「観る」から「買う」へ、アートフェア中之条2026が6月13日開幕!アートのまち中之条で新たな体験を

アートフェア中之条2026、6月13日開幕

Art Fair NAKANOJO運営委員会は、2026年6月13日(土)から21日(日)まで、群馬県中之条町・旧廣盛酒造にて「アートフェア中之条2026」を開催します。本フェアは、「作品を観る」だけでなく「買う」という新たなアート体験を提供することを目指しています。

アートフェア中之条2026の開催を告知するバナーと、特徴の異なる現代アート作品3点を組み合わせた画像です。絵画、抽象彫刻、イラストが含まれています。

アートフェア中之条は、県外から移住してきたアーティストを中心に2024年に始まりました。前回は約500点の作品が販売され、アートフェアに馴染みのない町民もアーティストと直接交流し、作品を購入する姿が見られました。このように中之条町では、地域がアーティストを育み、アートが地域を活性化する好循環が生まれています。地域芸術祭から発展した地方のアートシーンの現在地を体験する貴重な機会となるでしょう。

公式ウェブサイト: http://artfairnakanojo.com/

37組のアーティストが参加し、多彩な作品を展示・販売

今年のフェアには、絵画、彫刻、パフォーマンス、ライブペイントなど、37組のアーティストが参加し、多岐にわたる作品が会場を彩ります。

多数のアーティストやクリエイターの顔写真と名前が一覧で表示されており、それぞれが制作物や活動風景とともに紹介されています。特別参加者も含まれた、展示会やイベントの参加者リストのようです。

会期中には、作品を鑑賞するだけでなく、アーティストの活動に直接触れることができるトークイベントやアート導入の相談会も開催されます。また、中之条に深く関わりながら制作を続けた故スタン・アンダソン氏と故三梨伸氏の作品が特別展示・販売される追悼企画も行われます。

注目作品紹介

  • 西島雄志
    銅線を用いた繊細な彫刻作品で知られるアーティストです。2025年には中之条町に藝術中之条とYAAPをオープンし、地域に根ざした表現活動と発信を続けています。本フェアの運営委員長も務める西島氏は、中之条ビエンナーレ2025で展示した狼の彫刻「真神」を販売します。

    暗い空間に立つ、精巧な金属の網目でできた吠えるオオカミの彫刻。床と壁には円形の光が反射し、幻想的で神秘的な雰囲気を醸し出している現代アート作品です。

  • 水野暁
    現場での制作を軸に、絵画におけるリアリティを追求する水野暁氏は、2025年に群馬県立近代美術館で個展を開催しました。本フェアではドローイングを販売する予定です。

  • スタン・アンダソン
    流木や竹など自然素材を用いた体験型インスタレーションで知られるスタン・アンダソン氏は、群馬県立近代美術館での個展や、群馬県立館林美術館でのグループ展に参加しました。2015年に急逝しましたが、本フェアでは貴重なドローイング作品などが販売されます。

    ガラスケースの中に、イノシシの絵が描かれた素朴なレリーフと小さな動物の彫刻が展示されています。背景の模様入り壁紙がレトロな雰囲気を醸し出しています。

  • 三梨伸
    日本とブラジルを拠点に、土や陶を用いたサイトスペシフィックな作品を国内外で展開した現代美術家の三梨伸氏。2025年に永眠しましたが、本フェアでは中之条ビエンナーレ2025に五反田学校で展示されたウッドブロックなどが販売される予定です。

    広々とした空間に展示されたアートインスタレーションの様子。多数のなめらかな木製オブジェが積み上げられたり、床に並べられたりしており、右奥には黒い柱状の彫刻が見えます。伝統的な日本家屋のような窓が印象的です。

歴史ある旧廣盛酒造がアート空間に

本フェアの会場となるのは、明治18年創業の旧廣盛酒造です。蔵元としての役割を終えた後、現代建築家である福島慶介氏と松葉邦彦氏によってリノベーションされました。歴史を感じさせる重厚な建物と現代アートが響き合う、中之条ならではの展示空間を楽しむことができます。

薄暗いギャラリーで、数人の来場者が壁に飾られた現代アート作品を熱心に鑑賞しています。作品に近づき見入る人々の姿から、アートイベントの活気ある雰囲気が伝わります。

電柱と電線が目立つ、石造りのような外壁を持つ日本の建物。鳥追い太鼓ギャラリーとトイレの案内表示が見える。青空の下、静かな日本の街角の雰囲気を写している。

会場には、気軽に購入できる作品から大型作品まで、幅広い価格帯の絵画や彫刻、ドローイングなどが並びます。会期中は多くのアーティストが在廊予定で、作家本人と直接会話しながら作品を選び、購入できるのも本フェアならではの魅力です。

充実したイベントでアートをさらに深く楽しむ

会期中は、アートをより深く体験できる様々なイベントが企画されています。一部のイベントにはパスポートの購入が必要です。

1. トークイベント「アーティストがつくる場所」

アートギャラリーで開かれているパネルディスカッションかアーティストトークの様子です。数人の人物が椅子に座って話しており、壁には様々な現代アート作品が展示されています。特に右側には大きなピンク色の絵画が見えます。

  • 6月13日(土)18:00〜19:30
    中之条町内でアートスペースを運営するアーティストやキュレーターが出演します。
    出演者:相田永美、西島雄志、みきたまき、巳巳、宮本和之、山口貴子

  • 6月14日(日)18:00〜19:30
    県外の様々な地域でアートスペースを運営するアーティストが出演します。
    出演:大山里奈、外丸治、船井美佐
    聞き手:西島雄志、みきたまき

2. アートの導入相談会「まずは1点の作品を展示してみる」

住宅、店舗、宿泊施設などへのアート導入を検討されている方向けの相談会です。アーティストが直接相談に応じます。

  • 6月16日(火)、17日(水) 各13:00、14:00〜 ほか随時開催
    相談員:西島雄志ほか、必要に応じてアーティストが参加します。

3. ライブペイントやパフォーマンス

  • パフォーマンス作品「わたしは夢見る」
    日時:6月20日(土)18:30〜19:30
    出演:大塚陽、Lily、みきたまき
    観覧料:3,000円(当日18:00までアートフェア中之条にてチケット販売。定員に限りがあります。)

  • いくらまりえライブペインティング「中之条909-発掘調査」
    ライブペイント:会期中15日(月)~17日(水)を除く毎日開催予定
    Instagram: @ikura_marie

    女性が大きな白い布に絵の具で模様を描いている様子を捉えた画像です。彼女は青い模様の入った上着を着用し、真剣な表情で筆を動かしています。

  • その他、巳巳によるライブドローイングも開催予定です。詳細は公式ウェブサイトやSNSにて随時発表される予定です。

開催概要

  • 名称: Art Fair NAKANOJO 2026

  • 会期: 2026年6月13日(土)〜21日(日) 10:00〜18:00

    • VIPプレビュー: 6月12日(金) 15:00〜20:00
  • 会場: 旧廣盛酒造 (〒377-0424 群馬県吾妻郡中之条町大字中之条町 909)

  • 入場料: 一般 500円 (会期中何度でも入場可)、中学生以下 無料

  • 主催: Art Fair NAKANOJO 運営委員会

  • 後援: 群馬県、群馬県教育委員会、中之条町、中之条ビエンナーレ実行委員会

  • 特別協賛・協賛: 多数の企業・団体・個人が特別協賛・協賛しています。

中之条町で育まれてきたアートシーンの「今」を肌で感じられる9日間。ぜひこの機会に、アートのまち中之条へ足を運んでみてはいかがでしょうか。