Sentino株式会社、AIキャラクター制作・運営プラットフォーム「Sentino」を発表

イベントでの初公開とクローズドβテスト

2026年3月30日に開催されたAnimeJapan Week連動イベント『Voice AI × アニメ:次世代キャラクターのつくり方』にて、「Sentino」のプロダクトデモが初めて公開されました。

Sentinoイベントブースの様子

現在、クリエイターおよびIP保有企業を対象としたクローズドβテストへの参加者を募集しています。

Sentino Studioプロモーションブース

AIとアニメに関するイベント会場の様子

キャラクター経済の共通課題と「インフラ不在」

ゲーム、VTuber・バーチャルアイドル、そしてリアルアイドル/インフルエンサーといった巨大な市場では、「人格を持つ仮想の存在」に対し、ユーザーが感情的に関わり、継続的に課金する消費行動がすでに確立されています。これらの市場に共通するのは、「人格のある存在に対して、人々は継続的に対価を支払う」という事実です。

しかし、これらの市場全体に共通して不足しているのは、キャラクターを大規模に「制作・運営・収益化」できる統合されたインフラです。現在のAIソリューションは技術的な知識を前提とするものが多く、キャラクターを最も深く理解するクリエイターやIP保有者が、創造性を発揮する上での障壁に直面しています。また、汎用的なLLM(大規模言語モデル)を適用した場合に発生しがちな「キャラ崩壊」の問題も避けられません。

Sentinoは、クリエイター自身がキャラクターを制作し、ファンとの関係を継続的に運営し、収益化し、さらに複数のキャラクターが関係性を持って存在する、これらすべてを統合するプラットフォームとして、この「空白のレイヤー」を構築します。

Sentinoの3層構造と収益モデル

「Sentino」は、クリエイターや企業が自身の「AIキャラクター事務所」を立ち上げるための基盤を提供します。Sentino自身はIPを保有せず、キャラクターを直接運営することはありません。

プラットフォームは以下の3層で構成されます。

  • Sentino(基盤層):制作・運営・配信に必要なAIインフラを提供します。

  • 事務所層(企業・クリエイター):IP企業、ゲーム会社、VTuber事務所、個人クリエイターがキャラクターを制作・運営します。

  • ユーザー層(ファン):キャラクターとのインタラクションに対して課金を行います。

収益モデルはシンプルで、ユーザーからの課金がクリエイターの収益となり、Sentinoはインフラ利用料を収受する形です。

AIキャラクターの長期運営に適したIPの評価軸

Sentinoでは、AIキャラクターの長期運営に適したIPを明確に定義しています。継続的な課金が成立するためには、キャラクターが「話し続ける価値」を持つことが重要です。

評価軸は以下の3つです。

  • 世界観の拡張性:会話や物語が広がり続けるか。

  • IPの活性度:現在も継続的なコンテンツ供給があるか。

  • キャラクターの立体性:深みや矛盾、関係性など多層性があるか。

理想的なIP像としては、世界観に奥行きのあるストーリー駆動型IPが挙げられます。例えば、長編アニメ・テレビシリーズ型IP、ストーリー駆動のゲームIP、長期連載の漫画・ライトノベルIPなどがこれに該当します。一度きりの消費で完結するIPは、AIキャラクターの長期運営には適さないとされています。

Agent Matrix:キャラクターを「孤立させない」技術

従来のAIキャラクターは、「ユーザー × 1キャラクター」という閉じた関係に留まる傾向がありました。「Agent Matrix」は、この前提を変える技術です。キャラクター同士の関係性(対立、協力、恋愛、師弟など)を定義することで、複数のキャラクターがリアルタイムに相互作用し、世界が自律的に動き始めることを目指します。これにより、ユーザーは単なるチャットではなく、「キャラクターが存在する世界そのもの」に入り込むような体験ができるでしょう。

Sentinoの長期ビジョンでは、あらゆるIPがプラットフォーム上に独自の「世界の入口」を持つことを目指しています。これは、従来のメタバースが「3D空間を構築して人が来るのを待つ」モデルとは異なり、キャラクターの関係性ネットワークそのものが世界となるアプローチです。

プラットフォーム機能

クリエイター向け(SaaS層)

  • キャラクター設計エディター

  • 完全ノーコードでの操作

  • パラメータチューニング機能

  • Agent Matrix関係設計

  • 音声・マルチモーダル対応

クリエイターに求められるのは、技術的な知識ではなく、キャラクターへの深い理解です。

ユーザー向け(体験層)

  • 対話(テキスト / 音声)

  • 複数キャラクター同時体験

  • 記憶 / 関係性の進化

  • マルチデバイス展開

クローズドβテスト参加者募集

Sentinoは、AIキャラクターの可能性を共に拡張できる最初のパートナーとなるクリエイターやIP保有企業を募集しています。
IP保有企業、ゲーム会社、VTuber事務所、同人作家、インディーIP制作者の皆様は、以下のQRコードよりご登録ください。

クローズドβテスト参加者募集のQRコード

会社概要

  • 会社名:Sentino株式会社

  • 所在地:東京都港区虎ノ門1丁目17番1号

  • Founder / CEO:陳 昶(Chris Chen)

  • 代表取締役:唐 先智(Senchi Kara)

  • 設立:2025年6月

  • 事業内容:AIキャラクタープラットフォーム開発

  • URLhttps://sentino.jp/

  • お問い合わせ先:contact@sentino.jp