相模原市藤野で「ひと・さと映画祭」開催!森と湖、芸術が織りなす感動体験を無料で

「ひと・さと映画祭」とは

「ひと・さと映画祭」は、相模原市が支援する中山間交流拠点「森のイノベーションラボFUJINO(森ラボ)」の映画プロジェクトの一環として、藤野映画祭実行委員会が主催する映画祭です。藤野地区在住のアーティストの協力のもと、日本アニメーション協会の特別協力も得て、緑豊かな「藤野芸術の家」で開催されます。

藤野芸術の家

この映画祭では、かつてこの地で撮影された名作から、土地の記憶を辿る映像詩まで、藤野にゆかりのある多様な映像作家による作品が厳選して上映されます。また、森ラボで実施されたアニメーションワークショップの完成動画も披露されます。映画を愛する方々にとって、自然の中で一日中映画を楽しめる貴重な機会となるでしょう。

開催概要

  • 開催日時: 令和8年3月21日(土)10:00~17:00

  • 会場: 藤野芸術の家(相模原市緑区牧野4819)クリエーションホール

  • 参加費: 無料

  • 対象: 子供から大人まで、映画やアートが好きな方ならどなたでも

  • 主催: 藤野映画祭実行委員会

  • 共催: 森ラボ映画プロジェクト

  • 特別協力: 日本アニメーション協会

  • 企画運営: JAA アニメーション・キャラバン

  • 参加申込: 森ラボのメールアドレス(info@morilab-fujino.jp)へ、件名に「3/21 映画」、本文に氏名と電話番号を記載してお申し込みください。当日飛び込み参加も可能です。

上映プログラム

上映プログラムは3部構成で、「人・自然・社会のつながり」を改めて見つめ直す作品が中心に選ばれています。自然や人とのつながりが深い相模原市の地域性と親和性の高い作品が揃っています。

第1部 「ひと・さとアニメーション」 午前10時~12時

藤野にゆかりのある作家が手掛けたアニメーション、日本アニメーション協会が推奨する短編動画、そして森ラボのワークショップで制作されたメッセージ動画が上映されます。

  • 「520」 (5分37秒、2023年) 池辺凜(シュタイナー学園卒業生)

    • TAAF2024コンペティション部門学生賞など、多数受賞作品です。
  • JAAセレクションの短編アニメーションプログラム

    • 「birth つむぐいのち」(2016年) ほか
  • 森ラボ アニメーションワークショップ完成動画

    • 「とどけ! 声とカタチのメッセージ」

アニメーションワークショップ

第2部 「ひと・さと原風景」 午後1時~午後2時50分

  • 作品名:「花荻先生と三太」 (約80分)

    • 原作:青木 茂、監督:鈴木 英夫

    • 1952年公開のこの映画は、相模湖のほとりの村を舞台に、音楽学校出身の花荻先生といたずらっ子の三太たちの心温まる交流を描いています。豊かな自然の中で育まれる師弟の絆の物語です。

花荻先生と三太

第3部「ひと・さとコンテンポラリー」 午後3時~午後5時

  • 作品名:「土が血を循るとき」 (約15分)

    • 制作:渡邊拓也

    • 食べ物、生産者、消費者、そして自然環境のつながりを可視化しようと試みる作品です。私たちが日々口にする食べ物が、土や自然、そして多くの人々の手によって支えられていることに気づかせてくれます。

土が血を循るとき

  • 作品名:「for rest」 (約15分)

    • 制作:磯部真也

    • 森の中に置かれた食卓という象徴的なモチーフを、5年間にわたり撮影した映像作品です。人間社会では避けられがちな「死」をテーマにしながらも、自然界における生と死の循環を静かに描き出しています。言葉では表現しきれない自然の時間の流れや生命の連環を感じられる作品です。

for rest

  • 作品名:「敵意ある風景」 (約60分)

    • 制作:Hanwen Zhang

    • 中国吉林省の山中を舞台にした中編ドキュメンタリーです。脱北者問題を背景としたニュースや社会状況を追いながら、静かな山間の風景を通して、歴史、政治、国境をめぐる複雑な現実を映し出しています。美しい風景の中に、世界の様々な問題が重なって見えてくる作品です。

敵意ある風景

関連情報

「森のイノベーションラボFUJINO」とは

愛称「森ラボ」は、JR中央本線藤野駅近くに位置する、コワーキング機能を持つテレワークセンターです。相模原市の中山間地域と都心などを結び、人々の交流を促進する場として、様々なプロジェクトが進められています。

森ラボ

「藤野映画祭実行委員会」とは

藤野地区の地域住民が中心となって結成された団体です。令和6年に「森の国際映画祭with キネコ国際映画祭」を開催した「森の国際映画祭実行委員会」が、新たなメンバーを迎え「藤野映画祭実行委員会」として再編されました。映画製作や、映画館のない地域での映画祭開催など、映画にまつわる多様な取り組みに挑戦しています。

「藤野芸術の家」とは

豊かな自然の中で芸術に触れることができる神奈川県立の施設です。今回の映画祭の会場となる約300名収容のクリエーションホールのほか、木工、陶芸、ガラス細工などオリジナル作品が作れる3つの工房、宿泊施設、キャンプ場、レストランも備えた総合芸術施設です。

藤野芸術の家 工房