幻の花と自身の出生の秘密を追う物語です。
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『耳猫風信社』:どこかにある少し奇妙な会社「耳猫風信社」の謎に少年たちが迫ります。
これらの作品は、今回の復刻にあたり著者自身による加筆修正が加えられ、新たな一冊としてまとめられました。長野まゆみ氏の作品群は、現実の街並みのすぐ隣に存在するような、もうひとつの世界を描き出します。中州のある古い街、海辺の寄宿舎、東京の街角、古びたビルの中の不思議な会社。少年たちはそこで旅をし、出会い、別れ、そして少しだけ大人へと成長していきます。少年たちのガラスのような繊細な感受性と、どこか不思議な世界が交差する物語は、その切なく幻想的な魅力で今も多くの読者を惹きつけてやみません。
著者情報
長野まゆみ(ながの・まゆみ)
東京生まれ。1988年に『少年アリス』で文藝賞を受賞しました。2015年には『冥途あり』で泉鏡花文学賞と野間文芸賞を受賞しています。他にも『テレヴィジョン・シティ』、『猫道楽』、『鳩の栖』、『箪笥のなか』、『チマチマ記』、『デカルコマニア』、『ささみみささめ』、『団地で暮らそう!』、『兄と弟、あるいは書物と燃える石』、『フランダースの帽子』、『銀河の通信所』、『さくら、うるわし』、『カムパネルラ版 銀河鉄道の夜』、『45°ここだけの話』、『ゴッホの犬と耳とひまわり』など、多数の作品を手掛けています。近著は『ルカとチカ』です。
書籍概要
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書名:『長野まゆみ復刻作品集 お菓子な猫と、旅する少年』
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著者:長野まゆみ
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発行:光文社
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発売日:2026年4月14日(火)発売予定
- ※流通状況により、一部地域では発売が遅れる可能性があります。
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価格:1,320円(税込)
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判型:文庫
