調査概要
この調査は2026年4月21日にインターネットリサーチとして実施され、20歳から69歳の犬や猫の飼い主385名(犬の飼い主189名、猫の飼い主196名)から有効回答を得ました。
愛犬や愛猫の入浴頻度
犬の飼い主の回答
犬の飼い主の33.3%が「月1回くらい」と回答し、次いで「2週間に1回くらい」(27.0%)、「週1回以上」(19.6%)と続きました。月1回以上入浴させている飼い主は全体の79.9%にのぼります。泥遊びや外出が多い犬にとって、こまめな入浴は日常の一部となっている様子がうかがえます。
猫の飼い主の回答
猫の飼い主で最も多かったのは「ほとんど入浴しない」(42.9%)という回答でした。「半年に1回以下」と合わせると54.6%となり、猫の入浴頻度が犬に比べて低いことが明らかになりました。猫は自ら毛づくろいをして清潔を保つ動物であること、また水を苦手とする傾向があることが背景にあると考えられます。

※以下の結果は、愛犬や愛猫が「ほとんど入浴しない」と回答した飼い主を除いて集計されています。
愛犬や愛猫の主な入浴場所
犬の飼い主の回答
犬の飼い主の72.1%が「自宅(浴室、庭、ベランダなど)」で入浴させていると回答しました。次いで「トリミングサロン」が24.0%でした。入浴頻度が高い犬の場合、自宅での入浴が主流であることがわかります。
猫の飼い主の回答
猫の飼い主も81.3%が「自宅」と回答し、犬よりも自宅での入浴が多い傾向にあります。「トリミングサロン」を利用する飼い主は10.2%でした。入浴頻度が低い猫の場合でも、約2割の飼い主がプロの力を借りることがあるようです。

愛犬や愛猫の入浴で大変なこと
犬の飼い主の回答
犬の飼い主が最も大変だと感じているのは「被毛を乾かすこと」(52.2%)でした。次いで「ペットが嫌がる、暴れる」(41.7%)が続きます。入浴後の乾燥作業が体力的に大きな負担となっていることがうかがえます。「大変に思うことはない」と回答した飼い主はわずか8.3%でした。
猫の飼い主の回答
猫の飼い主は「ペットが嫌がる、暴れる」(68.3%)が圧倒的に多く、犬の飼い主と比べて26.6ポイントも高い結果となりました。猫にとって体が濡れることは本能的に苦手なため、入浴は飼い主にとって大きな覚悟を要する行事と言えるでしょう。「大変に思うことはない」はわずか3.4%でした。

入浴中の愛犬や愛猫の反応
犬の飼い主の回答
犬の入浴中の反応で最も多かったのは「逃げようとする、暴れる」(45.8%)でした。一方で、「おとなしい」(27.4%)や「うれしそう」(12.8%)という回答もあり、犬の個性や慣れによって反応が大きく異なることがわかります。
猫の飼い主の回答
猫は「逃げようとする、暴れる」(65.2%)が最多で、さらに「鳴き声を上げる」(47.5%)が犬よりも29.6ポイント高い結果となりました。猫が水に濡れることへの強い抵抗が、鳴き声として表れているようです。「おとなしい」と回答した猫の飼い主は14.2%にとどまりました。

入浴中の愛犬や愛猫の様子
犬の飼い主の回答
犬の入浴中の様子では「予想外に暴れる」(38.2%)が最多でした。興味深いことに「予想外に落ち着いている」(23.0%)という真逆の反応も上位に並びました。「この世の終わりのような表情をする」(19.1%)や「悟りを開いたかのような表情をする」(16.9%)といったユニークな回答も寄せられています。
猫の飼い主の回答
猫の入浴中の様子で最も多かったのは「予想外に暴れる」(43.9%)でした。特に注目すべきは「この世の終わりのような表情をする」が30.2%と、犬よりも11.1ポイント高いことです。水に濡れることへの本能的な恐怖が、その表情に凝縮されているのかもしれません。「信頼を失ったかのような空気を醸し出す」(15.1%)という回答もあり、入浴後の関係修復に苦労する飼い主も少なくないことがうかがえます。

まとめ
今回の調査から、犬も猫も入浴に対する反応や、飼い主が感じる大変さがそれぞれ異なることが明らかになりました。嫌がりながらも我慢する子、全力で抵抗する子、そして飼い主への信頼を失ったかのような表情を見せる子。どの瞬間も、飼い主にとってはかけがえのない大切な日常の一コマです。入浴という小さな出来事の中に、ペットの個性と、飼い主との深い絆が垣間見えます。
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