AI時代にキャリアを見直すビジネスパーソン、約7割がスキルセット変更の必要性を実感 – ビズリーチ調査

AI時代に向けたスキルセット変更の意識

年収800万円以上かつ業務での生成AIの利用頻度が週1日以上のビジネスパーソン1,007名を対象とした調査で、70.2%が「AI時代に向けて、スキルセットを変える必要がある」と回答しました。この結果は、AIの普及が個人のキャリア形成に与える影響の大きさを物語っています。

AI時代に向けて、ご自身のスキルセットをどの程度変える必要があると思いますか。

生成AIを活用したキャリア相談

スキルセットの見直しが必要だと感じている一方で、身近にキャリア相談できる人がいると回答した人は約5割にとどまりました。このような状況の中、転職やキャリアに関する悩みを「生成AIに相談したことがある」と回答した人は44.7%に上ります。特に年収が高い層ほど生成AIに相談する傾向が見られ、年収1,500万円以上の層では「頻繁に相談する」と回答した割合が、年収800万円以上1,000万円未満の層の約5倍でした。生成AIへの相談の利点としては、「客観的なアドバイスをもらえた(46.0%)」や「本音を話せた(24.0%)」が上位に挙がり、7割が人への相談よりも優れている点があると回答しています。

転職やキャリアに関する悩みを生成AIに相談したことはありますか。

生成AIによるスキル代替の実感と影響

自身が強みとしてきたスキルや専門性が生成AIによって代替・侵食されていると感じるか尋ねたところ、全体の56.8%が「感じる(強く感じる・ある程度感じる)」と回答しました。この傾向は年収が高いほど顕著で、年収1,500万円以上の層では「強く感じる」と回答した割合が、年収800万円以上1,000万円未満の層の2倍以上となりました。

これまで、あなたがキャリアの強みとしてきたスキルや専門性が、生成AIによって代替・侵食されていると感じますか。

代替・侵食が進む、または今後進むと思われるスキルとしては、専門スキルでは「データ分析、予測モデリング(55.1%)」、「翻訳・言語処理(50.5%)」、「専門的な文書作成・執筆(47.1%)」が挙げられました。汎用スキルでは、「情報の収集・整理・集計(58.5%)」、「定型的な文章作成・ドキュメンテーション(58.1%)」、「計画立案・タスク管理(49.4%)」が上位を占めています。

生成AIによる代替・侵食が進んでいる、または今後進むと思うスキルを全てお選びください。

キャリアプランの見直し状況

生成AIの普及を踏まえて、自身のキャリアプランを「見直した・見直す必要性を感じる」と回答した割合は、約8割(79.2%)に達しました。すでにキャリアプランを「見直した」と回答した割合は、年収が高くなるにつれて上昇する傾向が見られます。特に「全体的に見直した」と回答した割合は、年収1,500万円以上の層が年収800万円以上1,000万円未満の層の5倍以上となりました。

生成AIの普及を踏まえて、ご自身のキャリアプランを見直しましたか。

AI時代におけるキャリアの希少性の高め方

AI時代におけるキャリアの希少性の高め方については、全体では生成AIを使いこなすことで専門性を底上げする「AI拡張型」が最多でした。しかし、年収別に比較すると、年収1,500万円以上の層では、生成AIに代替されにくい人間固有の価値に特化する「人間性特化型」が1位となりました。

AI時代における希少性の高め方として、ご自身の考えに最も近いものをお選びください。

この結果からは、「生成AIによって定型業務の自動化が進むなか、人と人との信頼関係の構築や課題発見力、提案力の重要性は今後さらに高まる」「生成AIを使いこなしながらも、代替されにくい価値を磨くことで、自身の希少性を高めていきたい」といった、生成AIの活用を前提としつつも人間固有の価値を重視する姿勢がうかがえます。

ビズリーチ執行役員からのコメント

株式会社ビズリーチ 執行役員 CSMO ビズリーチ事業部 事業部長の枝廣 憲氏は、生成AIの普及がスキルやキャリアプランの見直しを促しているとコメントしています。変化の激しい労働市場で客観的に自身の市場価値を整理することは容易ではなく、生成AIを活用したキャリア相談が増えていると指摘。ビズリーチの「キャリア相談AI機能」は、17年間にわたり蓄積された日本の転職市場データを学習した「ビズリーチAI」を活用し、個人の職務経歴や志向、強みを客観的に整理することで、真の市場価値の把握を支援するとのことです。不確実性の高い現代において、定期的なキャリアの棚卸しと主体的・自律的なキャリア形成を強力にバックアップしていく方針を示しました。

ビズリーチのキャリア相談AI機能について

ビズリーチでは、生成AIと対話しながらキャリアを整理し、客観的に自身の強みや市場価値を把握できる「キャリア相談AI機能」を提供しています。この機能は、長年の転職市場データを学習した「ビズリーチAI」を活用しており、個々のユーザーに合わせた具体的なアドバイスが期待できます。

調査概要

  • 調査内容:AI時代のキャリア観に関する意識調査

  • 調査対象:年収800万円以上かつ業務での生成AIの利用頻度が週1日以上のビジネスパーソン

  • 調査期間:2026年6月18日~2026年6月22日

  • 有効回答数:1,007

  • 本調査結果を引用する際は、「ビズリーチ調べ」と明記してください。

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