物語の概要
物語の舞台は1900年頃のヨーロッパにある精神病棟です。この病棟では、慰問に訪れていた修道士が二人続けて不審な死を遂げました。後任として派遣された若き修道士ペテロは、前任者が残した一冊の日誌を手がかりに、その謎を追います。
日誌を読み進めるにつれて、悪魔のような怪奇現象、院内をさまよう正体不明の少女、そして書き手自身が次第に正気を失っていく様子が明らかになっていきます。なぜ二人の修道士は命を落としたのか、そして病棟に潜む「何か」の正体とは一体何なのか。閉ざされた空間で信仰と狂気がぶつかり合う、漆黒のゴシックホラー作品です。読む手が止まらない、日誌をめくる主人公と共に深みにはまっていくような感覚を味わえるでしょう。
著者・祇光瞭咲さんのコメント
祇光瞭咲さんは「創作大賞2025」への応募を決めた経緯について、「好きな世界を思うがままに書いてみよう」という思いがあったと述べています。執筆中は「迷宮の深部へと歩き続けているような心地」だったそうです。また、物語を通して「深淵は常にわたしたちのすぐ傍にあること」を伝えたいというメッセージを寄せています。
受賞作「Memento Furor -聖バシリオ精神病棟慰問日誌-」は以下のリンクから確認できます。
https://tales.note.com/par_rik/wb0meoywylbv0
角川ホラー文庫 担当編集者のコメント
担当編集者は、『ある修道士の自罪』(受賞作『Memento Furor -聖バシリオ精神病棟慰問日誌-』を改題)を書籍化したいと思った理由として、「読み進めるほどに正気が少しずつ削られていくような怖さ」と「書き手が見たもの、感じたものを追体験していく日誌形式の強さ」に惹かれたことを挙げています。
病棟という閉ざされた舞台で、信仰、謎、狂気が幾重にも重なり、静かに心に入り込んでくる“じわじわと心を蝕む怖さ”が本作の大きな魅力であると語っています。制作過程では、不穏さと物語のインパクトがより深く伝わるよう、細部まで丁寧に磨き上げられたとのことです。読み終えた後、物語の闇が現実へにじみ出してくるような感覚を体験してほしいと述べています。
著者プロフィール
祇光 瞭咲(ぎこう あきさ)さんは、『Memento Furor -聖バシリオ精神病棟慰問日誌-』でnote×TALES主催 創作大賞2025角川ホラー文庫賞を受賞しました。同作を改題・改稿した本作で単著デビューを果たします。
書籍情報
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タイトル:『ある修道士の自罪』
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著者:祇光瞭咲
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発行:KADOKAWA(角川ホラー文庫)
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定価:990円(税込)
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ISBN:978-4041175231
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発売日:2026年6月16日
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判型:文庫判
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頁数:288頁
購入はこちら:https://www.amazon.co.jp/dp/4041175232
創作大賞について
創作大賞は、noteとTALESが共同主催する日本最大級の創作コンテストです。未来のスターとなるクリエイターを発掘することを目的としています。これまでの4回で累計173,387作品が応募され、書籍化、映像化、連載、舞台化など34作品のメディア化が実現しています。クリエイターと多数のメディアが一堂に会する、プロデビューへの登竜門として知られています。
クリエイターの活躍の場を広げる取り組み
noteでは、クリエイターが活躍する場を広げるための様々な取り組みを行っています。具体的には、noteで話題のクリエイターをメディアパートナーに紹介し、出版や連載につなげる「クリエイター支援プログラム」や、作品の露出機会を増やすことを目指した企画やイベントの実施、クリエイターがスキルや実績を表明することで仕事の発注がスムーズになる仕事依頼タブ機能などがあります。これらの施策を通じて、noteがクリエイターの本拠地となることを目指しています。
noteについて
noteは、クリエイターが文章や画像、音声、動画を投稿し、ユーザーがそのコンテンツを楽しんで応援できるメディアプラットフォームです。誰もが創作を楽しんで続けられるよう、安心できる雰囲気や多様性を大切にしています。個人も法人も混ざり合い、好きなものを見つけたり、面白い人に出会えたりするチャンスが広がっています。2014年4月にサービスを開始し、約7520万件の作品が誕生しました。会員数は1178万人(2026年2月末時点)に達しています。
