保護猫と子どもたちをつなぐ「ねこと絵本プロジェクト」が大阪で始動
NPO法人キャッツウェルケア(大阪市)と株式会社リレイション(京都府)は、保護猫の人馴れを促し、保護猫支援への参加ハードルを下げることを目的に「ねこと絵本プロジェクト」を開始します。2026年2月22日の「猫の日」に、この新しい取り組みの第一歩を踏み出します。

猫に絵本を読み聞かせる、その目的とは
このプロジェクトでは、人慣れしていない保護猫たちのそばで、猫が好きな子どもたちが優しい声で絵本を読み聞かせます。子どもたちは、ただ猫のそばにいて本を読み、時間を共有するのです。この自然で飾らない関わり方が、警戒心の強い猫にとって安心できる存在として伝わりやすいと考えられています。
猫は言葉の意味を理解できなくても、声のトーンやその場の穏やかな空気を感じ取る動物です。猫のそばで静かに本を読む時間が、「人間は怖くない存在かもしれない」と感じるきっかけになることが期待されています。「人は怖くないんだよ」という気持ちを届けることで、一頭でも多くの猫が幸せをつかめるように、このプロジェクトは立ち上げられました。

参加する子どもたちにも貴重な学びを
この取り組みは、猫のためだけではありません。参加する子どもたちにとっても、命に優しく向き合うこと、相手の気持ちを想像すること、そして「何もしないで、そばにいる」という優しさを、体験を通して自然に学ぶ貴重な時間となるでしょう。猫たちのための時間は、きっと子どもたちの心にも温かく残り、命の大切さを知る大人になったとき、未来の猫たちにも優しい存在になってくれることが期待されます。
「二つの壁」を越える新たな試み
環境省の発表によると、猫の殺処分数は年々減少傾向にありますが、譲渡の現場では「人慣れしていない猫」が敬遠され、長期間シェルターに在籍してしまうケースが少なくありません。また、保護猫活動への関心は高まっているものの、「猫を飼えない」「譲渡会に行くのはハードルが高い」と感じ、支援の一歩を踏み出せない人も多いのが現状です。
このプロジェクトは、「人馴れの壁」と「参加の壁」という二つの課題を同時に解決する「保護猫活動の入り口づくり」として企画されました。海外では、アメリカの動物保護団体「Seattle Humane」が保護猫への読み聞かせプログラムを実施し、猫が人に近づく行動を見せたという報告もあります(参考:sippo/朝日新聞社)。優しい声のトーンは猫の警戒心を和らげ、猫にとっては安心の時間に、人にとっては「なぜか自分も癒やされている」体験になることでしょう。


イベント概要
「ねこと絵本プロジェクト」の第1回読み聞かせ会が以下の日程で開催されます。
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日程: 2026年2月22日(日)
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①13:00~
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②14:00~
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③15:00~
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場所: NPO法人キャッツウェルケア あべの店 (大阪府大阪市阿倍野区三明町1丁目8-26)
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対象: 6歳以上の「猫のために何かしたい人」(13歳未満は保護者同伴)
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参加費: 無料
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定員: 各回2組(1回 約50分)
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申込方法: メールによる事前申込制 (info@catswc.org)
主催者からのメッセージ
本プロジェクトは、NPO法人キャッツウェルケア(代表:川越里佳)と株式会社リレイション(代表:井畑昌宏)が共同で主催しています。
株式会社リレイション代表の井畑昌宏氏は、「絵本を読み聞かせるという“日常の優しさ”が、人を怖がる猫の警戒心を解き、人馴れという社会化への一歩になることを期待しています。猫を迎えられない方でも、こうした活動を通じて保護猫と関わることで、支援が特別なことではなく、生活の一部になっていけば嬉しいです」とコメントしています。
団体概要と活動背景
NPO法人CATS WELCAREは2019年に任意団体として設立され、2023年にNPO法人化しました。主な活動は、保護活動や譲渡活動を通じて、庇護を受けられない猫たちに安住の場所を提供し、幸せな家庭へと導くことです。これまでに300匹を超える猫たちを新しい家庭へとつないできました。
保護の依頼は増加傾向にあり、保護猫活動への認知度は高まっているものの、「目的意識を持った一部の人だけが訪れる特別な場所」というイメージがいまだ根強いのが現状です。このような状況を改善するため、同団体は2025年4月に新しいコンセプトの保護ねこ施設「ホーリーハウス」をオープンし、様々なイベントを通じて保護猫の存在をより身近に感じてもらうための取り組みを進めています。
関連情報
NPO法人CATS WELCAREの活動については、以下のリンクから詳細をご覧いただけます。
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公式Instagram: <https://www.instagram.com/catswelcare_>
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公式X: <https://x.com/CWelcare>



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