保護ねこの命と向き合うやさしさの物語 絵本『ほごねこそつぎょうしき』が岩崎書店より登場

保護ねこの命と向き合うやさしさの物語、絵本『ほごねこそつぎょうしき』が刊行

株式会社岩崎書店は、保護ねこ活動をテーマにした絵本『ほごねこそつぎょうしき』(高橋うらら・作/玉木たま・絵/梅田達也・監修)を、2026年5月15日に配本します。この絵本は、保護ねこを一時的に預かる「預かりボランティア」の視点から、小さないのちと出会い、共に過ごし、そして新しい家族へと送り出すまでの時間の中で生まれる、やさしさ、責任、別れ、そして希望の物語を描いています。

保護ねこ活動の現場から生まれた絵本

本作は、児童向けノンフィクション読み物『保護ねこ活動ねこかつ!ずっとのおうちが救えるいのち』の著者である高橋うららさんが、保護ねこカフェ「ねこかつ」での取材経験を基に制作しました。今回の絵本化にあたり、「ねこかつ」でお世話になっている預かりボランティア宅へ改めて取材を行い、そのリアルな体験が物語に込められています。

ペットキャリアの中の子猫たち

預かりボランティアとは

「預かりボランティア(あずかりさん)」とは、飼い主のいない保護ねこを、里親が見つかるまでの期間限定で自宅で一時的に飼育・ケアするボランティアのことです。ねこの健康管理や人慣れ(社会化)を助け、安心して過ごせる家庭環境を提供することで、殺処分を減らす上で重要な役割を担っています。

ボランティアが子猫にミルクを与える様子

親子が子猫の世話について話す様子

命をつなぐメッセージ

本書の監修は、保護ねこカフェ「ねこかつ」代表の梅田達也さんが務めています。巻末には、梅田さんによる「ねこの一生は、かかわった人に左右される」というメッセージが収録されており、この絵本を読んだ人々には「ねこを幸せにする人になってほしい」という願いが込められています。子どもから大人まで、すべての読者が“いのちをつなぐこと”について考えるきっかけとなる一冊です。

書誌情報

  • 書名: ほごねこそつぎょうしき

  • 作者: 高橋うらら

  • 画家: 玉木たま

  • 監修者: 梅田達也(保護ねこカフェねこかつ代表)

  • 出版社: 株式会社岩崎書店

  • 定価: 1,760円(本体1,600円+税)

  • 判型: A4変型判・36ページ

  • 配本日: 2026年5月15日

  • 発売日: 2026年5月19日

  • ISBN: 978-4-265-83260-6

関連情報

著者・画家・監修者紹介

  • 作:高橋うらら(たかはし・うらら)
    東京都生まれ。慶應義塾大学卒業。日本児童文芸家協会理事長。命の大切さをテーマに児童向けノンフィクションを中心に執筆。代表作に『保護ねこ活動 ねこかつ! ずっとのおうちが救えるいのち』『聴導犬こんちゃんがくれた勇気 難病のパートナーを支えて』(共に岩崎書店)など多数。

  • 絵:玉木たま(たまき・たま)
    島根県出身、京都府在住。幼い頃より絵画やイラストに親しみ、水彩画やペン画などのアナログ表現を中心に制作。イラストレーターとして「tama」名義でも活動。本作が初の絵本作品となる。

  • 監修:梅田達也(うめだ・たつや)
    保護猫カフェねこかつ代表。埼玉県を中心に保護猫活動を展開し、行政施設で殺処分されるねこなどを保護。保護ねこカフェ運営や譲渡会開催、TNR活動、啓発活動にも尽力。『保護ねこ活動 ねこかつ! ずっとのおうちが救えるいのち』(高橋うらら・著、岩崎書店)で、ねこかつの保護ねこ活動が書籍化されている。