浜松大平台高校で「遠州織物」連続特別講義が開講
静岡県立浜松大平台高等学校(浜松市中央区大平台四丁目)では、地域のものづくりの歴史と精神を次世代に繋ぐことを目指し、「遠州織物」に関する連続特別講義が開始されます。全5回を予定しているこの講義の初回が、令和8年6月9日(火)に実施されます。

初回講義「”遠州織物”から紐解く浜松の地域産業とブランディング」
初回講義では、遠州織物ブランド「HUIS(ハウス)」(浜松市中央区神ヶ谷町)の代表取締役である松下昌樹氏が講師を務めます。
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日時: 令和8年6月9日(火)8:45〜10:35
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場所: 静岡県立浜松大平台高校 特別教室棟3階 総合実験室
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対象: 「チャレンジ(商業科・家庭科)」履修の2年生(34名予定)
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主題: 「”遠州織物”から紐解く浜松の地域産業とブランディング」
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内容:
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繊維業と浜松の地域産業のつながり
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遠州織物の本質的価値について
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地域産業のマーケティング・ブランディングについて
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講義では、浜松地域を代表する地場産業である「遠州織物」の歴史や特徴、地域産業が抱える課題が紹介されます。さらに、HUISの取り組みを事例に、ブランディングやマーケティングの考え方について講演が行われます。
講師紹介:株式会社HUIS 代表取締役 松下昌樹氏

松下昌樹氏は、元浜松市職員という経歴を持ち、債権回収対策課や農林水産政策課での経験を経て、地域中小企業のブランディングを専門とする株式会社55634に勤務しました。その後、株式会社HUISを設立し、地域産業振興に根ざしたアパレルブランドを展開しています。
松下氏は、2024年3月に書籍『HUIS.の服づくり -遠州発の産地発ブランドがアパレルの常識を変える-』(主婦と生活社)を出版。さらに、2026年5月15日には書籍『産地発アパレルという選択 -業界の常識に挑む遠州発アパレルブランドHUISの挑戦と軌跡-』(講談社)を出版しています。


遠州織物アパレルブランド「HUIS(ハウス)」の挑戦
HUISは2014年の創業以来、世界的にも高品質な織物産地として知られる遠州産の生地を活用し、産地発のアパレルブランドとして全国展開を進めています。旧式のシャトル織機が残る遠州産地の利点を活かし、シャトル織機が生み出す特別な風合いと機能性を持った生地に特化した製品作りを行い、多くのファンを獲得しています。


一方で、遠州織物を含む地域産業は後継者不足や市場環境の変化といった課題に直面しています。松下氏は、地域に根差した産業の価値や可能性を伝え、自身の経験やブランディング手法を地元浜松の生徒たちに共有することで、今後の地域を担う世代の将来や夢の実現へのヒントを提供したいと考えています。

HUISは全国7店のショールームや約80店の取扱店を展開しており、国内外でのイベントも積極的に実施しています。一般のアパレルブランドとは異なり、産地・産業を訴求する製品製作と情報発信を重視しています。
HUIS関連情報
HUISプロジェクト
今後の連続講義では、7月14日(火)に遠州織物のハギレを活用する講義とワークショップ、また9月以降には浜松市による出前講座や「entrance」代表による講義も予定されています。これらの取り組みを通じて、浜松の地域産業の活性化と次世代への継承が期待されます。
