映画祭で高い評価を得たVRアニメーション『猫が見えたら』がSteamで配信開始

映画祭で高い評価を得たVRアニメーション『猫が見えたら』がSteamで配信開始

講談社、講談社VRラボ、KOMODOは、アニメーション作家である和田淳氏が初めて制作したVR映画作品『猫が見えたら』をSteamにて配信開始したことを発表しました。この作品は国際的な映画祭で高い評価を受け、ノミネートもされています。

Steamに対応した各種VRヘッドセットで体験できる本作は、2026年4月17日(日本時間)までの期間限定で、20%オフのローンチセールを実施しています。この機会に、VRならではの物語体験をお楽しみください。

和田淳監督作品「猫が見えたら」のポスター。病室のような空間で、少年が黒猫を抱き上げている。タイトル「僕は病気じゃない」が印象的で、講談社VRラボが制作に関わるアニメーション作品。

物語の概要

『猫が見えたら』は、日本の精神医療を背景に、亡くなった愛猫の姿が見える少年の物語を描いています。プレイヤーは“幻の猫”の視点となり、少年の体験や心の変化を見つめることになります。このユニークな視点を通じて、心のあり方や家族との関係、そして自己受容というテーマが繊細に表現されています。

講談社VRラボは、本作を通じてアニメーション表現の新たな可能性に挑戦し、従来の受動的な鑑賞体験をインタラクティブな体験へと進化させています。

漫画風の4つのパネルで構成された画像。人が浮遊する部屋、泣く巨人と煙、医療カートを押す人物とベッド、猫と医師がいるシーンが描かれており、シュールで夢のような世界観が特徴です。

制作チームとキャスト

本作のメインキャストは、以下の通りです。

  • なおき:若葉 竜也

  • みどり:遊井 亮子

  • 医師 稲居:利根 健太朗

  • 看護師 高頭:竹内 恵美子

  • 看護師 三木田:駒田 航

監督・脚本は和田淳氏、プロデューサーは石丸賢二氏が務めています。企画・制作は株式会社講談社VRラボ、製作・著作は株式会社講談社です。

和田淳氏について

1980年兵庫県生まれのアニメーション作家。大阪教育大学、イメージフォーラム付属映像研究所、東京藝術大学大学院で映像を学びました。2002年頃からアニメーション制作を開始し、「間」と「気持ちいい動き」をテーマに作品を手がけています。2012年には『グレートラビット』がベルリン国際映画祭短編部門で銀熊賞を受賞するなど、国際的に活躍する日本を代表するアニメーション作家です。代表作には『私の沼』(2017)、『半島の鳥』(2022)、『いきものさん』(2023)などがあります。

KOMODOについて

東京とホノルルに拠点を置くKOMODOは、未来のゲームやマンガ業界を形作る製品に取り組む企業です。KOMODOのウェブサイトでは、NIUHIの開発や、PCおよびゲームコンソール向け人気タイトルのパブリッシングについて紹介されています。また、Valve社が開発した「Steam Deck」などの日本、香港、台湾、韓国における正規販売パートナーでもあります。

本プロジェクトは、講談社、講談社VRラボ、KOMODOが共有するビジョンのもと、クリエイターの表現を支え、没入型ストーリーテリングを世界中のユーザーに届けることを目指しています。