37年の歴史を持つ喫茶店がUターン移住者によって復活!広島県三原市と「relay」の連携で実現した温かい事業承継

地域に根ざした喫茶店の歴史と承継への想い

白竜湖のほとりに佇むログハウス風の喫茶店「カントリーロード」は、1987年のオープン以来、小早川幸さん・信子さんご夫妻が手作りの洋食を提供し、地域の人々の交流の場として親しまれてきました。遠方からも多くの常連客が訪れ、食事だけでなく、人と人をつなぐ大切な場所としての役割も担っていました。

喫茶「カントリーロード」を営んできた小早川ご夫妻

しかし、信子さんの体調不良をきっかけに、2024年12月をもって惜しまれつつ閉店。ご夫妻は「この場所を活かし、地域に根付いたお店を続けてくれる方に引き継ぎたい」という強い願いを抱き、「relay」を通じて後継者を募集しました。

Uターン移住者が描く新たな未来

多くの問い合わせの中から、見事マッチングが成立したのは広島市出身の大濱健吾さんです。大濱さんは大学卒業後、大阪のコーヒー会社で7年間勤務し、販売・接客から店舗運営まで幅広い経験を積む中で「いつか自分のカフェを持ちたい」という夢を温めていました。

「relay」の後継者募集記事で「カントリーロード」と出会った大濱さんは、小早川ご夫妻の想いと白竜湖そばという立地に強く惹かれ、大阪から広島へのUターン移住を決意。建物を借り受ける形で事業承継に踏み出しました。

「COFFEE HOUSE COUNTRY ROAD」として再出発

2026年4月14日、「COFFEE HOUSE COUNTRY ROAD」として新たなスタートを切った大濱さん。外観はそのままに、豆にこだわったコーヒーを主体としたカフェとして生まれ変わります。高品質なコーヒーと、訪れる人々がゆったりとコーヒーブレイクを楽しめる空間づくりに力を入れ、「地域のにぎわいを守り続けたい」と力強く語っています。37年間人々をつないできた温かい場所が、新たなコーヒー文化の発信地として息を吹き返します。

新生「COFFEE HOUSE COUNTRY ROAD」のコーヒーカップとサイフォン

温かな引継ぎセレモニーの開催

オープン前日の2026年4月13日には、「カントリーロード」の引継ぎセレモニーが開催されました。譲り手の小早川ご夫妻、継ぎ手の大濱ご夫妻、そして三原市職員が出席し、和やかな雰囲気の中で花束贈呈や挨拶が行われました。

引継ぎセレモニーでのカフェの様子

セレモニーでは、小早川さんが大濱さんへの信頼と安堵の気持ちを語り、やりたいことへの熱意が伝わる素敵な後継者に出会えた喜びを表現されました。大濱さんもまた、37年間築き上げられてきたものを引き継ぐ責任感と、地域のにぎわいを守っていく強い意志を表明しました。

カフェの落ち着いた店内

自治体と「relay」が連携する事業承継支援

今回のマッチングは、広島県三原市と「relay」が連携して進める事業承継支援の取り組みから生まれました。地域行政と「relay」が協力することで、地域に根付いた事業の灯が次世代へと受け継がれ、地方創生に貢献しています。

自治体連携プログラムのイメージ

「relay」は、社会課題の解決と持続的な成長を両立するモデルとして進化を続け、自治体、金融機関、支援機関との連携を通じて事業承継という選択肢を社会に広げています。事業承継支援や「relay」との連携に関心のある自治体は、以下より詳細を確認できます。

オープンネーム事業承継「relay(リレイ)」とは

「relay」は、従来伏せられてきた事業承継のマッチング情報をオープンにし、経営者の想いをストーリーとして掲載することで、共感をベースにした新たな事業承継の形を提案しています。2020年のサービス開始以来、約880件の後継者募集案件を公開し、約180件のマッチングを実現してきました。国内の事業承継マッチングプラットフォームにおいて、商談率・成約率で5年連続No.1(2020~2024年度)※を獲得しています。

オープンネーム事業承継「relay」のロゴと説明

※デロイト トーマツ ミック経済研究所株式会社の調査「国内ビジネスマッチングプラットフォーム市場の現状と展望【2025年版】」(2025年11月発刊)によるものです。

「relay」に関する詳細は、以下の公式サイトでご覧いただけます。

株式会社ライトライトは、オープンネーム事業承継「relay(リレイ)」の開発・運営を通じて、地域に根ざした事業の未来を支え続けています。