人間拡張コンソーシアムとは
人間拡張コンソーシアムは、人間拡張技術のエコシステム形成と社会課題解決を目指し、多様な産業分野の企業や研究機関が業界横断的かつ産官学連携で取り組む組織です。内閣府総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)が主導するSIP第3期プロジェクトの枠組みのもとで設立され、アプリケーションやデバイス、プラットフォームの実証・接続性検証、国際標準化に向けた議論、シンポジウム開催といった多岐にわたる活動を行っています。
コンソーシアムの概要は以下の通りです。
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リーダー: 持丸 正明(SIP第3期 プログラムディレクター/内閣府)
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サブリーダー: 玉城 絵美(東京大学大学院 教授)、中村 武宏(NTTドコモ CSO)
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事務局: 三菱総合研究所
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主な会員企業: トヨタ自動車、ソニーコンピュータサイエンス研究所、NTTドコモ、本田技術研究所、京セラ、セイコーエプソン、住友電気工業、東レ、大日本印刷、TOPPAN、ミズノ、ワコム など
コンソーシアムの詳細については、公式サイトをご覧ください。
人間拡張コンソーシアム公式サイト
FastNeuraの入会背景と今後の展望
FastNeuraは、マルチモーダルな生体信号から人間の認知・情動状態を推定し、感覚刺激によるクローズドループ介入によって最適な状態へと導く認知介入技術を独自に開発しています。この技術は、身体能力の拡張、感覚の共有・保存、遠隔操作の高度化といった「人間拡張」の概念と高い親和性を持っています。
本コンソーシアムへの参画を通じて、FastNeuraは以下の取り組みを推進していく予定です。
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実証研究の加速: 会員企業・研究機関と連携し、多様な産業領域における「Sync」の実証を推進します。
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デバイス連携の検証: 他社のセンシング・アクチュエーションデバイスとの相互接続性を検証し、技術の汎用性を高めます。
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国際標準化への貢献: 認知介入技術に関する国際標準化議論に積極的に参画します。
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社会実装の推進: 教育、製造、ヘルスケア、スポーツなど幅広い分野への応用展開を目指します。
FastNeuraの代表取締役CEOである水口 成寛氏は、「人間拡張コンソーシアムへの入会を大変嬉しく思います。当社はこれまで、『無意識に働きかける認知拡張』という新たな領域に挑戦してきました。トヨタ、ソニー、NTTドコモをはじめとする日本を代表する企業・研究機関の皆様と同じテーブルで議論し、技術連携できることは、スタートアップにとって非常に大きな機会です。内閣府主導のSIPプロジェクトという枠組みの中で、認知介入技術の社会実装を加速させ、日本発の人間拡張技術で世界をリードする一翼を担いたいと考えています」とコメントしています。
株式会社FastNeuraについて
株式会社FastNeuraは、東京大学発のニューロテック・スタートアップとして、認知神経科学とAI技術を融合させた「認知拡張(コグニティブ・オーグメンテーション)」の社会実装を推進しています。マルチモーダル生体データから人間の無意識状態(情動・認知)を推定する技術や、感覚刺激などを用いて最適な認知・心理状態へ誘導するクローズドループ介入技術を独自に開発。また、脳・生体信号から推定された心身状態を既存のソリューションに組み込む生体適応型AIプラットフォーム「Sync OS」の開発・提供も行っています。
より詳しい情報は、FastNeuraの公式サイトをご覧ください。
FastNeura公式サイト
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